実際に100均のフルーツ皿に水草を植えてみた
どーも、こんにちは。ごん太です。
前回は・・・
100均のフルーツ皿を利用して水草を植栽する方法
という記事を投稿しました。
今回は実際に鉢植えへセキショウモを植栽する風景を紹介しつつ、
その鉢植えをする方法について説明していきたいと思います。
なお、残念ながら当記事には執筆当時の強烈な間違いが一点ありますので、前もって訂正させていただきます。
文中「セキショウモの根本を重りで巻く」と紹介していますがお勧めできません!!
セキショウモのような根本から新芽が出るタイプの単子葉類は根本が命です。
おもりなどを巻かないようにしてなるべく傷つけないように扱うのがベストだと思います。
また、その話に絡めて、水草のおもりを利用するときの注意事項も紹介したいと思います。
それでは続きをどうぞ!
梱包を外す&道具の準備
今回のセキショウモはチャームにて購入しました。
近所に熱帯魚屋はあれど、水草に強い熱帯魚屋がないので、水草に関してはいつもチャームを愛用しています。
そんなわけで、話はチャームからの小包が届いたところから始まります。
まずは段ボールや透明なケースなどの梱包を取り外します。
すると紙に包まれている水草が姿を現します。
ごん太の私感ですが・・・
紙を外してしまうと乾燥が始まり、水草が痛み始める【気がする】ので
ので、下の写真の状態になったらいったん梱包を外す作業はストップするようにしています。
もちろん、表面か乾く程度の乾燥に耐えてくれる水草もあります。
しかし、初対面の水草ではそのあたりのイロハはさっぱりわかならないので・・・
実際に栽培数か月してみて基本的な水草の特徴を掴みとれるまでは、なるべく丁寧に扱うよう心掛けています。
ですから、ごん太はここでいったん開封をやめ、道具の準備をします。。
例えば鉢、ソイル、肥料、カルキ抜きした水、風呂桶など・・・植えるための道具をそろえてから次の作業の準備をいつもするようにしています。
紙が濡れているので水草の乾燥を防いでくれる |
水草の洗浄
開封の儀
まずは水草を洗浄するためにカルキ抜きした水やらバケツやら風呂桶やら、使用する物品を準備します。
そののち、開封の儀を執り行うわけです。
【開封の儀】なんて言っていますが、何のことはない、水草が包まれている紙を取り外すだけなんですけどね!
なお、ごん太はこのタイミングで
よーく水草をチェックし、プラナリアやスネールの類が付着していないかを検疫します。
幸い私が購入した水草にプラナリアやスネールの類が付着していたことはありません。
しかさい、どのようなお店で購入しても、少なからずスネールが付着している可能性はありますので、
なるべく水草の隅々までチェックするのがベターです。
さて、ごん太は普段から検疫を観察だけで済ませていたので、
その後購入した浮草に付着していたカワコザラガイに悩まされることになります(汗)。
それはまた別の機会にネタにする予定ですが、後述するタイミングで、
なるべく”水草その前に”などの薬剤を利用して検疫を行いましょう!
紙を外すとセキショウモが・・・ |
水草を洗浄(ついでに水草その前にも利用すべし!)
ここからは洗浄です。
次に水草をカルキ抜きした風呂桶に入れ、軽く洗い流すわけですが、
なるべく「水草その前に」などの薬をこのタイミングで利用し検疫しましょう!
次いで、ごん太は洗浄後水を汲み替え、そこにメネデールを1000倍希釈になるようにいれ、予め水草に吸わせておきます。
無事、発根&新芽をしてくれますように!
というごん太なりの学生時代からのおまじないです。
一応、メネデールさんのHPを見る限りではそれなりの理屈があるようですが、今回は割愛します。
時間がありましたら、是非調べてみてくださいね。
洗浄したのちメネデールをいて、次の作業に移る |
鉢の準備
道具紹介
水草を植栽する道具を準備します。
【今回利用した道具】
- プラチナソイル(パウダー or スーパーパウダー)
- テトラ イニシャルスティック
- 100均フルーツ皿
- ピンセット
- 飼育水
今回は鉢として100均のフルーツ皿を使用しました。
水草を鉢植えにする!その実際の手順(セキショウモの植栽)
まず、肥料を入れます。私はイニシャルスティックを毎回使っています。
分量は結構適当ですが、写真を見返してみると多すぎるかもしれませんね。
特にロタラなどカリウム過多の症状が出やすい水草は注意して利用しましょう!!
