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2019年2月23日土曜日

写真でわかる:水作エイトSに他社製ろ材を詰め込むお手軽改造の方法

サブストラットを水作エイトに詰め込んでみた!


どうもこんにちは、ごん太です。

さて前回から水作エイトの分解&改造について紹介しています。
前回は・・・

水作エイトSを分解したその様子について紹介しました。

今回はその続きで・・・

分解した水作エイトSにエーハイムサブストラットを詰め込んでいきたいと思います。
今回は改造とっても他社製のろ材を詰め込むだけなのであしからず。)

それでは目次に続きまして本文へと入っていきます。
続きをどうぞ。



水作エイトSをお手軽改造してみた!


何度も同じことを言っていますが、改造といってもろ材を詰め込む程度の話です。

専門的な工具不要なお手軽改造となっています。

とはいえ水作エイトにとっては本来の使用方法ではありませんので ・・・

改造とその成果物の利用は必ず自己の責任において行ってください。

毎度毎度な注意書きですが、とりあえず記しておきます。

さて前回までで水作エイトSを分解したので、、、
今回はろ材をガシガシと詰め込んだ後、再度組み立てていきたいと思います!。


今回利用したろ材→エーハイムサブストラット


今回利用したろ材はエーハイムサブストラットです。

最近ショップでもよく見かけるエーハイムサブストラット「プロ」ではなく普通のエーハイムサブストラットです。

エーハイムサブストラット


このろ材はエーハイムサブストラットプロが登場する前の大昔に購入したものです。

現在はそのほとんどがメイン水槽のろ材と手の任を解かれ、水作エイトSと交換することになった前任の睡蓮鉢のエデニックシェルトV3で利用されていたものです。

一応このサブストラットをさらりとレビューするならば・・・

生物ろ過能力ばっちりなろ材です。

その性能はというと・・・

ろ材を詰め込んだ時にろ材とろ材の隙間が狭くなるような感じのろ材です。

ですから、どちらかといえば水流を確保しつつゴミを絡めとる物理ろ材というよりは、、、

ぎっちりと詰め込みがきき、硝化細菌を広い表面積で定着させるための生物ろ材。

・・・そんなレビューができるろ材です。

さて話を戻しまして、今回はそのエデニックシェルトV3をやめて水作エイトに変更するわけですから、エデニックシェルトで利用していたこのろ材が無駄になってしまいます。

そんなわけですから・・・

せっかく硝化細菌が付いているろ材(エーハイムサブストラット)を捨ててしまうなんてとんでもない!

というのが前回まで話した今回の改造の直接的な理由となっています。


まずは底皿にろ材をほどほどに詰める


さて前置きが長くなってしまいましたが、早速分解した水作エイトSにろ材を詰め込んでいきたいと思います。

まずは前回分解した底皿から砂利をすべて取り出し、砂利の代わりにエーハイムサブストラットを入れます。


水作エイトSの底皿に詰め込まれたエーハイムサブストラット


あまりにもぐいぐいと詰め込みすぎると底皿の蓋が閉まらなくなるので注意してくださいね。

(なお、ごん太は案の定欲張りすぎて蓋が閉まらなくなりました。)

ろ材を入れ終わったら、網目状の底皿の蓋を閉めます。


プラストンとウールマットを取り付ける


底皿に蓋を取り付け終わったら、次はプラストンを取り付けていきます。

なお、今回の改造でプラストンでは前回のように取り外す必要はなかったかと思います・・・。

が・・・勢いあまって外してしまったので取り付けていきます(汗。

まぁ・・・取り付けるって言っても差し込むだけなんですがね。。。

上の写真から底皿の蓋を閉めてプラストンを取り付けたものが次の写真となります。

底皿の蓋とプラストンを取り付けた改造途中の水作エイト


この状態の底皿に、さらに星形のウールマットを取り付けると真のような感じとなります。

ウールマットを取り付けた改造途中の水作エイトS


どことなく水作エイトっぽくなってきましたね。
次はこのウールマットの内側にエーハイムサブストラットを入れていきます。


ウールマットの内側にろ材を詰め込む


ウールマットの内側は本来なら活性炭カートリッジが収まっていたいた部分なのですが、今回はこの場所にも写真のような感じでエーハイムサブストラットを詰め込んでいきます。

水作エイトSのウールマット内側にエーハイムサブストラットを詰め込む


底皿での失敗もあり、今度は8分目程度に詰め込んでみました。


(補足)サブストラットと水作エイトSの相性


さて、上の写真でご覧いただいたらわかる通り、小さな水作エイトSには外部フィルター用として設計されているであろうサブストラットは大きすぎるのかもしれません。

どちらかといえば・・・

シポラックスミニのような水中フィルターや外掛けフィルターでの利用が想定された小さめなろ材が望ましいです。

(とはいえ、新しいろ材を入れたら今回の改造の意味が・・・)

とりあえず今回はサイズの不一致感は無視して作業を続けることとしました。
まぁ、改造自体簡単ですから気に入らなかったら入れ直せばいいだけですからね。

そんなざっくりとした気持ちで進めていきます。


最後に本体カバーを取り付けできあがり!


