スポンジフィルターは底砂に埋めてもいいの?
アクアリウムには、慣れてくると誰しも一度は試してみたくなる“裏技”が、多々あります。
そのひとつが、スポンジフィルターの設置方法を少し変えて、底砂に埋め込んでしまうという手法。
見た目もすっきり、ろ過効率もアップ…なんて声もありますが、本当にうまくいくのでしょうか?
この記事では、実際にやってみた顛末をストーリーで紹介したいと思います。
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アクアリウム歴もすぐ20年目突入の主夫が、水槽の気になる知識やコツやときどき自腹で商品レビュー、さらにおまけで自作やちょっとした裏技を紹介するブログ。
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【最近の投稿】アクアリウムには、慣れてくると誰しも一度は試してみたくなる“裏技”が、多々あります。
そのひとつが、スポンジフィルターの設置方法を少し変えて、底砂に埋め込んでしまうという手法。
見た目もすっきり、ろ過効率もアップ…なんて声もありますが、本当にうまくいくのでしょうか?
この記事では、実際にやってみた顛末をストーリーで紹介したいと思います。
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水槽のガラス面にこびりつく頑固な緑苔。
スポンジや歯ブラシでは歯が立たない……、そんなことありませんか?
こういう時に頼りになるのがスクレーパーです。
まるで三角定規のような見た目ですが、扱いやすくいプラスチック製。そのため、傷を付けづらいので安心して使えるのが魅力です。掃除の効率がぐんと上がります。
今回は、そんなフレックスのスクレーパーと宿敵緑苔のストーリー。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
水槽を立ち上げてから、もう何か月が過ぎただろう。
その間に、プレコはみるみるうちに食欲を増していった。
プレコタブレットに加え、四六時中流木をガジガジとかじっている。
そして、食べた分だけ、出てくるものも増える。
糞の量がすごいのだ。もう笑うしかない。
青く美しいブルーライト。
夜の水槽の演出としては魅力的ですが、その光、水中では思いのほか遠くまで届いていることをご存知でしょうか?
人には落ち着いた色でも、魚にとっては「昼」と変わらない強い光になる場合があります。とくに夜行性の魚にとっては、大きな刺激になっていることも。
今回は、ブルーライトの波長の特徴と、魚の感じ方について、ストーリーをもとにお話しします。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
夜の青は、魚にとって昼なのかもしれない
どの店でも、20年前はカラー蛍光灯が売られていた。
今ではLEDばかり。
あの独特ななまめかしさも、懐かしい記憶の片隅に沈んでいる。
水槽のろ過を強化しようと思って、「外掛けフィルターにセラミックろ材を入れてみよう!」という方、けっこう多いのではないでしょうか。わたしもその一人でした。
でも、実際にやってみると楽しい反面、意外と……
今回はそんな話をストーリーにしてお届けします。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
わたしの小さな水槽――たった20リットルのプレコ水槽に異変が起こり始めたのは、セルフィンプレコが10cmに迫ろうかという頃だった。
食欲も排泄も日に日に盛んになり、それに比例してフィルターたちがついに悲鳴を上げ始めた。スポンジにウール、どれも茶色く目詰まりし、水の勢いが落ちるたびにもみ洗い。山となって出てくるのは、細かい木くずだった。
「もう、どうしようもない!」
と、手始めにブリラントをツイン仕様に変更した。
次は、外掛けフィルターの改造だろう。スポンジストレーナーはすでに付いているが、木くずを完全に防げるわけではない。
ウールで詰まるなら、もっと通水性の高いろ材を使うべきだろう。
――あの裏技を使うしかない。
スポンジフィルターを使う際、見落とされがちなのが「排水パイプの位置」。
水中? それとも水面の上?
――その選び方ひとつで、水槽内の流れや音、油膜の出やすさまで変わってしまいます。
今回は、ブリラントフィルターを例に、設置位置ごとの特徴と選び方を解説しますが、
……物語の通り、奥が深く少々あいまいな話かもしれません。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
ぴょこんと飛び出したパイプの先から、ショワショワと水が落ちている。
気泡混じりの音が、静かな部屋に不規則なリズムを刻んでいた。
わたしは悩んでいた。
テトラのスポンジフィルター、ブリラントフィルターという立派な名前のこのフィルターの排水パイプについてだ。これをどこに置くべきかという問題。
――水中か、水面か、それとも今のように少しだけ上に出すべきなのか。
パイプは二段に分かれていて、継ぎ竿みたいに長さを調節できる仕組みになっている。
だが、上に上げすぎれば水は止まってしまうだろう。かといって、下げればいいという単純な話でもない気がする。
わたしは迷った末、あの人を呼び出した。
水槽のろ過をもっとパワーアップしたいけれど、お手入れも簡単にしたい――そんな人にぴったりなのが「テトラ ツインブリラントフィルター」です。縦に並んだ2つのスポンジで、ろ過力も使いやすさもぐっとアップ。
今回はストーリーで、そんなツインブリラントフィルターの紹介をしたいと思います。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
最近、なんだか妙に気になることがある。
わが家の水槽で使っているブリラントフィルターのスポンジが、以前よりも硬くなった気がするのだ。
夏の水槽管理に欠かせない逆サーモ。
設定温度を超えたときに冷却ファンを作動させる重要な機器ですが、故障していると水温が危険なレベルまで上昇することもあります。
今回は、逆サーモに起きた事件を元に、簡単にできる点検方法を紹介したいと思います。
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あれは、水槽をはじめて三年目の夏だった。
まだ七月の上旬だというのに、天気予報は今年初の猛暑日だと伝えていた。わたしは朝からパタパタと、水槽の夏対策を入念に見直していた。
夏がやってくる!!
外掛けフィルターを使っていて、「水がウールマットを通らずに横から流れている」ような現象に気づいたことはありませんか?
それはろ材の劣化による“素通り”のサインかもしれません。
再利用を重ねたウールマットは詰まりやへたりで通水性が落ち、水がろ材を通らなくなることがあります。交換の見極めが大切です。
今回は、そんな話をストーリーとともに紹介します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
セルフィンプレコは、今日も流木にぴったりと張りついていた。
この20Lの小さな水槽で、セルフィンプレコと暮らして、もうどれくらいになるだろう。
まだ1か月と半分しか経っていない。だが、そう思うほどにここまでの道のりは長かった。
外掛けフィルターと、スポンジフィルター。
小さな水槽に二つのろ過装置という、ちょっとした贅沢仕様。
それでも今まで、ろ材を交換して水が白濁したり、泡が消えなくなったりと、茶ゴケが出たりと、いろいろなトラブルに見舞われてきた。
そのたびに乗り越えて、美しい水槽に戻してきた。
……だが、今日のは少し様子が違う。
水槽のエアポンプまわり、逆止弁(チェックバルブ)はちゃんと付けていますか? 実はこの小さなパーツ、つけていないと“ある日突然”床が水浸し……なんて事態も起こり得ます。
今回は、逆止弁の役割と、知らないと怖い「サイフォンの原理」について、初心者にもわかりやすくストーリーで解説します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
水換え中。
立ち上げたばかりの20Lプレコ水槽、わたしにとっては記念すべき一つ目のアクアリウムタンク。
……なのだが。
まだ「逆止弁(チェックバルブ)」という存在を知らなかった。
底砂を洗ったあと、手がひりひりした経験はありませんか?
