外部フィルターの呼び水、うまくできていますか?
外部フィルターを初めて使うとき、意外とつまずきやすいのが「呼び水(よびみず)」の作業です。
フィルター本体は見た目も構造も本格的で、設置後すぐに電源を入れたくなってしまいますが、実は一番「よく説明書を読んでほしい」タイミング。
ここで、フィルターの中にあらかじめ水を通しておかないと、ポンプが空回りしてしまい、まったくろ過が始まりません。また、大小様々な失敗が起こりやすいポイントとなっています。
この記事では、大失敗するストーリーとともに、呼び水の基本手順と、失敗しがちなポイント、そしてちょっとしたコツまでをご紹介します。
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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)
初めての外部フィルター。手にしたのは憧れの「エーハイム」
エコS(2231)と呼ばれた緑のフィルターがわが家やってきたのだ。
懐事情は相変わらず厳しく、セラミックろ材には手が届かなかった。
だが、付属品の青いスポンジがついているで大丈夫だ。
これをろ材バスケット一杯に敷き詰めれば、さぁ後は、電源を入れるだけだ。
ホースもつないだ。吸水パイプよし、排水パイプよし、タップも確認済み。
「いざ、出陣!」