2019年6月10日月曜日

スポンジフィルターを利用したエアレーション水はねを防止な簡単改造


最近暑くなりはじめ、たびたび冷却ファンが回るようになりましたが、みなさん水槽の夏対策はお済でしょうか?。

どうも、こんにちは。ごん太です。

アクアリウムにおいて、これからやってくる夏対策の基本中の基本と言えばエアレーション。

だけど、、、エアレーションをすると水はねが気になる!

そんな水はねを防ぐため前々回は、
今回は・・・

水槽をある程度触ったことのある人なら誰でも持っているであろう・・・
さらに言えば、ショップでもホームセンターでも必ず売っているであろう・・・


テトラ製のスポンジフィルター

(ようするに、テトラスポンジフィルターのことです。)

を少しばかり改造して、水はねを防止しながらエアレーションできる簡単な仕組みを作ってみたいと思います。

なお、今回の改造はですが、上記の通り水はねを防ぎながらエアレーションをしたい!という点を踏まえつつ・・・

  • CO2を添加しているので常時エアレーションができない!
  • メイン・サブともフィルターがあるのでこれ以上フィルターはいらない!
  • スポンジフィルターを入れるスペースがないor入れたくない!

そんな人向け(主に水草水槽向け)な改造となっています。

スポンジフィルターを改造した水はね防止グッズ、稼働確認中
(改造&設置し動作確認中な一幕)

後述しますが、ただ単に水はねを防止したのなら、テトラのスポンジフィルターを改造せずそのまま利用したほうが、生物ろ過という観点からも有益です。

というわけで、まずは経緯から本題に入っていきます。
なお、今回も長めの記事となっておりますので、お忙しい人は↓目次リンクよりお探しのパートへとジャンプしてくださいね。


§1. テトラスポンジフィルターを改造して水はね防止グッズすることにした理由


このパートではスポンジフィルターを改造することになった経緯について話していきたいと思います。


テトラのツインブリラントフィルターを改造することになった経緯


さて、今回改造のタネになるテトラ製のスポンジフィルターについてですが、いつまでも多くの人に愛させる定番な商品です。

その理由は、安価な値段とエアリフトで動作するゆえの単純な構造でありながら、しかし生物ろ過を担うフィルターとしてなかなか強力なろ過能力があり、、、

初心者どころか全てのアクアリストの心鷲掴みなメインにもサブにも使えるバランスのいいスペックが特徴のフィルターです。

また、多くのアクアリウムショップやホームセンターでも販売されているので、水作エイトほど熱烈的なファンはいないとは思いますが、、、

一度は手に取ったり、設置したりしたアクアリストも多いフィルターといえるでしょう。

テトラツインブリラントフィルター


ごん太も緊急時のために常時スタンバイさせてあります


もちろん、ごん太も予算のないアクア初心者の時は、プレコ水槽の生物ろ過向上ためのサブフィルターとして幾度となくお世話になりましたし、、、

緊急時の隔離水槽のフィルターとして、いつでも利用できるように普段からスタンバイしているので、今でもお世話になっています。

が・・・

さすがにスタンバってそろそろ5年は経つのでそろそろ何かに使ってあげたい!という気持ちが強くなってきました。。。

(アクア歴が長い分、緊急時のフィルターのスタンバイは他にもありますからね。。。)


エアリフトの割は水流が強力なので


そこで、目に付いたのがそのエアリフト!

どこにでも売っている基本中の基本な商品なのですが・・・
このスポンジフィルターのエアリフトは、ごん太が愛用している水作水心3Sと相性が良く、なかなか強力な水流が生み出してくれるわけなんです。

というわけで、今回は我が家に眠っているスポンジフィルターことテトラツインブリラントフィルターちょっとだけ改造し、そのエアリフトだけを利用することで水はねを防止してみたいと思います。

なお、今回の改造はツインでないブリラントフィルターでも同様の改造ができます。

また、水作水心3Sと同じようなエア吐出量ならば似たような水流を作り出せるので、今回の自作では水作水心3Sにこだわる必要はありません。

というわけでレッツ改造!


