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2024年11月28日木曜日

USBファンでお気楽自作!ライトに取り付ける冷却ファンを作る

お気楽自作冷却ファン

今回は、USB接続のファンを利用して、冷却ファンを自作する話を述べていきたいと思います。なお、当記事は記事修正時に削除されたパートを、編纂・修正したものになります。悪しからず。また、自作と自作品の利用は、必ず自己責任でお願いします。

なお、今回紹介する物品は、全て自費で購入したものです。



USB接続の利点

さて、ここではPCファンではなくUSBファンを使って自作する理由を述べておきたいと思います。その最大のメリットは、DC5Vで動くことです。一般的なPCファンは、DC12Vで動きます。しかし、これをDC5VのUSB電源で稼働させようとした場合、電圧不足で「そよ風発生機」となり失敗します。そのため、USBから給電されたDC5VをDC12Vに昇圧する器具が必要となるのですが、そのようなものはだいたい1,000円程度で微妙にお値段が張り、自作費用を圧迫することになります。ざっと計算すれば、PCファン、USB電源アダプタ、ケーブル(昇圧する器具込み)で、なんと2,500円以上。なら、アクア専用の既製品を買えばいいじゃない! となりがちです。

そこでUSBファンの出番です。こちらはDC5Vで稼働するため、昇圧する器具は不要となり、トータルコストが安くなります。それだけでなく、今回利用した商品には、4cm、8cm、12cm、14cmの4種類のラインアップがあり、このようにサイズを自分で選べることから、痒いところに手が届く自作品を作りやすい傾向にあります。以上のような理由から、USBファンを利用した冷却ファンの自作は、ハードルが低く安価で融通の利くものになっています。

今回冷却ファンのDIY素材となったUSBファンその2



USBファンで自作! 道具編

自作するにあたっての道具の紹介をしていきます。

・USBファン
・USB電源アダプタ
・目玉クリップ

いくつかの物品について補足しておきたいと思います。まず、USBファンですが、下の写真のように少し大きめな12cmのUSBファンを利用しました。このような大きなものを使った理由は、そもそも気化熱や空気の対流で水槽を冷却するものであり、とにかく風量が命だからです。

USBファンのパッケージ
(今回利用したもの)

次いで、目玉クリップ。こちらは、冷却ファンを固定するのに使います。この持ち手にある穴が今回の自作では、とても非常に重要になります。

USBファンを固定するためのクリップ


USBファンで自作! 手順編

それでは、実際に作っていきましょう。まず、ファンガードを固定しているネジを、一カ所だけ外します。

まずファンガードを固定しているネジを外す。

次にクリップの持ち手を、ファンとファンガードの間に差し込み、その穴がファンのネジ穴とファンガードのネジ穴に重なるようにします。

ファンガードどUSBファンの間に目玉クリップを差し込む

そして、取り外したネジで締め付け、ファンガードの上からクリップを固定します。

クリップをネジで固定

最後に、USBファンをUSB電源と接続して、自作作業は完了となります。必要なら逆サーモも接続しておきましょう。

USBファンとUSB電源アダプタを接続

それでは、取り付けてみましょう。LEDライトのフチにクリップで固定して、できあがりとなります。

USBファンに固定したしたクリップでライトを挟み込みようにとめる

このとき、ファンが重すぎるとクリップで支えきれず、外れてしまう危険性もあります。そうなると、水槽にドボン! そのため、設置する際は、ライトを水槽以外の場所に置き、ファンをクリップで固定する「試し置き」をして問題がないことを確認してください。

なお、上の写真のように、120mmのファンをクリップでパワーIII450に固定して、2回目の夏が過ぎましたが、今までに外れたことは一度もありませんでした。



自作水槽冷却用ファンの使用感

さて、その使用感ですが、結論を言えば、大変良好です。その理由は以下の通り。

・大きいためにすぐに冷却できる
・音もそれほど気にならない
・工夫次第で好きな場所に設置できる

しかし、利点ばかりでなく、もちろん不安な点や不便な点もあります。

・専用品でないので故障するかも
・火事・漏電・感電など危険性
・ライトを落とすとファンも道連れ

などなど、自作ゆえの難しい点やリスクは当然あります。それ故に、痒いところに手が届くものを作れるのだ! とも言えますが……。

というわけで、今回はここまで。長文読んでいただきありがとうございました。



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