2017年9月14日木曜日

外部フィルターのブーン音原因特定法~よくある原因から見落としやすい原因まで~

今回はブーン音の原因特定方法について!


どうも、こんにちは。ごん太です。
前回は・・・

外部フィルターのカリカリ音の特定方法

ということを紹介しましので、今回は・・・

外部フィルターのブーン音の原因特定について書いていきます。

前々回からの予告通り、今回はブーンと唸るような音(以下ブーン音)について述べてみたいと思います。

さて、実はこのブーン音、 正直に言いますと原因の特定が難しいです。


当記事ではごん太が経験したブーン音の原因を可能な限り取り上げますが、あくまで1つの事例として参考にしていただければと思います。

それでは目次と続きまして本文へと入っていきます。

続きをどうぞ!

<!注意!>


諸注意


 困ったときはネットで自分で解決するのもいいですが、現実で人に聞くのもありです!

なお、以下の記述は私なりの異音の解決方法であり、すべての異音に対し特定できるものではありません。またすべての異音を解決できる保証もありません。

時として電話でメーカーのサポートセンターに相談するという方法もあることも忘れないでください。



給水・排水の表記について


当ブログでは、フィルターの水の流れ方を中心にして給水、排水を表現しています。
つまり・・・

給水 → フィルターに濾過されていない水を送る側
排水 → フィルターから濾過された水が出てくる側


としています。
水槽を中心として、「水槽から水が出ていく側を排水、入ってくる側を給水」という表現ではないのでご注意下さい。


ブーン音はデリケートな問題:ブーン音が気になる!うるさい!と感じたら・・・


人間の耳とうのは意外と個人差が激しいものです。

自分にはブーン音が聞こえるのですが、他人には聞こえない・・・

そんなことはよくあることです。
しかも、同一人物の聴覚でも ・・・

疲れていたり、ストレスが溜まってたり、そうでなくても入眠時などでも、
昼間と同じ音でも大きく聞こえてしまうことがあるのです

ですからブーン音が騒音となっているかどうか?ということを定めるのは思った以上に難しいことです。

時として、自分の耳以外にも、他の人に意見を聞いて、騒音となっているか判断したほうが良い場合もあります。

他人にとって騒音となっていない場合は、フィルターを直すことよりもより自分のメンテナンスをするべきかもしれません。

(疲れていたり、ストレスがたまっていたりして、寝つきが悪くなっていませんか?)


そのようなわけなので、

ブーン音はデリケートな問題なわけで、解決はなかなか難しいのです。

以上の前提を踏まえ問題解決に向けて動いたほうがよさそうです。

やみくもにブーン音を必要以上に意識することで、その結果寝つきが悪くなり、、
解決方法がわからないことでさらにストレスがたまり、、、

そんな理由でなおさらブーン音が大きく聞こえてしまうという悪循環になることすらありえます。

ですから時として・・・

ブーン音の解決方法を探すよりも、ブーン音に耳を慣らすほうが、時間的にも金銭的にも精神的にも浪費が少ない解決策となるかもしれません。

それほど、ブーン音の原因探しは迷宮入りしやすく解決が難しいのです。
というわけで、次のパートより解決方法を紹介していきます。

ブーン音で夜、眠れなくなることも


ろ材を詰め込みすぎていませんか?~陥りやすいブーン音の原因~


ろ材を詰め込みたくなるのはアクアリストの性(さが)


私がいままで体験したブーン音のうち、最も多かった原因が給水部の抵抗です。
「給水部の抵抗」なんてちょっとカッコいい言葉を使ってますが、

ようするに、、、

スポンジストレーナーの詰まりやろ材の詰まり
(↑はフィルターの清掃不足というわけです)

と、

ろ材の詰めすぎ

のことです。

特にこのろ材の詰めすぎというのが結構特定しづらい原因です。
と言いますのは、、、

汚れによる詰まりは清掃により直りますが、ろ材の詰めすぎは清掃では直らないからです。

ろ材を入れすぎて人為的にフィルターを詰まらせているわけですからね。
しかしろ材を詰め込むみ上質なろ過を目指すことはアクアリストの性。
そんな性に打ち勝たない限りは、、、

この給水部の抵抗は見落としやすい原因となりえます。

しかし現状では、定期的なろ材の清掃は推奨されているわけですが、その際に静音化のためにろ材の量を調整するというのは未だそれほど話題として挙がってっていません。

むしろ・・・

ろ材は詰め込めるだけ詰め込む!
ありったけ詰め込む!!
限界まで詰め込む!!!