とくに大磯砂など天然の砂利は、細かな傷をつけやすく、思わぬ手荒れの原因になります。今回は、水槽の底砂を扱うときにおすすめの手袋と、作業後の手荒れを防ぐためのハンドクリームの選び方について、ストーリーとともに紹介します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
暖かな日の光が、白いビルの外壁を柔らかく照らしている。潮騒が微かに聞こえるたび、優しさにあふれた風が体を包み込んでくれるような……そんな気がした。
水槽の水位、どこまで上げていますか?見た目を重視してギリギリまで満たす方も多いかもしれませんが、実はそれ、思わぬトラブルのもとになることも。今回は、水位が高すぎることで起こりやすいリスクについて、ストーリーとともに解説します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
今日はひとりで、いつものアクアショップに立ち寄った。
目当ては、あの奇妙な形のエアポンプ――「ニッソーθ6000」。
まるで戦車の砲弾のような、ずんぐりとしたシルエット。
店の片隅で、わたしを待っていたかのように棚の上に鎮座している。セールで3,000円。ちょっと高い気もするが、毎分5リットルの吐出量、二口仕様、しかも今後水槽が増えることを考えると、むしろお買い得なのでは? などと、頭の中で言い訳が飛び交った。
「そう、水槽熱が高まっている今のわたしには、これは必要経費なのだ」
今使っているメーカー製の水槽、ちょっと変わった寸法をしていて、上部フィルターを載せられない! アクアリウムを続けていく中で、そんな悩みにぶつかる方は少なくないはず。
そんな時助けてくれるのが外部フィルター。
少々癖のある道具ですが、給水パイプと排水パイプの位置の自由度が高いのが大きな特徴です。
今回は、そんな外部フィルターについて、ストーリーとともに紹介したいと思います。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
最後に乗り継いだのは、クリーム地に青のラインが走る電車だった。
ごった返す駅を抜けると、私たちはただひたすらに地下道を歩いた。天下に名だたるビル群を横目に見ながら。
通勤ラッシュでもないのに人ごみにまみれた地下鉄の駅をすり抜け、眠らない歓楽街の地下を、さらに、さらに降りていく。
外部フィルターを初めて使うとき、意外とつまずきやすいのが「呼び水(よびみず)」の作業です。
フィルター本体は見た目も構造も本格的で、設置後すぐに電源を入れたくなってしまいますが、実は一番「よく説明書を読んでほしい」タイミング。
ここで、フィルターの中にあらかじめ水を通しておかないと、ポンプが空回りしてしまい、まったくろ過が始まりません。また、大小様々な失敗が起こりやすいポイントとなっています。
この記事では、大失敗するストーリーとともに、呼び水の基本手順と、失敗しがちなポイント、そしてちょっとしたコツまでをご紹介します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
初めての外部フィルター。手にしたのは憧れの「エーハイム」
エコS(2231)と呼ばれた緑のフィルターがわが家やってきたのだ。
懐事情は相変わらず厳しく、セラミックろ材には手が届かなかった。
だが、付属品の青いスポンジがついているで大丈夫だ。
これをろ材バスケット一杯に敷き詰めれば、さぁ後は、電源を入れるだけだ。
ホースもつないだ。吸水パイプよし、排水パイプよし、タップも確認済み。
「いざ、出陣!」
ある日ふと水槽を見たら、水面にうっすらと油のような膜が……。「これって大丈夫?」「魚に悪影響あるの?」と不安になったことはありませんか?
今回は、あることが原因で、水槽の油膜が発生するストーリーを紹介したいと思います。後半では、油膜が発生する4つの原因とその対処方法を解説します。
原因を知れば、対策も取りやすくなりますよ!
※
主人公とお師匠様に名前がないのは読みづらいという指摘を受けたので、今回から、便宜的に主人公にアクア、お師匠様にロゼッタとそれぞれ名前を付けることにしました。
今後とも二人のストーリーをごひいきにしていただければと思います。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
話は、新規にポリプテルス水槽を立ち上げる前までさかのぼる。
暑い季節になると、水槽の魚たちの元気に泳ぎまわる姿が涼しげに見え、ついつい「もう少しエサをあげようかな」と手が伸びてしまいます。
でも、ふと水面を見ると――なんだか泡がいつまでも消えない?そんな経験はありませんか?
実はこれ、夏の水槽でよく見られる「トラブル」のサインかもしれません。
今回は、ストーリーとともに紹介したいと思います。
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(これは20年以上前の物語)
エアレーションに冷却ファン、夏対策はばっちり――だったはず。
8月も中旬、うだるような暑さが続いたある日。
ふと気づくと、水槽の四隅に泡がもこもことたまりはじめていた。
「……なんで? 対策したよね?」
水槽が、数日で白く濁ってしまった。そんな経験はありませんか?
「白濁」は、バクテリアの急増や汚れの蓄積など、いくつかの原因で起こります。
見た目は同じでも、時期や状況によって理由は異なり、それぞれに合った対処が必要となります。
この記事では、飼育中に見られる濁りについて、ストーリーとともに原因と解決法をわかりやすく紹介します。
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(これは20年前の物語)
プレコ飼育を始めてから、ようやく生活の中に水槽がなじんできた。
水換えのタイミングもつかめてきたし、何だかんだでアヌビアス・コーヒーフォリアも枯れずに育っている。
昼は流木の影に隠れているセルフィンも、夜になるとそっと出てきて流木をかじるようになってきた。
そんな何気ない日常に感謝して、彼にごちそうを奢ることにした。
プレコの大好物といえば……
そう、きゅうりだ!
聞けば、熱狂的な「モフモフ」が拝めるらしい。
晴れて一介のプレコ飼育者となったわたし、一目でいいから見てみたい。
とはいえ、いきなり大胆にはできない。
餌付けをしたときと同様、夜に入れて朝に取り出す方式を採用する。
夜、縦に真っ二つに切ったきゅうりを沈めて準備完了。
明日の朝、うまくいけば芯が削れ、あの吸いつき跡が見られるかもしれない。
そんな期待を胸に、わたしは静かに部屋の明かりを落としたのだった。
なんだか最近、水槽の様子がいつもと違う。
魚は元気そうだけれど、水が少し濁っていたり、コケがやたらと増えたり……
それはもしかすると、水質が悪化しているサインかもしれません。
今回は、水槽の見た目でわかる「水質悪化の兆候」をストーリーで4つご紹介します。毎日の観察で気づける小さな変化ですが、魚たちを守る大きなヒントになることもあります。
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(これは20年前の物語)
人生初のアクアリウム。主役はセルフィンプレコ。
悠々とガラスを貼りつくその姿、「よし、順調」と思ったのも束の間――。
「……え? 亜硝酸、出てる?」
試薬が見せたのは、疑いようのないオレンジ色。
焦った末、「ろ材がヘタってるのかも」と思い込み、外掛け専用ろ材を丸ごと交換。
結果、バクテリア退場、意図せず水槽リセット、とんだ愚行をしてしまった。
もはや、お手上げ状態だ。
水槽にエアカーテンを取り付けたのに、泡が出ない――そんな経験はありませんか?
わたしも小型ポンプで試し、結局大きなエアポンプをわざわざ買いに戻ったことがあります。
この記事では、その原因と正しい対策をストーリーとともに、紹介したいと思います。
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(これは20年以上前の物語)
気がつけば、45cm規格の水槽にポリプテルスの幼魚が3匹。
夜な夜なこちらの顔を見上げ、フリフリと踊ってくれる姿に、わたしはふと不安を覚えた。
梅雨が明けてから、部屋の温度は日ごとに上がり、今や夏本番。
どうにかしてこの子たちに、涼やかな風を贈ってやれないものか。
エアカーテン。それは前々から気になっていたアイテムだった。
水槽の底から立ち上る無数の泡が、水中に細かな波紋を広げる。
きっと、見た目にも涼しくて、水面を波立たせるのにもぴったりなはずだ。
けれど問題がひとつ。
いま、わが家にある強力なエアポンプは、プレコ水槽に出張中なのだ。
だからといって、この水槽のスポンジフィルターを取り外すわけにはいかない。
サブフィルターと交換だなんて、本末転倒なのだ。
「夏は暑いから水槽用ヒーターはいらない」、そう思っていませんか?