§2. スポンジフィルター改造!


お待ちかねこのパートからは、実際に改造するにあたっての注意事項、道具、そして手順となります。

注意事項(改造前のお約束)


と・・・その前に・・・

いつも記していることですが・・・

「改造」や「自作」の成果物の利用は、本来の利用目的とは想定外の利用方法ですので、思いがけないトラブルに見舞われる可能性があります。

改造や自作、そしてその利用は必ず自己の責任において行ってください。


今回の改造で利用する材料


道具一覧


  • テトラ ツインブリラントフィルター
    (ブリラントでも可)
  • エアチューブ
  • エアポンプ
  • 逆止弁
  • テトラ ストレーナーフィルターS

基本的にはテトラスポンジフィルターとそれを稼働させるためのエア関係の道具一式、さらには外掛けフィルター用ストレーナースポンジという内訳になっています。

各器具の詳細は以下の通りです。


テトラ スポンジフィルター


まずは、テトラのスポンジフィルターについて。
今回はツインブリラントフィルターですが、

前述の通り、ブリラントフィルターでも同様の改造ができます。

今回の改造においては、スポンジを取り外して利用するので両者の違いによる作業や完成品の差はありません。

お手持ちのテトラ製スポンジフィルターをご用意ください。


エアポンプとそのエア吐出量


またエアポンプについては、テトラ製のスポンジフィルターを稼働できるような吐出量の強さなものならなんでもOKです。

今回利用するエアポンプは、ごん太が愛用している水作水心3Sで、

その最大吐出量は2500cc/分となっています。

それにエア吐出量が近いもの物であれば問題なく利用できるでしょう。

また超小型や小型水槽で利用するようなあまりのも吐出量の弱いエアポンプでは、そもそもエアリフトが出来ない可能性もあるので、その点はご注意ください。


エアチューブと逆止弁


エアチューブと逆止弁は【普段通り】利用しますので、用意するにあたって特に必要な配慮はありません。

エアチューブは水槽内のテトラスポンジフィルターにエアを供給できる十分な長さがあれば十分で、その際チューブ内の逆流漏水を防止のため必ず逆止弁を利用してください。

なので、家で余っているエアチューブで十分です。


ストレーナースポンジ(テトラストレーナーフィルターS)


ストレーナースポンジついては、今回はテトラより販売されている外掛けフィルター用のテトラストレーナーフィルターSを利用しました。

テトラストレーナーフィルターS
(2個入ってお値段¥198!改造素材に使わない手はない!!)
 
そのサイズ寸法は内径15mm、外径15mm、長さ60mmです。

当然同様のサイズのものがあれば似たようなストレーナースポンジでも代用できるでしょう。

なお、今回の工作では、穴が両側に貫通しているタイプのものは利用できません。

スポンジフィルターにはエーハイムの給水パイプのようにストレーナーカバーがありませんから、貫通しているタイプのスポンジではゴミが駄々洩れになります。

・・・

というわけで、テトラのスポンジフィルターをお手持ちの人なら、ストレーナースポンジさえあれば、今回の自作はできますから、極めてハードルが低くなっています。


スポンジフィルターを改造しエアレーションの水はね防止グッズを作る!


ここでは作成方法について紹介していきたいと思います。

あまりの短さにびっくりしてひっくり返らないでくださいね!


