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水槽の立ち上げ試験紙全部買えない!?亜硝酸だけ分かれば十分の理由 (6/30)
水槽の底床掃除のタイミングはいつ?生き物を育てる深さを知った物語 (6/29)
水槽の底砂掃除はなぜ必要?熱帯魚飼育で底床を清潔に保つ2つ理由 (6/28)
流木のアクは活性炭で!アンモニア、亜硝酸、魚病薬は、どうなの? (6/27)
小さくても大きな安心。外掛けストレーナースポンジの役割とお手入れ (6/26)
掃除しやすい!美しさと実用性を兼ね備える魅惑のガーネットサンド (6/25)
水作エイトとスポンジフィルターはどう違うの?道具で迷った時の解法 (6/24)
水槽の夏対策の初手は今やタダ!?ライトリフトで夏を乗り切ろう (6/23)
どれだけ減ったか分かります?夏の足し水は命を守る大切な習慣 (6/22)
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夏が来る前に知ってほしい!冷却ファン故障の兆しと点検法 (6/20)
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2025年6月30日月曜日

水槽の立ち上げ試験紙全部買えない!?亜硝酸だけ分かれば十分の理由

水槽立ち上げ時に必要な試験紙は、亜硝酸だけでいい理由

アクアリウムを始めるとき、多くの人が悩むのが「水槽立ち上げ中の水質チェック」。試験紙にもさまざまな種類があって、全部そろえると結構なお値段になりますよね?

特にアンモニア・亜硝酸・硝酸。この3つは魚の命にかかわるほどの重大な指標ですが、実はこの中で“亜硝酸”の試験紙さえあれば、ほかの2つは無理にそろえる必要はありません。

この記事では、ストーリーとともに、その理由をわかりやすく解説します。

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(これは20年前の物語)

アンモニアに亜硝酸、それに硝酸。
目の前に並んだ試薬セットの値札を見た瞬間、わたしの口から思わず声が漏れた。

全部合わせて……6000円!? そんなお金ないよ!


2025年6月29日日曜日

水槽の底床掃除のタイミングはいつ?生き物を育てる深さを知った物語

水槽の底床掃除のタイミングはいつ?

底砂の掃除って、どのくらいのペースでやればいいの?――アクアリウム初心者が必ずと言っていいほど悩むこの問題。実は、魚の種類や水槽の状態によって、最適な頻度は大きく変わってくるんです。

今回は、この問題についてストーリーで紹介したいと思います。

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(これは20年前の物語)

最近、ケータイ片手に、「熱帯魚 底砂 掃除 頻度」と検索することが多くなっていた。


2025年6月28日土曜日

水槽の底砂掃除はなぜ必要?熱帯魚飼育で底床を清潔に保つ2つ理由

水槽の底砂掃除、なぜ必要?

底砂は、水槽の中で最も汚れがたまりやすい場所。見た目には分かりにくくても、放っておくと水質の悪化や病気の原因になってしまうこともあります。この記事ではストーリーで、底砂掃除の理由についてわかりやすく紹介したいと思います。

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(これは20年以上前の物語。)

それは、初めてのプレコタブレットだった。
寝る前に小さな円盤状のそれを、そっと底に沈めたのだが、どうやら意中の相手に見向きもされず、残飯になってしまったようだ。このままでは水を汚すだけだと思い、わたしは早々にピンセットで取り出そうとした。
ところが――。

「へにゃっ」

情けない音を立てて折れたタブレットは、取り出す途中で二つに分裂し、さらに着底と同時に四つに砕けた。その一部は、底砂と流木の隙間にすっぽりと入り込んでしまった。


2025年6月27日金曜日

流木のアクは活性炭で!アンモニア、亜硝酸、魚病薬は吸うの?

活性炭って必要?アクアリウムでの役割と使い方

水槽の水がなんとなく黄ばんでいたり、流木を入れたら色がついてしまったこと、ありませんか?
そんなときに頼りになるのが「活性炭」というろ材です。わたし自身も、プレコ水槽を立ち上げたばかりの頃は、活性炭のありがたみを実感したものです。

今回は、そんな活性炭について、ストーリーとともに紹介したいと思います。

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(これは20年前の物語。)

最近、どうもプレコ水槽が茶色っぽく見える気がしていた。
透明だったはずの水が、いつの間にか琥珀のように色づき、ライトに照らされるたび、水面にやわらかな影を落とす。

「どうしてだろう……」

つい声に出して呟いてしまう。心当たりがないままでは、どうにも落ち着かない。
秋の空気はどこか澄んでいて、背中を押されるように、わたしはいつもの熱帯魚店へ足を向けた。


2025年6月26日木曜日

小さくても大きな安心。外掛けストレーナースポンジの役割とお手入れ

あると便利なストレーナースポンジ

外掛けフィルターを使っている方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
吸水口に取りつける「ストレーナースポンジ」。
実はこれ、地味ながらとても頼れる存在なんです。今回は、私が初めてストレーナースポンジを手に取ったストーリーとともに、その役割を紹介したいと思います。

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(これは20年前の物語。)

九月のある日、港町の熱帯魚店へと足を運んだ。
暦のうえでは秋に入っているはずだが、夕陽はまだ真夏のようにじりじりと肌を焼き、海から運ばれてくる風には湿った熱気がまじっていた。


2025年6月25日水曜日

掃除しやすい!美しさと実用性を兼ね備える魅惑のガーネットサンド

天然鉱物から生まれた底砂

熱帯魚水槽の印象を大きく左右する「底砂」。
その中でも、シックな色合いと良好な使用感でひそかに人気を集めているのが「ガーネットサンド」です。
その名の通り、ざくろ石として知られる天然鉱物「ガーネット」を砕いて作られた底砂ですが、ただの飾りではありません。しっかりとした実用性も兼ね備えており、中・大型魚を飼育している人の強い味方なのです。