確かに日中の室温は高く、水温も上がりがちです。しかし、ヒーターを完全に切ってしまうことで、思わぬリスクを招くことがあります。
特に小型水槽で熱帯魚を飼育している方は要注意です。本記事では、夏でもヒーターを使い続けるべき理由を1つのストーリーとともに伝えたいと思います。
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「夏はヒーターはいらないですよね? 電気代も節約できるし」
しかし、お師匠様はわたしの顔をのぞきこみ、怪訝な目をした。
「キミ、それ本当に言っているのかい?」
アクアリウムを始めてしばらく経つと、どうしても気になってくるのが「エアポンプの音」。
「ブーン……」という低い振動音が夜中に響いて、眠れなかった経験ありますよね?
じつはその音、ちょっとした工夫でぐっと静かにできるのです。
今回は、エアポンプを“吊るして使う”という意外なテクニックについて、ストーリーで紹介したいと思います。
振動音の軽減だけでなく、熱対策やスペースの有効活用、さらには故障リスクの回避まで、メリットは盛りだくさん。
「えっ、そんなことで?」と思うかもしれませんが、知っておくときっと役立つ、小さなコツのひとつです。
さっそく、その効果と理由を詳しく見ていきましょう。
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(これは20年前の物語)
明日はテストだ。
夜の三時まで、ひたすら暗記。
アセチルコリン受容体には、ムスカリン受容体とニコチン受容体がある。アゴニストはムスカリンとニコチンで、アンタゴニストはツボクラリン、アトロピン、スコポラミン……。
意味不明なカタカナの羅列が脳内で踊るようになったころ、ついにわたしはベッドに潜り込んだ。
……寝よう。いや、寝なきゃ。
――が、
ブーン……
「……うるさい! エアポンプ、うるさすぎるって!!」
新しいエアチューブに交換したら、「エアストーンから泡が出ない!」というトラブルに見舞われたことはありませんか?
ポンプは動いているのに、チューブの先から出るはずの空気がぷつりと止まり、「故障?」と勘違いしてしまうことも。その原因は、意外にも単純な「チューブの長さ」にあることが多いのです。
この記事では、エアチューブから空気が出なくなる原因とその仕組みをストーリーとともに、ご紹介します。
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(これは20年前の物語)
初夏。梅雨入り前の空はまだ眩しく、透き通るような青さに染まっていた。
好天の下で訪れた店で、ついに2本目の水槽を手に入れた。エーハイムの30cmキューブ、それもハイタイプ。たった10cm高くなるだけでスリムかつスタイリッシュに映るその姿は、まるでモデルのようだった。
アクアリウムでおなじみの「エアストーン」。水槽から立ちのぼる泡を見ていると、それだけで癒されるような気分になりますよね。でも、この泡、ただきれいなだけではありません。
「泡が出ているから、魚も安心」――そう思っていませんか?
もちろん間違いではありませんが、実はこの泡、水中の酸素量を上げるうえで意外な働きをしているのです。今回は、そんなエアストーンの本当のしくみを、ストーリーとともに紹介してみたいと思います。
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(これは20年前の物語)
エアポンプが少し大きすぎた。
ネオンテトラたちが驚いて隅に集まってしまう姿を見て、わたしは三又分岐を使い、空気の量を調整するようにしていた。
アクアリウムの基本装備のひとつといえば、エアポンプとエアストーン。見た目にも涼しげで、水中に細かな気泡を送ってくれる便利なアイテムですが、ただ入れておけば良いというものではありません。
実は設置場所やエアの強さによっては、魚にストレスを与えたり、水草の生長を妨げてしまうこともあります。今回は、エアストーンを使ってエアレーションを行う際に気をつけたい4つのポイントを、ストーリーとともにわかりやすくご紹介します。
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(これは20年前の物語)
アスファルトの大地にビルの森。ふらりと立ち寄った熱帯魚店で、わたしはその水辺の草原を駆け巡る小動物のような魚たちに息を呑んだ。
「ネオンテトラ……だよな?」
アクアリウムを始めるとき、多くの人が悩むのが「水槽立ち上げ中の水質チェック」。試験紙にもさまざまな種類があって、全部そろえると結構なお値段になりますよね?
特にアンモニア・亜硝酸・硝酸。この3つは魚の命にかかわるほどの重大な指標ですが、実はこの中で“亜硝酸”の試験紙さえあれば、ほかの2つは無理にそろえる必要はありません。
この記事では、ストーリーとともに、その理由をわかりやすく解説します。
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(これは20年前の物語)
アンモニアに亜硝酸、それに硝酸。
目の前に並んだ試薬セットの値札を見た瞬間、わたしの口から思わず声が漏れた。
「全部合わせて……6000円!? そんなお金ないよ!」
底砂の掃除って、どのくらいのペースでやればいいの?――アクアリウム初心者が必ずと言っていいほど悩むこの問題。実は、魚の種類や水槽の状態によって、最適な頻度は大きく変わってくるんです。
今回は、この問題についてストーリーで紹介したいと思います。
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(これは20年前の物語)
最近、ケータイ片手に、「熱帯魚 底砂 掃除 頻度」と検索することが多くなっていた。
底砂は、水槽の中で最も汚れがたまりやすい場所。見た目には分かりにくくても、放っておくと水質の悪化や病気の原因になってしまうこともあります。この記事ではストーリーで、底砂掃除の理由についてわかりやすく紹介したいと思います。
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(これは20年以上前の物語。)
それは、初めてのプレコタブレットだった。
寝る前に小さな円盤状のそれを、そっと底に沈めたのだが、どうやら意中の相手に見向きもされず、残飯になってしまったようだ。このままでは水を汚すだけだと思い、わたしは早々にピンセットで取り出そうとした。
ところが――。
「へにゃっ」
情けない音を立てて折れたタブレットは、取り出す途中で二つに分裂し、さらに着底と同時に四つに砕けた。その一部は、底砂と流木の隙間にすっぽりと入り込んでしまった。
水槽の水がなんとなく黄ばんでいたり、流木を入れたら色がついてしまったこと、ありませんか?