スポンジを取り外す


まずは、スポンジフィルターからスポンジとそれが取り付けてあるパイプを、根元から取り外します。

下の写真は、ツインブリラントフィルターから、スポンジとそのパイプを取り外したところです。

まずはテトラスポンジフィルターを分解


エアリフトのパイプ下端のエアチューブを取り付けるパーツは取り外さず残しておきます。

なお、今回の改造では下の写真のパーツ(排水パイプ、吸盤、パイプ)のみ利用します。

今回はスポンジフィルターのエアリフトと排水パイプのみを利用します


ストレーナースポンジをカット


次にスポンジストレーナーを適当な長さにカットします。

スポンジストレーナーをハサミでカット


今回は長さ4cmになるようハサミでカットしました。

スポンジストレーナーを長さ4cmにつめます


が・・・一応慎重に作業するならば、、、

水槽取り付け時にスポンジがパイプから外れないか様子を見ながらカットしても良いと思います。


ストレーナースポンジを取り付ける



スポンジを外したスポンジフィルターにテトラストレーナーフィルターSを取り付けます。

エアチューブを取り付けるパーツの外径18mmに内径15mmストレーナースポンジを取り付けます。

スポンジストレーナーをエアリフトのパイプに取り付ける


スポンジ素材なので微妙に伸縮するため、ぐりぐりと引っ張りながらはめ込めば取り付けられるわけなんです。


スポンジは多少伸縮するので、このようにストレーナースポンジを無理やり取り付けられる


が・・・

いかんせん、改造ですからストレーナースポンジがすっぽり抜け落ちてしまう時もあります。

そんな時は、ビニタイなどを上から巻きつけて固定しても良いでしょう。

スポンジストレーナー取り付け後の全体像はこんな感じになります。

ストレーナースポンジを取り付けたスポンジフィルターの全体像


設置して出来上がり


最後はいつものように、エアチューブや逆止弁、そしてエアポンプを改造したスポンジフィルターに接続し・・・
 
ストレーナースポンジを取り付けたスポンジフィルターにエアチューブを通す


水槽の適当な場所に設置!。


スポンジフィルターを改造した水はね防止グッズを設置し

後述しますが、思った以上に目立つので流木の裏に隠しつつ、エーハイム外部フィルターの給水パイプ2本に紛れ込ませました。

そして、最後にエアポンプの電源を入れて出来上がり!。


(水替え中に設置したので上下の写真共に普段より水位が低くなっています)

改造物の稼働確認中!


実際に利用中すると、こんな感じとなります。

水位を増やして実際にエアレーションをしているところ

うん・・・

上から見た感じではテトラスポンジフィルターと何ら変わらない(汗)

というわけで、スポンジを取り外しているので確かに省スペースにはなっていますが、

後述します通り、見た目的には改造前と何ら変わらず難ありです。


スポンジ部分を取り外す理由


タイマーに対応させるため


さて、今回の改造ですが・・・

「ほぼスポンジフィルターからスポンジを取り外しただけ」

の改造となっています。
そのスポンジを取り外す理由ですが、

その1つはタイマーによるON/OFFの管理に対応させるためです。

スポンジフィルターは「フィルター」ですから基本的に常時稼働させ続けるべきものです。

その最大の理由は、スポンジ部分は常に魚の糞や残飯などで有機物でまみれており、、、
さらに止水時(フィルター非稼働時)には奥まった構造ゆえに嫌気性域になりやすく、、、、

結果、エアポンプが停止すると、有機物を餌にして嫌気性の病原菌が繁殖することが予想できるからです。

なので、常時稼働のフィルターとして利用しないならスポンジを取り外してしまおう!というのが今回の改造の目的でもあります。


省スペースにするため


また、スポンジ部分は見た目的なインパクトのほか、思った以上にとかさばりますから、

目立ちやすいという難点もあります。

これもスポンジ部分を取り外した理由の1つです。


本当にスポンジを取り外すべきか?


しかしながら、冒頭で記した通り、、、

現在サブ的なフィルターを利用していない!、もしくはCO2添加などでエアレーションにも制限がない!、さらにはスポンジフィルター設置するスペースに困っていない!

そんな場合は、スポンジフィルターを今回のように改造せずフィルターとして常時稼働させておくほうが、圧倒的にメリットが多いです!!。

当然ろ過の強化もできますし、エアレーションもできます!
さらにおまけで水はね防止にもなるわけですから、、、
はるかに有益だと付け加えておきます。


逆にごん太のように、サブフィルター稼働中で、水草水槽ゆえにCO2添加中、さらにレイアウトで水槽内部はパンパン!な人には向いている改造となっています。


§3. 今回の改造品のレビュー


さて、最後に実際に利用してみたレビューを簡単に紹介して、今回の話を終えたいと思います。


メリット


エアレーションの効果は?水はねを防止の効果は??


