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2025年7月20日日曜日

外掛けフィルターを改造し、セラミックろ材を入れてがっかり?

外掛けフィルターにセラミックろ材を入れるとき、知っておきたいこと

水槽のろ過を強化しようと思って、「外掛けフィルターにセラミックろ材を入れてみよう!」という方、けっこう多いのではないでしょうか。わたしもその一人でした。
でも、実際にやってみると楽しい反面、意外と……

今回はそんな話をストーリーにしてお届けします。

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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)

わたしの小さな水槽――たった20リットルのプレコ水槽に異変が起こり始めたのは、セルフィンプレコが10cmに迫ろうかという頃だった。

食欲も排泄も日に日に盛んになり、それに比例してフィルターたちがついに悲鳴を上げ始めた。スポンジにウール、どれも茶色く目詰まりし、水の勢いが落ちるたびにもみ洗い。山となって出てくるのは、細かい木くずだった。

「もう、どうしようもない!」

と、手始めにブリラントをツイン仕様に変更した。
次は、外掛けフィルターの改造だろう。スポンジストレーナーはすでに付いているが、木くずを完全に防げるわけではない。

ウールで詰まるなら、もっと通水性の高いろ材を使うべきだろう。

――あの裏技を使うしかない。


2025年7月16日水曜日

外掛けフィルター専用ろ材を再利用しすぎて大失敗。ろ材素通りの巻

再利用しすぎていませんか?

外掛けフィルターを使っていて、「水がウールマットを通らずに横から流れている」ような現象に気づいたことはありませんか? 

それはろ材の劣化による“素通り”のサインかもしれません。
再利用を重ねたウールマットは詰まりやへたりで通水性が落ち、水がろ材を通らなくなることがあります。交換の見極めが大切です。

今回は、そんな話をストーリーとともに紹介します。

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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)

セルフィンプレコは、今日も流木にぴったりと張りついていた。

この20Lの小さな水槽で、セルフィンプレコと暮らして、もうどれくらいになるだろう。
まだ1か月と半分しか経っていない。だが、そう思うほどにここまでの道のりは長かった。

外掛けフィルターと、スポンジフィルター。
小さな水槽に二つのろ過装置という、ちょっとした贅沢仕様。
それでも今まで、ろ材を交換して水が白濁したり、泡が消えなくなったりと、茶ゴケが出たりと、いろいろなトラブルに見舞われてきた。

そのたびに乗り越えて、美しい水槽に戻してきた。

……だが、今日のは少し様子が違う。


2025年6月26日木曜日

小さくても大きな安心。外掛けストレーナースポンジの役割とお手入れ

あると便利なストレーナースポンジ

外掛けフィルターを使っている方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
吸水口に取りつける「ストレーナースポンジ」。
実はこれ、地味ながらとても頼れる存在なんです。今回は、私が初めてストレーナースポンジを手に取ったストーリーとともに、その役割を紹介したいと思います。

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(これは20年前の物語。)

九月のある日、港町の熱帯魚店へと足を運んだ。
暦のうえでは秋に入っているはずだが、夕陽はまだ真夏のようにじりじりと肌を焼き、海から運ばれてくる風には湿った熱気がまじっていた。


2025年6月16日月曜日

ちょっと待った!初めての外掛けフィルター、ろ材交換はよく考えて!

今も思い出す20年前の悪夢と外掛けフィルター

今回は、外掛けフィルターとその失敗談について。
初めて水槽を立ち上げた時に、アンモニアや亜硝酸が下がらないのはフィルターが悪いと決めつけ、無謀にも外掛けフィルターのろ材を交換したことがあります。 今回はその物語と、外掛けフィルターの特徴について述べていきたいと思います。

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真夏の夜、港町に吹く風は清らかで、日中の熱気をすべて海に返したようだった。ライトに照らされたホームセンターの出口を出るとき、わたしの両手には、ずしりと重たい20L小型水槽セットと、小さな生命を宿したビニール袋。覗き込むと小さなプレコがひとつ、ぐるりと回転して見せた。ついに買ってしまったのだ。