そんなときに頼りになるのが「活性炭」というろ材です。わたし自身も、プレコ水槽を立ち上げたばかりの頃は、活性炭のありがたみを実感したものです。
今回は、そんな活性炭について、ストーリーとともに紹介したいと思います。
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(これは20年前の物語。)
最近、どうもプレコ水槽が茶色っぽく見える気がしていた。
透明だったはずの水が、いつの間にか琥珀のように色づき、ライトに照らされるたび、水面にやわらかな影を落とす。
「どうしてだろう……」
つい声に出して呟いてしまう。心当たりがないままでは、どうにも落ち着かない。
秋の空気はどこか澄んでいて、背中を押されるように、わたしはいつもの熱帯魚店へ足を向けた。
外掛けフィルターを使っている方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
吸水口に取りつける「ストレーナースポンジ」。
実はこれ、地味ながらとても頼れる存在なんです。今回は、私が初めてストレーナースポンジを手に取ったストーリーとともに、その役割を紹介したいと思います。
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(これは20年前の物語。)
九月のある日、港町の熱帯魚店へと足を運んだ。
暦のうえでは秋に入っているはずだが、夕陽はまだ真夏のようにじりじりと肌を焼き、海から運ばれてくる風には湿った熱気がまじっていた。
熱帯魚水槽の印象を大きく左右する「底砂」。
その中でも、シックな色合いと良好な使用感でひそかに人気を集めているのが「ガーネットサンド」です。
その名の通り、ざくろ石として知られる天然鉱物「ガーネット」を砕いて作られた底砂ですが、ただの飾りではありません。しっかりとした実用性も兼ね備えており、中・大型魚を飼育している人の強い味方なのです。
今回は、そんなガーネットについてストーリで紹介しつつ、後半で詳しく紹介したいと思います。
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(これは20年前の物語。)
大磯砂を使っていた。
だが、プレコの糞をプロホースで吸おうとするたび、思わずため息が出る。どうにも掃除がうまくいかないのだ。
水流を強めにすれば、糞は簡単にバケツへと排出される。が、注意して使わないと、ふとした拍子に底砂を吸い込みプロホースのパイプが詰まる。
これではいけないと、今度は水流を弱めにしてみたのだが……、今度はまるで糞がびくともしない。それもそのはず、流木のカスを含んだプレコの排泄物は見た目以上に重たく、弱い水流ではバケツになかなか出ていかないのだ。
どうしたものか……と頭を抱える日々だった。
今日は、小型水槽でおなじみの2種類のフィルター、「水作エイト」と「テトラのスポンジフィルター」の違いについて、ひとつの物語とともにお話ししてみたいと思います。
アクアリウム初心者の方も、すでに何本か水槽を回している方も、フィルター選びに迷ったときの参考にしていただけたらうれしいです。
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(これは20年前の物語。)
サークル活動が終わったばかりの午後。
陽が落ちてもなお蒸し暑く、焼き鳥屋から立ちのぼる煙が高架橋の下にたまり、空気をさらに重たくしていた。
わたしはその煙の匂いに少しむせこみながら、いつもの熱帯魚店を目指して歩いた。
今日の待ち合わせ場所は、もうすぐそこだ。
夏の水槽は、どんどん上昇する外気温につられ、水槽の水温も上がりがち。
特に熱帯魚や水草にとって、高水温は命に関わる問題です。そこで、今回は水温対策グッズの1つである「ライトリフト」について、20年前わたしが体験した物語とともに紹介します。
付属品で目立たない存在ですが、水温管理やメンテナンス性アップに効果的なんです。
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(これは20年以上前の物語。)
「……あつい、暑すぎる」
大学から帰宅すると、わたしは自室のドアを開けた瞬間に顔をしかめた。一軒家の二階、それは太陽に一番近いフロアであり、夜が近づいてもなお、空気が熱を帯びている。
クーラーはつけっぱなしにしておいたはずなのに、部屋の空気は熱気を含んでいて、肌にまとわりつくようだった。
煌々とライトがつき、ファンがうなる水槽。
水温計を見て、思わず目を疑う。
31℃だ。
夏。気温も上がり、エアコンが切れればも室内はすぐに蒸し風呂状態。そんな中でもアクアリウムを支えるのが、冷却ファンです。
でも、ちょっと目を離すと水位がぐっと下がっていた、なんてことありませんか?
実はこの季節、室内クーラーに冷却ファンにと、水槽から水が蒸発するスピードは想像以上。これが、魚にとってはストレスの起点となってしまうことがあるのです。
今回は、夏だからこそ大切な「足し水」について、わたしが重要性に気が付いた物語とともに詳しくお話ししてみましょう。
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(これは20年以上前のこと……)
プレコを飼育して、もう3年。
最初は一匹だったはずなのに、いつの間にか三匹、四匹となり、水槽の中がにわかににぎわい始めてきた。流木に隠れ、流木を争い、夜になると餌を求め、活発に活動を始める小さな生き物。わたしはすっかり夢中になってしまっていた。そう、今までの小型水槽ではもう狭いのだ。
水草水槽の中を、きらりと光る青い影がすいすいと泳いでいく。
そんな幻想的な光景をつくってくれるのが、小型美魚「ブルーテトラ」です。
丈夫で飼いやすく、泳ぐ姿がとても美しい熱帯魚ですが、気をつけたいポイントがあります。
今回は、わたしが大失敗した物語とともに紹介したいと思います。
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(これは、今から20年前の物語。)
30cmキューブ水槽にささやかな水草の森を育てはじめていた。小さなネオンテトラたちが、青と赤のラインをきらめかせて群れる姿は、まるで水中の万華鏡のようだった。しかし、きらめく数が少なく、少し空虚にに感じられた。
今回は、冷却ファンの稼働確認について紹介したいと思います。最高気温が30度以上になり、冷却ファンを設置するタイミングを迎えつつありますが……、「その冷却ファン本当に大丈夫ですか?」
わたしとアクアリウムの大先輩こと「お師匠様」のストーリーで、その過酷な環境と耐久性の問題を述べつつ、後半では簡単な点検方法についてお話していきたいと思います。
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(これは、おおよそ20年前のこと……)
飲み屋街を通りぬけ、今日も「熱帯魚のあの店」へと足が向く。
照明に照らされた水槽が並ぶ店内は、静かながらもどこか落ち着く場所だ。
熱帯魚といえば、昼間に元気よく泳ぎ回る姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、「夜行性」の性質をもつ魚たちもたくさんいるのです。
日中はほとんど動かず、じっと物陰に隠れている彼らの姿を見て、「具合でも悪いのかな?」と心配になることもあるかもしれません。でも、それはごく自然なこと。今回は、夜に静かに動き出す熱帯魚たちとの、ちょっとした付き合いの物語をご紹介します。
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(今から20年前のこと)
次の授業が始まるまで、ほんの少し時間があった。
広々とした大学のキャンパスを歩いていると、木陰から手を振る誰かの姿が見えた。
あれは、わたしの熱帯魚の“お師匠様”。
「よぉ? 今日、どうだい?」
軽い口調でそう言って、まるでわたしの放課後の予定を決める権利でも持っているように笑った。
わたしは、いつものように二つ返事でうなずいた。
行き先は決まっている。いつもの熱帯魚店まで一緒に行くのだ。
前回、ポリプテルスの話を書いていたら、20年前に維持していたポリプテルス水槽について色々と思い出したので、その時の話をしてみたいと思います。
今回は、ポリプテルスが夜行性だと深く実感した時の物語と、実際に餌金を与えるときの注意点を述べていきたいと思います。
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また、来てしまった。
年の瀬の飲み屋街。凍てつく風が路地に吹き抜け、赤ちょうちんの明かりに誘われるように、人々が吸い込まれていく。サラリーマン、若いカップル、疲れた顔の一人客。年齢も職業もまるでバラバラで、まるで人生の縮図のように感じられた。
梅雨を迎え、そろそろ水槽の夏対策も必要になってきました。
水槽のフタを取り外す機会も増えてきましたので、過去の失敗談とともにフタをする理由について、述べていきたいと思います。
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20年以上前のこと。まだ秋の気配が浅く、じっとりとした蒸し暑さが残る夜だった。
大学帰りに飲み屋街を抜けて、その奥まった場所にある熱帯魚店へ2人で向かう。看板のネオンがにじむ静かな通りの先に、変わらぬ店の灯りが見えた。
今回は、外掛けフィルターとその失敗談について。
初めて水槽を立ち上げた時に、アンモニアや亜硝酸が下がらないのはフィルターが悪いと決めつけ、無謀にも外掛けフィルターのろ材を交換したことがあります。
今回はその物語と、外掛けフィルターの特徴について述べていきたいと思います。
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真夏の夜、港町に吹く風は清らかで、日中の熱気をすべて海に返したようだった。ライトに照らされたホームセンターの出口を出るとき、わたしの両手には、ずしりと重たい20L小型水槽セットと、小さな生命を宿したビニール袋。覗き込むと小さなプレコがひとつ、ぐるりと回転して見せた。ついに買ってしまったのだ。
テトラスポンジフィルターについて。
無骨を通り越して、もはや何とも言えない不思議な形状をしているこのフィルターですが、実は……というより多くのアクアリウムファンがご存じの通り、小型水槽との相性は抜群です。
今回はわたしの20年前の失敗談を紹介しつつ、その理由や気を付けたい欠点を述べていきたいと思います。
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かっこいい!
このような表現は似つかわしくないかもしれないが、わたしにはF-117ステルス戦闘機のような、独特ながらも洗練されたスタイリングに見えたのだ。
「水を先に張ってから底砂を入れてもいいだろう」と思ったことはありませんか?
