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2025年9月1日月曜日

うっかり外部フィルターのOリングを付け忘れ、呼び水して大惨事に

Oリング付け忘れ事件

水槽まわりの掃除やメンテナンスって、つい「慣れてるから大丈夫」と思いがちですよね。でも、そんな時こそ小さな落とし穴が潜んでいます。特に外部フィルターのOリング、このたったひとつのパーツの付け忘れが、静かな部屋を一瞬で“水害現場”に変えてしまうこともあるんです。

今回は、そんな事件をストーリーでやさしく紹介したいと思います。


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これは2000年代とフィクションが織りなす、不思議な世界の物語。

新しいろ材を購入したのは、もう一週間以上も前のことだ。
小さな白い紙箱に入った新品のセラミックは、棚の上でマダカマダカとじっと待っている。だが、なかなかフィルターにセットできずにいた。

タイミングが合わないのだ。
わたしの水槽のお師匠様ことロゼッタは、最近実習で忙しくキャンパスに不在なことも多く、わたしも学生実験でばかりで研究棟から出れずにいる。

そして、冬休みが近くなると、どちらもスケジュールに余裕が出始め、いよいよということになった。
この作業は一人でもできないわけじゃない。だが、アクア経験豊富な彼女と一緒にセットしたほうが失敗もなく、何より安心感が違う。だから、どうしても予定を合わせたかった。


2025年7月13日日曜日

満水ギリギリは美の極致?高すぎる水位をお勧めできない2つの理由 

ロマンを求めすぎてエアポンプで伝い漏れ

水槽の水位、どこまで上げていますか?見た目を重視してギリギリまで満たす方も多いかもしれませんが、実はそれ、思わぬトラブルのもとになることも。今回は、水位が高すぎることで起こりやすいリスクについて、ストーリーとともに解説します。

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(これは20年前とフィクションが織りなす不思議な世界の物語)

今日はひとりで、いつものアクアショップに立ち寄った。
目当ては、あの奇妙な形のエアポンプ――「ニッソーθ6000」。

まるで戦車の砲弾のような、ずんぐりとしたシルエット。
店の片隅で、わたしを待っていたかのように棚の上に鎮座している。セールで3,000円。ちょっと高い気もするが、毎分5リットルの吐出量、二口仕様、しかも今後水槽が増えることを考えると、むしろお買い得なのでは? などと、頭の中で言い訳が飛び交った。

「そう、水槽熱が高まっている今のわたしには、これは必要経費なのだ」