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2025年9月11日木曜日

カージナルテトラ?ネオンテトラ?どう見分ける?(初心者さん向け)

カージナルテトラとネオンテトラは違いは?

熱帯魚を始めたばかりの方が最初に悩むのが、ネオンテトラとカージナルテトラの見分け方。青と赤のラインが美しく似ている二種類ですが、ほんの少しの違いで見分けられるんです。
赤色のラインの入り方や長さを押さえるだけで、どちらを選ぶか迷わず決められます。これからその違いと選び方のポイントをやさしくストーリーので紹介していきます。


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これは2000年代とフィクションが織りなす不思議な世界の物語。

新春を迎えた街並みに、吐く息が白く空に溶け込んでいく。潮の香りを含んだ風が地下広場に吹き抜けると、人々の群れは一斉に肩をすくめ、大きな時計の下の入口へと吸い込まれていった。

デパートの1階、バスターミナルの片隅とガラス戸一枚で隔てられるそここそが集合場所だ。白地に赤いラインを数本あしらい、地面に接する部分には淡い青を配したバス。排気音とともにプラグドアが開くと、お揃いのボストンバッグを持ったカップルや、スーツケースをだらだらと引きずるサラリーマンといった乗客たちがぞろぞろと出て来る。
その群衆の中に、やけに手荷物の少ない女性がひとり。

ロゼッタだ。

遠路はるばる実家から戻ってきたばかりだというのに、手荷物は小さなバックパックをひとつだけ。肩にかけたそれは頼りなげに揺れ、長旅の趣を微塵も感じさせない。

彼女の生家は、この湾の向こうに広がる街にあり、大規模な製鉄所で知られている。大学からは特急で三時間もかかる道のりのはずだが……。

長大な海底トンネルが開通してからは、わずか一時間に短縮された。

「湾の向こうの●●市ですよね? 随分と近くなったんですね」

感心してそう口にすると、彼女は軽やかに肩をすくめて首を振った。

「もう4、5年も前の話だよ? そんな時代錯誤なこと言ってたら、置いていかれるよ?」

どうやら、わたしは窘められてしまったようだ。


2025年6月14日土曜日

ネオンテトラがパニックに!底砂を後入れした失敗談と注意点

水を張ったまま底砂を入れてはいけない4つの理由

「水を先に張ってから底砂を入れてもいいだろう」と思ったことはありませんか?

わたしも経験の浅いころに、この過ちをおかし魚たちをびっくりさせてしまったことがありました。
実際、水を張った状態で底砂を入れるのは、さまざまなトラブルを引き起こす原因となることがります。この記事では、前半は失敗談を読み物として、後半にてその理由を4つに分けて詳しく解説し紹介します。これから水槽を立ち上げる方や、リセット・リニューアルを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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アクアリウムを始めたのは、もう二十年も前のこと。
右も左もわからぬままスタートしたプレコ水槽も落ち着き始め、やっと心に余裕を持って見れるようになった熱帯魚店。そこで、小さなネオンテトラたちが群れになって泳ぐ展示水槽に目に留まる。きらめく青と赤のラインが「群れを成して」泳いでいた。