わたしも経験の浅いころに、この過ちをおかし魚たちをびっくりさせてしまったことがありました。
実際、水を張った状態で底砂を入れるのは、さまざまなトラブルを引き起こす原因となることがります。この記事では、前半は失敗談を読み物として、後半にてその理由を4つに分けて詳しく解説し紹介します。これから水槽を立ち上げる方や、リセット・リニューアルを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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アクアリウムを始めたのは、もう二十年も前のこと。
右も左もわからぬままスタートしたプレコ水槽も落ち着き始め、やっと心に余裕を持って見れるようになった熱帯魚店。そこで、小さなネオンテトラたちが群れになって泳ぐ展示水槽に目に留まる。きらめく青と赤のラインが「群れを成して」泳いでいた。
水草の美しい育成にはCO₂の添加が効果的ですが、市販のCO₂添加システムは高価で初心者さんには少しハードルが高く感じられるかもしれません。そこでおすすめなのが発酵式CO₂添加となります。家庭にある材料で手作りできるうえ、電源も不要。コストを抑えながら気軽に水草育成に挑戦できる手段として、アクアリウム初心者の方を中心に、いつの時代も根強い人気がある方法です。
今回はこれについて、読み物調で過去の失敗を述べつつ、これから迎える夏ならではの注意点にも触れ、紹介していきたいと思います。
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今回はニッソーの水足しくんについて。
先日過去の投稿を修正したので、今回は簡単なレビューに「読み物」をしたため投稿したいと思います。
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桜咲く入学式も終わり、新しい夢をスタートさせる人も多い季節となりました。
さて、今回は、今回は1カ月間だけCO₂の無添加を試して時のお話です。
一度でも高校で生物を履修した人ならば、植物にとって二酸化炭素がどれだけ大切なものなのか、すぐに思い浮かぶはずです。それもそのはず、CO₂は光合成におけるブドウ糖の直接的な原料であり、光や水と同じく生長に直結する超が付くほどの重要な物質です。
その添加を止めれば、どのような結果を生み出すのかは見るよりも明らかです。しかし、そこに勝算を見いだしたのにはワケがあるのです。
今回は、テトラ 26℃ミニヒーター100Wにありがちなトラブルについて紹介したいと思います。
が、その前に、まずは簡単にレビューを述べておきたいと思います。
さて、久しぶりの投稿となります。
その原因は、HDDの破損。厄介なことに突然ブルースクリーンになるようなことはなく、最初の症状は漢字変換のもたつきからでした。やがて、ファイルの読み込みエラーを起こしはじめ、ソフトの起動も怪しいものに。ここへきてやっとツールで調べたのですが、無限に湧き出る不良セクタの山、山、山。
これはドライブ交換を要しそうな気配。しかし、クローンで手を売ってみたものの状況は好転せず。再インストールという最悪の自体となりました。
クリーンインストール自体は若いころから幾度となくしたことがあるので、わたしとしてはハードルの低い作業になるのですが、作業環境の復元にはやはり時間がかかり、最後の記事から数か月たって、やっととこさの投稿となってしまいました。
というわけで、今回は故障のお話。え? PCの話かって?
いいえ、もちろんアクアリウムネタですよ。冬の故障の鉄板といえば、そう! ヒーターです。
禍を転じて福と為すミクロソリウム・ウェンディロフが増えすぎて困った話
今回は10年以上前に経験した、わたしの中でウェンディロフを語る上で外せない出来事を読み物テイストで記していきたいと思います。
なお、当記事は過去記事より削除されたパートを修正し書き直したものとなっております。結末を知っている方は悪しからず。
今回は、USB接続のファンを利用して、冷却ファンを自作する話を述べていきたいと思います。なお、当記事は記事修正時に削除されたパートを、編纂・修正したものになります。悪しからず。また、自作と自作品の利用は、必ず自己責任でお願いします。
なお、今回紹介する物品は、全て自費で購入したものです。
今回も20年前の失敗談。プレコ水槽のエーハイム2213にサブフィルターを取り付けてみたところ、見事に詰まってしまったという話を綴っていきたいと思います。
今回は、ナチュラルフローパイプやリリィパイプなど、水流を弱める排水アクセサリの必要性について記していきたいと思います。
なお、この記事は削除した過去記事を修正したものです。悪しからず。
今回は、水草がうまく栽培できなかったときにはどうするべきか、という話を過去の失敗談を絡めて述べていきたいと思います。
時には、水草アクアはリラクゼーションになりますが、何かと気を使うことが多いのもまた事実です。慣れないうちは、取り返しのつかない失敗が生まれる頻度も高く、それが嫌で何もかもあきらめてしまうこともありがちです。
そんなお疲れ気味なアクアリストに向けて書いてみました。
今回は、水草初心者のころにわたしが起こした2連続の大失敗について、読み物風に綴っていきたいと思います。
なお、記事に登場するすべての物品は、自費で購入したものです。
また、そのすべてが20年という月日の中で販売を終えていたり、大きな変更が加えられているものばかりです。現在の商品知識で読み進めると、違和感を感じるかもしれません。悪しからず。
今回は、大磯砂の酸処理中に起きたトラブルについて、その失敗談を読み物として綴っていきたいと思います。
なお、この記事は過去記事の修正時に削除されたパートが元ネタとなっています。どこかで目にした方もおられるかもしれません。悪しからず。
今回は、ソイルが水を軟水にする理由について。
ほぼ化学の話であり、突き詰めていくと奥が深いことですので、要点だけを述べていきたいと思います。それでも、少しばかり難しい内容となっていますので、好奇心のある方向けとなっております。なお、今回も削除した過去から使えそうなパートを修正したものとなっております。悪しからず。
今回は、ソイルは消耗品だという話をしていきたいと思います。
今や水草栽培で、なくてはならないこの底砂ですが、いかにして崩れ、軟水化能力が低下していくのか述べていきます。水草アクアリストには今さらの話であるため、どちらかといえば初心者の方向けの記事となっています。
なお、当記事は削除された過去記事より使えそうなパートを、大幅に加筆し修正したものとなっています。悪しからず。
この記事は削除した過去記事を編纂・修正したものです。
さて、今回は外部フィルターでは避けて通れない「呼び水」について述べていきたいと思います。おっちょこちょいな性格が災いしてか、おかげさまで(?)今までにおいて最低5回は「水槽の美味しい水」を頂戴したことがあります。
しかし、サイフォンの原理にのっとった、絶対に口の中に水が入らない方法がありますので、この記事ではそれについて紹介していきたいと思います。
なお、サイフォンの原理について詳しい説明はこちらからご覧ください。また、この記事は半分ほど読み物となっております。あしからず。
今回はサイフォンの原理について。
実は、前回の呼び水の話で使うはずのものだったのですが、実際に挿入してみると予想以上に文字数が多く、泣く泣く断念し、1つの記事として仕立てたものです。
なお、物理系ではない人間がサイフォンの原理を説明するという無理難題に挑戦しているため、ざっくりとした説明しかできておりませんし、誤りがあるかもしれません。悪しからず。
この記事は、削除した過去記事を、編纂・修正したものです。
今回は、呼び水についてのお話です。
そもそも、上部や外掛けでは、ほぼ馴染みがないこの行為。初めて外部フィルターを手にした99%の人が理解していないと言っても過言ではありません。かく言うわたしも、エーハイムエコの特徴である呼び水ハンドルを無視して、水もためずにコンセントに差し込んだ初心者の1人でした。
もちろん、それ以上のことをやらかしたこともあります。
この記事は、呼び水ができない、呼び水ができても通水しないという人のために作成したものです。
なお、呼び水もしくはその補助を電子制御で行うような機種は、当方が挙動を把握するのが不可能のため、この記事の対象から除外します。
また、当記事に関する一切の質問は受け付けません。悪しからず。
また、問題発生中なら当記事など読まずに、メーカーサポートへ問い合わせをすることが解決への近道だということを、冒頭にて助言しておきたいと思います。
![]() |
(初めての外部フィルターは旧エコS:2231) |
今回はろ材ネットのお話。
過去記事修正時に削除されたパートを編纂・修正の上、読み物半分、解説半分として投稿します。
なお、当記事で紹介する物品は全て自費で購入したものです。
過去記事から削除したパートに手を加えてお届けします。
今回は、エーハイム2213のフィルターケースで用いるろ材固定盤とろ材コンテナについて述べていきたいと思います。
フィルター内部で用いるこの新旧2種類のパーツ、果たしてどちらが便利なのか? ろ過性能が上がるのか? 実際の利用経験をもとに紹介していきたいと思います。
なお、当記事で紹介する物品は、全て自費で購入したものです。
今回も過去記事より、注意喚起として使えそうな部分を加筆修正してお届けします。
半分解説、半分読み物ですが、最後までお付き合いいただければと思います。
なお、今回登場する物品は、すべて自費で購入したものです。
過去記事の修正中に削除したパートが、季節ネタとして十分使えるものでしたので、修正した上で投稿したいと思います。
今回は、以前故障し異音をうなるようになったエーハイム2222を修理していきたいと思います。
現在稼働中のフィルターは、代打のエーハイムエコM(2233)。インペラを交換の上、配置変更となればホースの配管も入るため、軽く見積もって30分以上。長丁場となるのが見込まれるメンテナンスを前にして、なかなかやる気が出ず、また「とある理由」もあり実行を見送っていました。
そうは言っても、ろ材にはどんどん汚れが蓄積し、流量も落ち、やがて清掃のタイミングを迎えましたので、重い腰を上げて2つまとめて解決することにしました。
当記事では、一連の作業の中でもインペラとスピンドルラバーの交換に焦点を当てて述べていきたいと思います。
なお、ここで紹介する物品は、全て自費で購入したものです。
今回は、以前故障していた2222のインペラが届いたので、その話をしていきたいと思います。
え?