そういった考えの人が多いのが現状です。

ですから、ろ材の詰めすぎは、アクアリストの習性的に一番発覚しづらく厄介な原因となりえるのです。

さて、ごん太はこれが原因のブーン音を発生するのを防ぐために、外部フィルターに入れるろ材を意識して7~8割程度にとどめています。

生物ろ材が減るので多少なりとも生物ろ過能力は落ちるはずですが、、、

外部フィルターが詰まりにくくなるため、フィルターの通水性と流量低下が起きづらくなるわけです。

結果として、長期的な維持の観点からではろ過は極めて安定していますし、おまけに静音で快適です。

ですから、様々な観点から、ろ材は詰め込みすぎないことをごん太としてはお勧めします。


よくあるブーン音を作り出す原因


ここからは、よくあるブーン音について紹介していきたいと思います。
まず、同じく給水部の抵抗で一番よくあるのが、先にあげた、、、

スポンジストレーナーの詰まりとウールマットの詰まりといった「ろ材の詰まり」です。

ウールマットやスポンジストレーナー、さらには小さく目の細かいセラミックろ材などが、詰まりの嫌疑の対象となります。

どちらにせよこれらがが原因の場合は、前述した通り清掃で解消されますので、問題が長期化することは少ないです。

清掃さえすれば短期的には解決することが多いのです。

ただし、何度清掃しても、、、ゴミの原因となる餌を少なくしても、、、
いつもすぐに外部フィルターのブーン音が再発しまうのであれば、、、

ろ材の詰めすぎを疑った方が良いかもしれません。

フィルターにろ材を詰め込みたくなる癖があるのなら、1度は疑ってみてもいいかもしれません。

特に目が細かいろ材はその分通水性が悪いことも多く、ケース8分目9分目程度の量でも詰め込みすぎでブーン音がしてしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要となります。

給水部の抵抗によるブーン音の見極め方


さて、いままで話てきた給水抵抗によるブーン見極め方ですが、

スポンジストレーナーを含め、すべてのろ材を取り外し空回ししてみて、ブーン音が解消された場合は、給水系統の詰まりと考えることができます。
逆に、スポンジストレーナーやろ材の撤去や清掃をしてみてもブーン音が治らず、さらにフィルターにろ材を入れず空回しをしてみてもてブーン音が治らない場合、それは・・・

インペラから発生している場合や器具の組み合わせが悪いと考えるのが妥当です。


多くの人が1度は遭遇したことのあるブーン音


新品もしくは外部フィルターをメンテで開けたばかりのブーン音は一番遭遇する確率が高いものです。

しかし、

どれも一過性ですぐに治ってしまう事が多いので、気にする必要はありません。

まず、外部フィルターを開け閉めしたばかりの時期に発生するブーン音ですが、
フィルター内にエアがとどまっていることが、その異音発生理由です。

数分から場合によっては数日フィルターを稼働し、徐々に内部のエアが排出されれば自然とブーン音は消えていくことが多いです。

次で、新品の外部フィルターから発生するブーン音についてですが、

インペラとスピンドルの慣らし運転が終わっていないために発生していると考えられます。

しかし、新品のフィルターから発せられるブーン音は、その静粛性を期待して高い外部フィルターを購入した方にとっては、耐えがたいことではありますが、、、

とりあえずは慣らし運転が終わる1か月程度を経過観察してみることををお勧めします。

その間にインペラやスピンドルが馴染んでブーン音が改善することがあるからです。
とは言え、明らかに初期不良の場合もあるので注意は必要です。

特に新品で耳も塞ぎたくなるような大きなブーン音は、保証期限があるうちに修理に出してしまった方がいいでしょう。

軽いブーン音、大きいブーン音のどちらにしろ

新保証期限とよく相談して解決の方針を定めることが肝心です。

さて、ごん太が実際に経験した面白い例としては、スピンドル・インペラ交換後のブーン音です。

外部フィルターのブーン音が段々とうるさくなってきたので、5年ほど利用したインペラとスピンドルを交換することにしたわけです。。。 しかし、

新品のインペラに交換してもちょっとブーン音が小さくなったと感じる程度で劇的な改善はありませんでした。

なんで!?