次にソイルを入れます。
今回使用したのは、プラチナソイルのスーパーパウダーです。
手元にこれしかなかったので使用しましたが、
できるだけソイルの粒が大きいものを利用したほうが、酸素欠乏による根腐れや嫌気性域といったトラブルを心配しなくてすみます。。
とはいえ、いままでそのような問題が出て水草が枯れたことは、ごん太の水槽ではありませんが、念には念を入れて注意しましょう。
しかし、ソイル粒が小さい方が抜けづらく植栽しやすいのは確かなで、錘を利用したくない人はパウダーやスーパーパウダーと呼ばれる細かい粒子のソイルを利用したほうがいいのかもしれません。
次いで、飼育水をソイル表面がひたひたになるぐらい入れます。
ようするに水田状態です。
こうすると、ソイルが中で動くので、水草の根を傷つけることなくとても簡単に水草を植えることができます。
また、根の乾燥も防げますから、一石二鳥です。
ピンボケでごめんなさい・・・! |
さて、”鉢”の準備が整いましたので、次は実際に植えていきましょう!。
植栽&水槽にレイアウトする
ピンセットで植栽 !
では実際に水草を植える作業をします。
といっても、やり方は極めて簡単です。
水槽内と同じように、目の前のフルーツ皿に植え付けるだけです。
長細いピンセットで水草の根元をもって、斜め方向にソイルに押し込みながら植える。
たったのそれだけです。
もちろん、植えただけですから水槽に入れるときや、入れた後にこの時抜けてしまう事が多々ありますので、
ごん太はものぐさなので、普段水草のおもりを利用し、抜けないようにしています。
しかし、冒頭でも述べましたが、
セキショウモのような株元から新芽が出る、ストロンがでるタイプの単子葉類は錘の使用はお勧めできません。
詳しくは次のパートで述べたい思います。
水草におもりを利用するときの注意点
上でも記しましたが、セキショウモのような根本から新芽が展開するような単子葉類は、
なるべく根本にはおもりを巻かないことをお勧めします。
というのは、そのような水草は根本付近からランナーやら新芽が出るからで、その重要な部分を邪魔せず極力保護したいからです。
ですから・・・
重りを巻かずに水中でソイルに深めで植える
もしくは
もしくは水槽外で深く植えそ~っと戻す
このようにしてあげるとそういった単子葉類でも問題なく植え付けができるでしょう。
なお、今回の錘をつけてしまったセキショウモですが錘を取り外した上で植え直しました。
18年1月現在ではバリバリ伸びておりストロンを伸ばして子株を量産中です。
ただまぁ、、、その後、その後自分の手で枯らすことなるのですが、それはまた別の機会に述べたいと思います。
さて、ここからは水草のおもりを利用するにあたっての一般的諸注意となります。
ごん太はこ植栽後の水草を抜けにくくするためにおもりを利用しています。
スドーさんの「水草ソフトおもり」という商品を利用しています。
パッケージ裏側にははっきりと「鉛板」 と記されていますし、
さらに……
「当製品使用における生体の損害については保障の限りではありません。ご了承ください」
と、ただならぬことが書いてあります。
ごん太は重金属を無害化してくれる作用を併せ持つカルキ抜きを利用しているためか、
いままでの飼育経験のなかで生体が鉛中毒になったことはありません。
しかし、錘にはやはり鉛が含まれていることが多いですから、
重金属に極端に弱い生体を飼育している場合には、その利用はなるべく控えたほうが良いでしょう。
水槽にそーっと戻す
下の写真は植え終わったセキショウモ。地上ではぐんにゃりしていますが……
これを今から水槽に戻していきたいと思います。
水槽に入れると細長い美しい姿になります |
前回さらには今回の文中でも既に注意しましたが・・・
ソイルが舞わないよう
水草が抜けないよう
慎重にゆっくりと水槽に戻します。
根付く前に好みの場所に移す際も、急な移動はしないようには気を付けてください。
水流にあたるとソイルが舞う恐れがあります。
というわけで、これで鉢植えは完成です!。
(元気なころのセキショウモ) |
【元気なころ】と付いているのは、その後残念ながらセキショウモを枯らしてしまうことになるからです。
具体的には・・・
ということです。
詳しくは↑リンクよりご覧ください。
あとがき的何か
さて、前回と今回の2回続いたフルーツ皿で水草の話はこれでおしまいです。
トリミングが必要な鉢が出てきたら、随時メンテンナンス光景をアップしたいと思います。
さて、次回は・・・
を紹介したいと思います。
それでは次回もお楽しみに!
(更新:2021/3/5)