コンテナとスピンドルは2213のウィークポイント
水槽を立ち上げるとき、どんなフィルターを選ぶかはとても大切なポイントです。音が静かで、しっかり水をきれいにしてくれるものを探しているなら、多くのアクアリストが頼りにしてきた「エーハイム2213」が候補に上がってくるはず。長く愛される理由を知れば、きっと納得できると思いますよ。
そんなエーハイム2213について、気に入った点と気になる点をストーリーでやさしく紹介したいと思います。
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これは2000年代とフィクションが織りなす不思議な世界の物語。
すっかり白い壁に夕日が淡く映り込んでいる。
勉強机の横には、すでに組み立てを終えたスチール製の水槽台が、未来の水景を待つように静かにたたずんでいる。
無機質な黒の柱は、これから生まれる命を支える礎であり、フラットな天板はまるでゆりかごのように見えた。
今、わたしが目指しているのは60cm規格のプレコ水槽だ。
その中にひときわ大きな流木を主役に据え、そこへ無数の吸いつきナマズ――愛すべきプレコたちを泳がせるのが夢なのだ。
無数の魚影が流木の影に身を潜めたり、表面をかじったりする光景。それを現実のものにするべく、今は道具を集めている最中で、先ほどの水槽台はその第一歩である。
プレコ水槽の心臓部に据えるのは、並列稼働させた2台の外部フィルター。プレコの旺盛な食欲と排泄を支えつつ、強い水流を提供する予定なのだ。