とその時に、やや怒り気味でその理由を考えてみました。

ブーン音から逃れたくて新品にしたのにブーン音が収まらないその理由ですが、
ポンプの心臓部であり時に騒音源にもなるインぺラこそ慣らし運転が必要なんですね。

つまりインペラを交換するという事は、また慣らし運転が必要というわけです。
その後ブーン音は1か月後ぐらいから徐々に小さくなり、現在は完全に無音となりました。

このように慣らし運転が済むと静かになるブーン音もあるのです。


器具の組み合わせで、異音が発生する!?


器具の組み合わせによるブーン音。
これはほとんど発生することはないと思いますが、発生すると解決は非常に困難です。

その原因に気が付くにも時間がかかりますし、修正するにもお金がかかります。
まったくもって、めんどくさいブーン音です。

この器具の組み合わせによるブーン音の特徴は

別の外部フィルターでは全くが問題なかったり、問題のある外部フィルターを別の水槽で利用すると全く無音という結果となることです。

我が家では「とあるメーカーの水槽台」と、エーハイムの「とあるシリーズ」の外部フィルターの相性が最悪で、盛大に共振して部屋中に大きな騒音まき散らしてしまいます。

しかし、、、

その水槽台はそのものは作りが良く頑丈と評判のものであり、
外部フィルターはエーハイムでも静音かつ便利だと有名なシリーズのものなのです。

それぞれ素晴らしい製品でも組み合わせが悪ければ騒音は出てしまうことがままあるのです。

現在は解決済みですが、組み合わを変えるしか回避方法はないわけですから、なかなか困りものなのです。


パワーヘッドに何か接触していませんか?~意外と見落としがちな原因~


器具の組み合わせというわけではありませんが・・・

パワーヘッドになにか触れて振動が伝わっている

という場合もあります。
初歩的なミスですが、こちらは意外とよくあるブーン音の発生源です。

特に、扉がついている水槽台の場合、扉が開いている時は接触していないが、扉を閉めた時に何かに接触して、ブーン音が発生・・・なんて場合があります。

なので、扉を閉めた時にパワーヘッドにコード類が触れていないか?、ホース類が触れていなか?などよくチェックしてみることをお勧めします。

以上がごん太が経験した限りのブーン音の原因とその特定方法です。
最後に、ブーン音の原因特定方法のまとめを記してみました。


ブーン音発生時のチェックまとめ


(↓まずは自分の耳を疑う↓)

①他者に騒音となっているか聞いてみる。
(↓2番~4番いずれかに当てはまるなら、一過性かも↓)
②新品 ← 要慣らし運転。但し保証期間を考慮して解決をはかること!
③インペラ・スピンドルを最近交換したか?←要慣らし運転
④外部フィルターのパワーヘッドを最近開けたか?←エア噛み
(↓パワーヘッドの接触確認↓)
⑤パワーヘッドに何か接触していないか?
⑥水槽台の扉を閉めてた時に接触していないか?
(↓給水部の抵抗の確認↓) 
⑦スポンジストレーナーが汚れで詰まっていないか?
⑧ろ材が汚れで詰まっていないか?
⑨ろ材を詰め込みすぎていないか?
(↓組み合わせ↓)
⑩問題のフィルターを別の水槽で利用して、ブーン音がしないか?
⑪別のシリーズのフィルターと入れ替えてみてブーン音がしないか?

こんな感じでおおよその犯人がわかるかと思います。それでもダメなら・・・
ごん太なら念のためカリカリ音の原因特定方法を一通り確認して見ます。
それでもダメなら・・・

パワーヘッドのみを風呂桶などに半分沈めて見て、ブーン音がするかチェック

パワーヘッド自体がダメになってることもあるかもしれません。
それでもダメなら・・・

サポートセンターへ電話!


あれこれ悩んでもだめなら、電話して、メーカーに聞いてみるのも1つの手立てかと思います。


とはいえ、取り上げれていない原因も・・・


さてさて、計2回に渡って、外部フィルターの異音について記してきましたが、今回で一応終わりになります。

外部フィルターの異音というのは結構多種多様な問題ですので、取り上げ切れていないものもあるかとは思いますのでご容赦ください。


あとがき


次回は・・・

外部フィルターのウールマットは必要なのか?

というちょっとしたネタ的な話を紹介したいと思います。

それでは次回もお楽しみに!

(更新:2020/7/24)

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