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2019年3月10日日曜日

全滅から復活し始めたミナミヌマエビ。減少の原因はやっぱり!?

あわや全滅!?ミナミヌマエビを追い詰めた原因とその後。



どうもこんにちは。ごん太です。

さて、ここ最近当ブログのテーマは水草ばかりだったような気がします。
そんな前回は・・・

ヘアーグラスのトリミング直後~1か月後までを写真で紹介しました。

今回は・・・

一時急激な生息数減少が起きたミナミヌマエビ達の近況報告をしていきたいと思います。

それでは続きをどうぞ!

(急いでいる人は目次リンクから「ミナミヌマエビが急激に減少した原因」から飛んでください!)



スドーサテライトLに保護された稚エビ達のその後


経緯


まずは、今回の経緯から話しておきたいと思います。

ミナミヌマエビ達がごん太の水槽からじわじわと姿を消し、それが発覚したのが今年の12月。

一時は換水時に隅々まで水槽を観察しないと見つからないほどに減少してしまいました。

ジワジワと減少しているときによくあることなのですが、、、、
残念ながらその当時は水質の急変なのか?水槽内の生態系バランス崩壊によるものなのか?よく原因はよくわかりませんでした。

しかし、秋までには水槽をみれば必ず目に付くほどに大勢いたミナミヌマエビ達が目立った遺骸もなく忽然と姿を消す・・・

そんな状況を黙って見ているわけがありません。

何が原因かわからないが、その生息数が増えるまでとりあえずはスドーサテライトLに抱卵した親エビを保護することとしました。

その数週間後に受精卵は無事に孵化し、母エビは本水槽へと帰っていきました。

ここまでが

ミナミヌマエビの産卵箱の選びかた:サテライトで親エビ保護(前)

で紹介した話や別記事でのあとがきなどで近況報告した内容となります。
話は、一気に飛んで親エビの保護から3か月後となります。


あれから3か月


あれ以来スドーサテライトLで保護した稚エビたちは特段大きなトラブルもなく3か月目を迎えました。

ほんの数ミリの目を凝らさないとよくわからない・・・
そんなサイズからほとんどの稚エビは1.5cm程度まで成長しました。

サテライトLとミナミヌマエビの稚エビ
(エビの密度が高いので脱皮した皮が散乱しています。)
 
ここまで大きくなれば、魚の口に入るサイズではないため、もう捕食されることもはなさそうです。

ですので3月初頭に卒園式(メイン水槽へ放流)となりました。

なお、ラスト1週間は10匹前後の稚エビたちがプレコタブレット(ベジラウンド)半分を1日半で食べきってしまうほどで、ちょっとした小型プレコ並みの大食漢でした。

・・・

・・・・・・

そんなこんなで、稚エビ幼稚園ことスドーサテライトLはお役御となりました。

が・・・

このままサテライトの掃除をして解体しようと思いながら何となく水槽見渡したら、抱卵中の親エビを発見!。

念のため、そのまま再び保護しました。
というわけで現在は2期生の親エビたちがサテライトに保護されています。

・・・・・・

・・・

さて、一連のサテライトの稚エビ幼稚園は順調だったわけですが・・・

本水槽のエビたちはどうだったのでしょうか?。

やはり全滅してしまったのでしょうか??
それとも・・・


本水槽も減少から復活へ


実は本水槽で飼育しているミナミヌマエビも特にケアしているわけではありませんが順調に数を増やしていきました。

水替えの時に探さないと見つからない!ということはなくなり、、、

水槽を軽く探せば見つかるようになり、最終的には抱卵したエビもちらほらと確認できるような状態にまでゆっくりとその数が戻りつつありました。

そんな状態でサテライトLを卒園したミナミヌマエビを放流したので、現状としてはちょっとしたエビパラダイスになりつつあるようです。

ですから、本水槽もサテライトも極めて順調なわけです。

では何がそこまでミナミヌマエビを追い詰めたのでしょうか?

次の項ではミナミヌマエビが急激に減少した原因について考えてみたいと思います。


ミナミヌマエビが急激に減少した原因


というわけで、最後にこの顛末の原因について考えてみたいと思います。

当時の記事でも同じようなことを考察しているのでそれを紹介すると・・・

・夏の溶存酸素からによる体調不調
・チェリーバルブなどの他の生体の捕食(生態系の変化)
・何らかの原因による水質急変
・殺虫剤や農薬などの化学物質による汚染


などを推測される原因として挙げています。

が・・・

現在では・・・

「その減少が一過性であった」ことや
さらに減少が始まる「前後の作業を」考えるに原因はおそらく・・・

ソイル交換による急激な水質変化によるものだったようです。

ソイルは硬度やpHなど水質を劇的に変化させます。

その時はコントロソイル→プロジェクトソイルというソイルからソイルへの変更でした。

ミナミヌマエビは水質急変が苦手な生体。
そんなエビたちにとってソイル交換はかなりの負担があったようです。

さらに悪いことに・・・

当時の方法はやや変わった方法で交換したため大きなダメージになってしまったようです。

(水合わせができない方法は絶対にお勧めできません!!)

ですのでごん太のような大失敗をする前に・・・

ソイルなど水質が急変する物を投入するときは必ずエビの水合わせをじっくり行ってあげましょう!。


というわけで、ミナミヌマエビの急激な減少についての話はこれでおしまいです。

---

この記事を投稿してから3か月経とうとしています。
この時保護したミナミヌマエビ達もすっかり大人になり、先月放流となりました。

そんなわけで、ミナミヌマエビ達は増えに増え、水槽でこの世の春を謳歌しています。
ただ、この一件でごん太はソイル交換にすっかり及び腰に。。。

どうしたものかなぁ・・・とエビたちに負荷をかけない方法を探しています。
(2019/6/01 追記)


その後結局ソイルを再び交換することになりました。
その時は一端ミナミヌマエビを避難させ、じっくり水合わせをしてから水槽に放流しました。

が・・・なんだかんだ言ってもばっちりダメージを受けたようで、この記事の時のように全滅の危機とまでではありませんが、わずかながらミナミヌマエビの数が減ってしまいました。。。

未だエビたちに負荷のかからないソイル交換方法を考えています。
(2019/10/2 追記)

(最終更新:2019/10/2)