カルキ抜きは絶対に使おう!
水槽の立ち上げや水換え、ただ水を入れればいいと思っていませんか?
実はその水、魚にとっては“毒”かもしれません。
水道水に含まれる塩素は、魚のエラやろ過バクテリアを傷つけ、水槽環境を一気に崩壊させます。
そこで必要なのが「カルキ抜き」。
専用の薬剤を数滴たらすだけで、有害な塩素を無害化し、安心して魚を迎え入れられる水が完成します。
今回はそんなストーリーを綴って見たいと思います。
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(これは2000年代とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
これは、20リットルのプレコ水槽がうちにやってくる、ほんの少し前の話。
大学のサークル間で開かれる懇親会で、一人の人間と仲良くなった。
ロゼッタは、中学生のころから親の力を借りずに水槽を維持しているという、筋金入りの生物オタク。
この人に半ばそそのかされる形で、わたしはアクアリウムという未知の世界に足を踏み入れた。
そんなロゼッタは、わたしのアクアリウム道の水先案内人。
お師匠様とも呼べる存在でもある。