改造の最後として本体カバーを取り付けていきます。

こちらも本体のストッパーはめ込むだけの簡単な操作となっています。
そんなこんなで、エーハイム信者が改造した水作エイトが次の写真となります。

エーハイムサブストラット入りの水作エイトSの完成!


見た目は多少違いますが、いつも通りの水作エイト(?)といった感じでしょうか?
とりあえず今回はこれにて改造はできあがりとなります。

次の項より今回改造した水作エイトSを実際に設置していく様子を紹介していきたいと思います。


さっそく睡蓮鉢に設置してみる


水作のスリムチューブを利用してみました!


話の仕上げとして睡蓮鉢に設置した様子を紹介して、話を終わりにしたいと思います。

いままでエデニックシェルトV3ががんばっていたので・・・

直径30cm程度の小さい睡蓮鉢に

外部フィルターのパイプ2本とホース2本(それぞれ給排水)
さらにエアレーション用のエアチューブ1本

器具だけでもかなり目立っていたわけなんです。。。

今回はろ過もエアレーションも水作エイトSのみ。
といことは・・・

エアチューブのみで済む!!

これだったら、配管が目立つこともありません。
まぁ、目論見は外れるわけなんですがね。。。

そんな、エアチューブをさらに目立ちにくくするために、スリムチューブを利用してみることにしました。


水作のスリムチューブ


結果なかなか美しくすっきりとした印象になりました。(睡蓮鉢の写真は次の章でしょうかいします。)

ただ注意点が1つあります。

それはこのスリムチューブと普通のエアチューブを接続させるアダプターが2個しか付属していないということです。

スリムチューブはこのアダプターがないとエアポンプやエアストーンさらには普通のエアチューブに接続できませんから、エアエアストーン、エアチューブ、エアポンプ1セットののエアのルートしか作ることができせん。

よく吟味してこのアダプターを接続箇所を考える必要があります。


器具や水草をもとに戻して出来上がり!


さて話を戻しまして、まずは水作エイトSを設置していきます。
設置といっても睡蓮鉢に置くだけなんですが、その手軽さも水作エイトの良いところ。

 改造した水作エイトSを睡蓮鉢に設置して・・・


今回は上の写真のように設置した後グリグリと上から押し込みながら軽く底砂に埋めて利用することとしました。

避難中だったウィローモスとミクロソリウムや浮き球をもとに戻して・・・

避難させていた水草たちをもとに戻して・・・


最後に水を入れれば設置完了です!

睡蓮鉢に水を注いで出来上がり


睡蓮鉢のふち付近にホースやパイプがなく、さらにチューブが細いということで、かなりすっきりしたのがお分かりいただけるかと思います。

静音性については、コポコポ音が気にならない程度までエアの量を絞って利用していることもあってか、それほど気になりません。

なお、写真では水が少々濁っていますが、1時間後にはいつも通りの透明な水に戻りましたことをあわせて記しておきます。

・・・

・・・・・


しかし、やっぱり流木で水作エイトSを隠しきれていません。。。  (汗
さてどーしたものかと思いつつ今回はここまで。

というわけで、水作エイト改造ネタはこれでおしまいです。


あれから半年以上利用してみて:2019/10/1追記


水作エイトを改造してからすでに7か月ほど経過しようとしています。

エデニックシェルトV3の時は紆余曲折「フィルターはやっぱりろ材がいっぱい入る方がいいよね!」という結論で利用していたので、

この小さな鉄人とも言うべく水作エイトSには不安を感じていたのですが・・・

なんだかんだ言って長年多くの人に愛されるだけのことはあり、現在に至るまで水質が不安定であることを指し示す現象はおきませんでした。

やはり、メンテナンスのしやすさとろ過能力、これがほかの形式のフィルターではまねできないところなのかもしれません。

最近は水作エイトのウールを100均スポンジを加工したものに変更しましたので、まだまだ活躍してもらう予定です。


あとがき


いかがだったでしょうか?
次回はミナミヌマエビもしくはヘアーグラスなどの水草の話になるのかと思いますが詳しくは未定です。それでは次回もお楽しみに!


(サイト内リンク)

ウィローモスの現状と睡蓮鉢のフィルター交換についての一連の記事です。
よろしければ、こちらもあせてご覧ください。


(最終更新:2019/10/1)