今回は、そんなガーネットについてストーリで紹介しつつ、後半で詳しく紹介したいと思います。

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(これは20年前の物語。)

大磯砂を使っていた。
だが、プレコの糞をプロホースで吸おうとするたび、思わずため息が出る。どうにも掃除がうまくいかないのだ。

水流を強めにすれば、糞は簡単にバケツへと排出される。が、注意して使わないと、ふとした拍子に底砂を吸い込みプロホースのパイプが詰まる。
これではいけないと、今度は水流を弱めにしてみたのだが……、今度はまるで糞がびくともしない。それもそのはず、流木のカスを含んだプレコの排泄物は見た目以上に重たく、弱い水流ではバケツになかなか出ていかないのだ。

どうしたものか……と頭を抱える日々だった。


2025年6月24日火曜日

水作エイトとスポンジフィルターはどう違うの?道具で迷った時の解法

道具選びで迷った時の答えの出し方

今日は、小型水槽でおなじみの2種類のフィルター、「水作エイト」と「テトラのスポンジフィルター」の違いについて、ひとつの物語とともにお話ししてみたいと思います。

アクアリウム初心者の方も、すでに何本か水槽を回している方も、フィルター選びに迷ったときの参考にしていただけたらうれしいです。

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(これは20年前の物語。)

サークル活動が終わったばかりの午後。
陽が落ちてもなお蒸し暑く、焼き鳥屋から立ちのぼる煙が高架橋の下にたまり、空気をさらに重たくしていた。
わたしはその煙の匂いに少しむせこみながら、いつもの熱帯魚店を目指して歩いた。
今日の待ち合わせ場所は、もうすぐそこだ。


2025年6月23日月曜日

水槽の夏対策の初手は今やタダ!?ライトリフトで夏を乗り切ろう

夏の水槽の必需品「ライトリフト」

夏の水槽は、どんどん上昇する外気温につられ、水槽の水温も上がりがち。
特に熱帯魚や水草にとって、高水温は命に関わる問題です。そこで、今回は水温対策グッズの1つである「ライトリフト」について、20年前わたしが体験した物語とともに紹介します。
付属品で目立たない存在ですが、水温管理やメンテナンス性アップに効果的なんです。

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(これは20年以上前の物語。)

「……あつい、暑すぎる」

大学から帰宅すると、わたしは自室のドアを開けた瞬間に顔をしかめた。一軒家の二階、それは太陽に一番近いフロアであり、夜が近づいてもなお、空気が熱を帯びている。
クーラーはつけっぱなしにしておいたはずなのに、部屋の空気は熱気を含んでいて、肌にまとわりつくようだった。

煌々とライトがつき、ファンがうなる水槽。
水温計を見て、思わず目を疑う。
31℃だ。


2025年6月22日日曜日

どれだけ減ったか分かります?夏の足し水は命を守る大切な習慣

暑い季節に忘れちゃいけない、毎日のひと手間

夏。気温も上がり、エアコンが切れればも室内はすぐに蒸し風呂状態。そんな中でもアクアリウムを支えるのが、冷却ファンです。
でも、ちょっと目を離すと水位がぐっと下がっていた、なんてことありませんか?

実はこの季節、室内クーラーに冷却ファンにと、水槽から水が蒸発するスピードは想像以上。これが、魚にとってはストレスの起点となってしまうことがあるのです。

今回は、夏だからこそ大切な「足し水」について、わたしが重要性に気が付いた物語とともに詳しくお話ししてみましょう。

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(これは20年以上前のこと……)

プレコを飼育して、もう2年。
最初は一匹だったはずなのに、いつの間にか三匹、四匹となり、水槽の中がにわかににぎわい始めてきた。流木に隠れ、流木を争い、夜になると餌を求め、活発に活動を始める小さな生き物。わたしはすっかり夢中になってしまっていた。そう、今までの小型水槽ではもう狭いのだ。


2025年6月21日土曜日

ブルーテトラの性格と混泳対策|美しい暴れんで大きな過ちをした物語

知らずに買って失敗

水草水槽の中を、きらりと光る青い影がすいすいと泳いでいく。
そんな幻想的な光景をつくってくれるのが、小型美魚「ブルーテトラ」です。

丈夫で飼いやすく、泳ぐ姿がとても美しい熱帯魚ですが、気をつけたいポイントがあります。
今回は、わたしが大失敗した物語とともに紹介したいと思います。

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(これは、今から20年前の物語。)

30cmキューブ水槽にささやかな水草の森を育てはじめていた。小さなネオンテトラたちが、青と赤のラインをきらめかせて群れる姿は、まるで水中の万華鏡のようだった。しかし、きらめく数が少なく、少し空虚にに感じられた。


2025年6月20日金曜日

夏が来る前に知ってほしい!冷却ファン故障の兆しと点検法

あなたの冷却ファン大丈夫ですか?

今回は、冷却ファンの稼働確認について紹介したいと思います。最高気温が30度以上になり、冷却ファンを設置するタイミングを迎えつつありますが……、「その冷却ファン本当に大丈夫ですか?」

わたしとアクアリウムの大先輩こと「お師匠様」のストーリーで、その過酷な環境と耐久性の問題を述べつつ、後半では簡単な点検方法についてお話していきたいと思います。

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(これは、おおよそ20年前のこと……)

飲み屋街を通りぬけ、今日も「熱帯魚のあの店」へと足が向く。
照明に照らされた水槽が並ぶ店内は、静かながらもどこか落ち着く場所だ。