異音がしたのはもう2ヵ月も前じゃないかって?
そうなんです。
実は、直すか否かで考えが揺れ動いていたのです。が、ひょんなことから修理を即決することに。その経緯について述べつつ、最後に、2222、2213、2234のインペラを比較してみたいと思います。
蝉の声が聞こえる季節となりました。
さて、今回は大昔に書いたブーン音のお話。
修正する機会があったのですが、時系列がややこしく分かりづらかったので、もろもろ省いて簡潔に書き直したいと思います。
さて、今回は、旧モデルのエーハイムエコ(2233)の騒音について。
エココンフォート(2232、2234、2236)という静音仕様が発売されて久しい今日ころ頃。
諸事情にて慌てて旧エーハイムエコを引っ張り出したのですが、
どうにもブーン音が気になるのです。
ならば、コンフォート仕様のインペラとスピンドルを入れてアップデートだ!
といきたいところですが、……ごあいにく様、現在夜中の2時になったばかり。
そう、どうにもこうにもブーン音が気になって寝付けないのです。
アクアショップは閉まっていますし、通販で購入しても夜中に届くはずもありません。
しかし、わたしは早く寝たい。すぐ寝たい。
そんな「きかん坊」こと、我が家のエコちゃん(2233)をなんとか黙らせたお話を紹介していきたいと思います。
今回は、真夜中に発生した外部フィルター不調の原因調査、それから続くフィルター交換をしたお話。
持論として、常々「アクアリウムはプラモデルではありません」と申しております。
生き物を育て、お世話をする趣味だからです。
今回の事例はその一端。
夜中に急な対処に迫られる事態がありましたので、紹介できればと思い綴った次第です。
癒しなイメージが満載なアクアリウムですが、しかし生まれ出るトラブルはこちらの都合など一切お構いなし。結果、休息時間が無慈悲に食いつぶされていくとも多々あり。昨今のタイパやスケジュール重視の社会からは、かけ離れた趣味となっています。
水槽内に家族がいるんだからシカタナイネ。
今回は、てんやわんやしたある日を日記テイストでお送りします。
「そんなこともあるのね」と、これから水槽を始められる人の参考になればなれば幸いです。
だんだんと蒸し暑くなり、梅雨入りまであと少しとなりました。
さて、今回の記事はタイトル通り、黒ひげ撲滅を目指し光量低下作戦を展開したお話。
待ちに待ったGW。
時間たっぷりの休暇、何に使う?
水槽の夏対策でしょ!
というわけで、今回は……(毎年書いているような気がしますが)――、アクアリウムの夏対策がゴールデンウイークから始めよう! というお話。
この記事では、GWに行うべき夏対策を紹介していきたいと思います。
この記事は文章メインの前後編の後編。なおほぼ「読み物」となります。
前回は油膜の原因や対処方法について。今回は、わたしが油膜そのものを問題視しなくなった、とある体験をした日について述べていきたいと思います。
この記事は文章メインの前後編。ほぼ「読み物」となります。
さて、これは今から、15年以上前の話となります。
初めての陽性植物。買ったばかりのCO2ボンベ、パレングラスにカウンターをセットして、底には流行りのADAのアマゾニア。そしてテトラのイニシャルスティックに鉄分肥料。
よし! 道具は全て揃えた。
まだ、通販でアクアリウムグッズを買うなんて信じられなかった時代。国道沿いの今はなき有名店でいくばくかの水草を購入し、大急ぎで帰宅し手早く植栽し終えます。夢はヘアーグラスの大草原。それがいかに難儀なことであろうとは全く知らず……。
フフフン、ソイルの濁りが取れた明日の朝が楽しみだ!
そして、奴らはやってきたのです。
(黒ひげではありません)
プレコ。原色を配した鮮やかなボディを持つアマゾン原産の魚です。
トランスルーグラスキャットにサカサナマズ、なにかと変わった子が多いナマズの仲間。プレコもその1つで、ガラス面や流木に生えたコケをなめて削り取る摩訶不思議な熱帯魚の一つです。
ここに前景草を植えたいんだが! 水面の葉に阻まれ光量不足と水上葉ブースター
あの夏見た、渓流のみなもに波うつ水草を再現したい。
心に決めてレイアウトのチェンジを敢行したのはもう去年。かれこれ半年以上にわたり、セキショウモとテンプルプランツで水草揺らめく水景を目指しています。
梅の花が咲き誇る季節となりました。
今回は、20年歳をそろそろ迎えるエーハイム2222で起きた、年初で最もドッキリしたお話。大げさに書けば、一瞬ですが垣間見てしまったのです。外部フィルターが突然使えなくなるという事態を。
なお、今回もほぼ読み物です。
フィルター選びの参考になればと思い、綴ってみました。
どうもこんにちは。ごん太です。
最近は、削除した過去記事の中から内容が普遍的なものについて、加筆修正したうえでお届けしております。
さて、アクアリストがフィルターの仕組みや立ち上げの成行きを知るうえで、必須知識となるのが硝化サイクル。今回はそのスタート地点である、 アンモニアの生まれ方と行方について述べていきたいと思います。
成人の日も終わり、街角から正月モードが抜けつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。こんにちは。ごん太です。
さて、今回も過去に削除した物の中から、テーマが普遍的なものを選び、加筆修正してお届けしたと思います。というわけで、今回もほぼヨミモノ。
前回、「初心者さんは水量が多い方がいい。でも、重量もあるのでよく考えて!」という記事を投稿しました。今回は、その続きとも言える内容です。水槽の体積(容積)と表面積について述べていきます。
大きな水槽は冷えづらい? 小さな水槽は冷えやすい?
そんな理屈をベルグマンの法則に絡めつつ話していきたいと思います。
どうもこんにちは、ごん太です。
今回も削除した過去記事から、普遍的なテーマを加筆修正した上で投稿してみたいと思います。今回のテーマはズバリ……、
60cm規格水槽は誰にでもお勧めできるのか?