今回の改造物についてですが、記事作成現在こんな感じで利用しています。

現在のストレーナースポンジを取り付けたスポンジフィルターによるエアレーション


多少水面から排水パイプを離し、落水させるように利用しています。

(その理由は次の項で後述します。)

現在この水槽で施しているエアレーションは今回の改造物によるものだけですが、、、

溶存酸素に敏感なプレコやエビ達に鼻上げなどの酸欠の症状は出ておらず、エアレーションとして必要な機能を果たしているようです。

また、以前はリフトしているライト(GEXパワーIII)に頻繁に水がはね、ライトのポリカーボネート製カバー内側まで水が入り込んでいたこともありましたが、、、

現状そのようなことは起きていませんので、エアレーションの水はねを防止として機能しています。


油膜は防げるの?


また、排水パイプから落水させる高さにもよりますが、油膜を落とす効果もあります。

上の写真で落水させていたのはこれが理由です。

ごん太の水槽は浮草を栽培しているので水面の水流は抑えており、さらにプレコという大食漢な魚を飼育しているので比較的油膜が出やすい環境にあるのですが、今回の改造物を設置してからいままで、油膜が発生したことはありません。

なお、排水パイプからの落水がドワーフ・フロッグピットなどの浮草ににかかり水面の油膜を落とすことができなり、水面が油膜だらけになるトラブルがありました。

なので、

油膜落としの効果を期待している人は、 数センチ上からダイレクトに水面へと落水させるようするといいでしょう。

(2019/11/22 追記)


【補足】水作水心3Sと接続してどれくらいの水流が出るの?


パイプの全長28cm、排水パイプは水面よりから3cm上で、水作水心3Sを全開で利用すると、、、、

5秒当たり150mlが排水パイプより吐出されますので、その水流量(吐出量)は約1.8L/分ということができます。

ざっくり言えば、その排水量の強さは水作スペースパワーフィットの2/3~半分といった感じです。

ですから、緩い水流と言えばゆるいですが、それなりにありますから、水流が極端に苦手な魚のいる水槽に設置するときは要注意です。

ただ、エアの供給量=水流量な仕組みなので、エアの供給量を別途一方コックや三又分岐などで簡単に調節できますから、そこまで問題にはならないかと思います。


デメリット


とにかく目立つ!


最後にデメリットについて紹介して、記事を終えたいと思います。

そのデメリットははっきり言って・・・

緑なパイプがめちゃくちゃ目立ちます!。

が・・・

エーハイム外部フィルターの愛用者や信者さん(ごん太も含む)など、程よく緑色のパイプに耐性を持っている人にとっては全くもって気にならないでしょう。

それ以外の人は、それなりの工夫が必要になるかと思います。

途中の写真のように、ごん太は流木の裏に隠し、さらに・・・

エーハイムの2本ある給水パイプの真横に設置しました。
木を隠すなら森の中といいますからね!。



ブクブク音は排水パイプの位置次第


さて、その稼働音についてですが・・・

排水パイプの位置次第ですがブクブク音気になる!ということはまず無いかと思います。

(音については個人差が大きく・・・さらに一個人でも時間帯やストレス度合いにより変動しますので、「静かです!」とは断言できないので歯がゆいところです・・・。)

なお、排水パイプは水上もしくは水面ギリギリに設置したほうがブクブク音は発生しないようです。

ブクブク音が気になる人は試してみましょう。

・・・まぁ、こんなこと書いてもエアポンプがうるさかったら元も子もないので、、、

今回の改造物やその素材であるテトラスポンジフィルターの音に悩まされたならまずは、エアポンプの静音化から手を付けるべきかと思います。

それでだめだったら、排水パイプの水面からの高さや、エアの供給量あたりをいじってみると解決するかもしれません。

・・・・・・

というわけで、今回の話はここまで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(更新:2020/7/5)

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