これについて述べていきたいと思います。
水量も程よく、器具のラインナップも充実、値段も安いといいことづくめの60cm水槽。初心者さんならコレと言われていたこともあり、それを反映するようホームセンターには縁あり水槽に投げ込み式フィルターを組み合わせた金魚セットがずらずらと並べられていた時代がありました。しかし、それはわたしが水槽を知った遠いある日の話。
近年ますます現代人のライフスタイルは多様化しており、アクアリウムは今や男性だけの物では無くなりつつあります。生き方はもちろん、趣味にも多様性をもたらしているのはネットやSNSをはじめとした幾千万の情報源。人に教わらなくても本を見なくても、スマホを使えば、ほぼ正解に近い答えを知れる時代を迎えつつあるのです。
そのような背景があるため、古来(?)より信仰されている60cm規格水槽激推しについて、改めて考え直してみる頃合いではないかと思い、このような記事を書くことにしました。
どうも、こんにちは。ごん太です。
今回からときおり、過去に削除した記事の中から、普遍的な物について加筆修正した上で投稿していきます。正直なはなし、このようなモノを書いてもウケは大変によろしくないのですが、誰かのお助けになればと思い掲載することにしました。
今回は、水槽管理に大切な濃度計算の1つ、比例式と希釈についてです。
濃度とはなんぞや? その概要からアクアリウムにおける活用方法(比例式と希釈)まで紹介していきたいと思います。
それでは続きをどうぞ!
水温計とのにらめっこの日々もまた来年。朝晩は冷え込み、すっかり季節は秋になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは、ごん太です。
さて、今回はいつぞやセキショウモと一緒に植えたテンプルプラント・ナローリーフについてお話したいと思います。
過去記事を見てみると育て始めたのは2023年7月でそろそろ3か月目。だんだんと性質も分かりはじめ、話のネタもたまってきたので、この水草の特徴について紹介していきたいと思います。
テレビはしきりに「今年は異常気象」と訴えていますが、桜の葉が落ちはじめてほのかに秋の気配が漂い始めています今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はセキショウモのお話。
思い返せば、初めて導入したのは2017年のこと。失敗の連続でした。
根にオモリを巻いて生長を妨げてみたり、うまくいき始めたかと思えばスネール対策で炭酸水に浸け込んで枯らしてみたり。
ほろ苦い思い出があります。
あれから、6年ぶり再会。
リベンジを誓った栽培もなんとか軌道に乗ったので、いままでの経験をもとにセキショウモを紹介していこうと思います。
残暑が厳しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは、ごん太です。
そんなわたしは、今年の夏はすっかり体調を盛大に崩してダウン。多くの人が楽しく遊んでいるであろうこの期間、記事の投稿はおろか思い出すら残ることのないぼんやりとした日々を送っていました。
それでも、みんなに毎日はやってきます。必然的に家事も生まれます。
こんな時こそアクアリウム。
燦燦と降り注ぐ光。青々とした水草たち。体力がなくとも見ているだけで、本物の自然の中に埋もれたかのように時間を忘れてしまいます。
が、よくよく水槽を覗いてみると……
ハッ、CO2が切れている!?
そもそもバテバテのこの体。生活必需品以外の買い物で、外出する体力気力はありません。
灼熱の太陽の下で、CO2ボンベを売っている隣町まで移動するなんて到底不可能。
どうしよう……?
なら通販でしょ!
というお話を、CO2ボンベのレビューをしつつ述べていきたいと思います。
すっかり子供たちは夏休みに突入。どこに行くにも、いままでの賑わいが戻りつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。どうもこんにちは。ごん太です。
今回はタイトルの通り、
アクロトライアングルを専用ライトスタンドで吊り上げたので、その様子を紹介していきたいと思います。
なお詳しいレビューは後日投稿する予定です。
七夕も終わり、子供たちが夏休みの計画に夢を見る季節となりました。
どうも、こんにちは。ごん太です。
先日、早朝に里川でヤマメ釣りをする機会に恵まれました。
朝霧にウグイスの鳴き声に囲まれた水辺。川虫を捕ろうと足元を覗けば、朝焼けの紫に包まれサワサワとなびく水草たち。しばし竿を振るのを止めて見入ってしまいました。
さて、自粛ムードは徐々に薄まりつつあり、抑圧されていた物欲も解放気味な今日。なにか新しいことがしたい! という気持ちが自然に生まれても我慢で先送りする日々は、少しずつですが終焉を迎えつつあります。
わたしは……といいますと、何をするにも家に帰ってからもあの水景が焼き付いたまま。このまま瞼の裏で反芻するように何度も楽しんでもいいのですが、せっかくですので我が家の水辺にインスピレーションを投影したいところ。
そこで、完全再現は無理にしても、水槽の雰囲気を寄せてみることにしてみました。
というわけで……
今回は山あいの小さな里で目にした水景を目指す第一歩として、通販で水草をお迎えした、アクアリストの【とある日】を紹介していきたいと思います。
早い地域ではセミが鳴き始める時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、
前回
は頑固にこびり付いたプラスチックのパイプの水垢を、クエン酸で溶かして綺麗にするというお話でした。
ほとんどは溶け、分厚く張り付いてざらついた部分もボロボロと崩れるように除去することができました。
その時にふと思ったのが、
これ、ガラス蓋もいけるのでは?
というわけで、論より証拠。
今回は、水槽の天井にできたガビガビを、クエン酸で溶かせないか実験をしてみることにしました。
梅雨に入り、一日ごとに冷却ファンが動く回数が増えていますが、いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは。ごん太です。
さて、前回投稿した記事は、夏対策についてのお話。
ファンからカーテンまで、毎年している水温対策をアレコレと述べてみました。
実は今回の投稿を書くにあたっての直接的なきっかけは前回のとある部分。
そこに、とーっても気になる写真があったのです!
それがこちら。
はい。
この排水パイプの頭についている白いやつ。
ミズアカです。
というわけで、今回は、エーハイムのプラパイプにこびりついた水垢。
こいつをクエン酸で除去するお話をしていきたいと思います。
それでは、早速作業していきましょう!
ゴールデンウイークも終わり、日中の最高気温が25℃を超え、歩くと薄っすら汗ばむ日も増えてきましたがいかがお過ごしでしょうか?
さて、今年も水槽の夏対策をする季節になりました。
わたしも今しがた、迫りくる猛暑を乗り切るために、様々なグッズを設置したところです。というわけで、今回は……
夏場の水温対策のポイントを述べつつ、
我が家で行った夏対策を写真でお見せしたいと思います。
3~5月は長期休暇に新学期新生活と、何かとアクアリウムを始めやすいタイミングが盛りだくさん。しかし、これから初心者さんに立ちはだかるのは、真夏の高水温という高い壁。
何事も早め早めに準備しておいた方が、知識を吸収する時間もあり心に余裕もでき、大きなトラブルにもなりづらくおすすめです。
というわけで、今回は要所を押さえつつ、夏対策を述べていきたいと思います。
ゴールデンウイーク。それはテンションアゲアゲな日々。しかし、もしかするとアクアリウムを嗜むような人は、GWでの人々の浮かれっぷりで疲れてしまう季節なのかもしれません。
というわけで、どうも、こんにちは。ごん太です。
今年も、大型連休からの五月病に要注意な時期になりました。
実のところわたしも連休は、みんなで外出して高揚感を共有するタイプではなく、ゆったりまったり自宅にこもり、日ごろの疲れを癒したい派。こんなときこそ水槽の前に陣どり、視界いっぱい水景をつまみにして、ゆっくりと洋酒を飲むに限るのです。
が、アクアリウム用のライトって明るすぎる! そもそも、アクア用LEDライトは水草育成用もしくは観賞用。
酒のつまみとなるように作られてはいません。
そうは言っても、ゆっくりと一杯やれるムーディーなライティングが欲しい。
月夜に照らされる夜の水草が見たい!
餌を求め、暗闇の中モゾモゾ動くプレコの姿に見とれたい(わたしだけか?)
そこで、勇んで【自腹購入】してきましたのは、ダイソーのリモコンライトイルミネーション!
しかしながら、そもそもこのライト非防水(マヂカ)。
泣く泣く水槽周りの利用は諦めることに。しかし、サイズ感と操作性が良好なこのライト。
そこで思いついたのが、ゴッチャリとした配管。暗くて狭いのに重要機器のひしめく【かの場所】。
そう、水槽台内部!
というわけで、次パートより製品の説明をしつつ、水槽周りで使ってみたレビューを述べていきたいと思います。
楽しみにしていた花見も終わり、もうすでにゴールデンウイークが待ち遠しい今日この頃。いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは、ごん太です。
さて今回は、これから迎えることになる初夏、梅雨、そして真夏。熱帯魚でも水温が厳しい季節に是非準備しておきたい、夏対策の基本のキ。
ニチドウのデジタル水温計、【マルチ水温計CT】のレビューをしていきたいと思います。
さて、↓こちらは旧製品のニチドウ マルチ水温計。
購入してから7年経過しようとしています。一度も故障することなく今日も静かに水温を指し示してくれています。
しかし、ひょんなことから、この旧製品を自費で「マルチ水温計CT」に交換することになりました。レビューの前にまずは、話の経緯を述べていきたいと思います。
GWに向けて予定を立て始める季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はコントロソイルを10L分を手違いで購入したので、そのお話をしていきたいと思います。
え? ソイル10Lってどれぐらいかって?
そう! それなんです……。
お米5kg・10kg。砂糖1kg、小麦粉1kgならパット量が思いつく人も多いでしょう。しかし、相手はkgではなく容積(リットル)。
ソイル10Lってどれぐらいの量?
どのサイズの水槽向けの商品なの?
わたしの失敗を他者の経験値となればという思いで、他愛もないお話をしていきたいと思います。
なお、購入してから数か月後に、当記事用の写真を撮影しております。
もともと、ブログの記事にする予定がなかったためです。そのため数回利用した後の写真となっており、中身が減り重量感やサイズ感に若干の違いが出ています。以上の点をご容赦ください。
すっかり桜も満開となり、新生活をスタートする人、それを支える人、さらには迎える人と、何かと忙しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
どうも、こんにちは。ごん太です
さて、今回はショップ巡りで見つけた、草食底物用の餌を紹介したいと思います。
その名も……
キョーリン ミニアルジーウエハー
22g入りの小袋で約240円でしたが……
どこからどう見ても、キョーリン ひかりクレストプレコのプチサイズ。
1円玉サイズがすっかり定番化しているプレコタブレット。
大型・中型プレコには良いのかもしれませんが、小型の飼育者は給餌毎に餌を割らねばならずなんとも面倒。
当サイトでも、100均の折り畳みナイフでプレコタブレットを半分に割ってみた! なんて、マニアックすぎてどうしようもない記事を書くほどです。
その状況下での、パッケージの黄色く縁取りされた「mini」という文字。まさしく渡りに船とはこのことではありませんか!?
表の能書きや裏面の説明書きもろくに見ずに買い物かごに突っ込み、気が付けば【自腹】でお会計を済ませたあとでした……。
桜は開花し、これから始まる春に心躍らせる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは。ごん太です。
さて、今回は……
ダイソーのシリコンチューブを購入しましたので、取り付けの一部始終を紹介しつつ、サラリとレビューしていきたいと思います。
たかだ100円、されど100円。
得意な便利グッズもさることながら、商品の品質は昔と比べると遥かに向上。近年では安かろう悪かろうの領域から脱し、新たなる次元へ移行しつつあります。
その代表格こそがダイソー、からのシリコンチューブ。
その詳細はいかに?
道端に菜の花が咲き、春本番までもう少しですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、つい先日、久々のショップ巡りをしてきました。
以前よりも外出を良しとする気運も強まってきた今日この頃、わたしも満を持して近隣の大都市で新たなアクアなグッズを求めさまよってきたのです。
その時にたまたま目に入ったのが、いつものFlexの「こけとりスクレーパー」。
未知の物を求めている時こそ、既知のアイテムが気になってしまうのはよくあること。わたしがこのFlexのスクレーパーと出会ってからもうすぐ二十年となります。
近年、ADAのプロレイザーはじめ様々な物が販売されるようになりましたが、昔はスクレーパーといえばこれでした。
毎週のようにコケをそぎ落としに使われるこの道具。わたしの物は未だ壊れる気配はありません。
……が、20年という重みはさすがあるようで、わずかではありますが経年劣化してきたのを出先で思い出したのです。
結局はそれが気になり、アクアグッズ漁りもそこそこに、これ手に取り帰宅することにしました。
というわけで、今回はFlexのスクレーパーをレビューしてきたいと思います。
梅が開花し、桜の蕾も色味を増す季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、今回はプレタブを……
100均グッズ割るっ!
ただそれだけ。プレコ飼育者向けな幅の狭い記事です。
特段掘り下げる部分もなければ、長文にするような深い話でもありません。
ササっと短文で一部始終を紹介していきたいと思います。
それでは続きをどうぞ!
2月。一年の1/12が過ぎ去ってしまった事実をなかなか受け入れられない今日この頃。皆さんいかがおすごしでしょうか?
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて前回は……
アクア歴十数年のわたしの悩みを織り交ぜつつ、説明していきました。
今回は、前回登場しながらも紹介しきれなかった……
エヴァリス プリセットオートヒーターAR100。
(45cm規格水槽用 100W オートヒーター)
について、マトを絞って話してきたいと思います。
さて、アクアリウム器具の中でもヒーター、とりわけ温度固定でサーモスタット内蔵とも呼べるオートヒーターは、構造が実にシンプル。それゆえセールスポイントに決め手がなく、どれを選べばいいのか悩みやすくもあります。
まず前半では、購入したエヴァリス製ヒーターについて、写真を併用しつつ紹介していきます。
さらに記事後半では話をヒーター全般に広げ、「魔境」ともいえる各社ラインアップ、わたしがあえてそう呼ぶ理由について、述べていきたいと思います。
どんどん気温も下がり、真冬らしくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、前回は水草の機器のお話。
CO2カウンターのジレンマを絡めつつ、レビューをしてみました。そして今回は、水槽のヒーターのお話。
つい最近、数年ぶりにヒーター交換をしました。
そこで今回は……、
「ヒーターどれ選べばいいのっ!?」
ということでお困りの初心者さんに向けて、その時の考察を元にアレコレと述べていきたいと思います。
なお、本文にて白点病について触れますが、当方獣医師ではございません。質問に対する返答は差し控えさせていただいております。あしからず。
また、魚の病気については、人間、畜産、ペットなどと違い、専門的な知識と経験をもち誰でも相談できる「有資格者」が圧倒的に少く、おいそれと巡り合えないのが現状です。
魚の治療・看病の際は多角的に情報を収集し、必ずご自身の責任のもとで行ってください。
正月が過ぎていよいよ冬は架橋。加温前提のアクアリウムはますます水温が安定し、魚や水草が最盛期を迎えつつある今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
どうもこんにちは。ごん太です。
前回はグルテン餌で清流釣りについてでしたが、今回はいつも通りの水槽のお話。
今回は……
WATER PLANT メタルCO2カウンターを入手・交換しましたので、こちらのレビューしていきたいと思います。
また、記事文中にてガラス製CO2カウンターへの水の入れ方も説明していきたいと思います。
補充方法を手早く知りたい方は、コチラから該当箇所へジャンプしていただけます。
さて、何かと高額になりがちなCO2機器。レギュレーターやスピードコントローラー、さらにうっかりミスで破損さえしなければカウンターは、値段にたがわず長持ちであることが多いです。
今回の記事で撤去となったCO2カウンターは、ガラス製でシンプルながら綺麗な曲線がお気に入りだった物。しかし、購入してから10年以上経っており劣化も著しく、交換することにしました。