2018年11月8日木曜日

水上ウィローモスの巻き直し:水上で栽培するとここが良い!悪い!

どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、前回は、、、

コケさせないヘアーグラスのメンテナンス方法について紹介しました。

さて、今回はどんな内容かと言いますと・・・

水上ウィローモスを巻き直したので、栽培するための器具やメリットデメリット、実際の作業までを紹介していきたいと思います。

そんなわけなので、次の章では、水上でのウィローモス栽培の経緯や現状、器具構成や水上で栽培できる理由について述べたいと思います。

なお、今回の記事も長いですので、お忙しい人は↓目次リンクよりお探しのパートへジャンプしてくださいね。

なお以下より清掃前の汚い流木の写真がでてきますので、ご注意ください。


(サイト内リンク:水上ウィローモス関連)

当ブログの水上ウィローモス関連記事です。
よろしければ、こちらもあせてご覧ください。



①. 水上ウィローモスの経緯や栽培器具など


偶然にも水上ウィローモスになった理由


ここでは水上ウィローモスの経緯と現状について簡単に紹介したいと思います。

栽培を始めた経緯


さて、この水上ウィローモスについて記事を投稿したのは2017年の12月。
実際の作業と記事の作成には多少なりとも時間差がありますから、おそらくは2017年の11月には流木に巻いて栽培がスタートしていたのかと思います。

水上でウィローモスを栽培しよう!

なんて意識はもともと全くなく、ウィローモスが巻かれた流木が思いのほか大きく、設置してみたら流木の先端が水面より上に出てしまったのが、この水上ウィローモスを栽培することなったのが発端です。

当初は乾燥や冷気にやられすぐに枯れるだろうと思っていたのですが、
意外や意外、じわじわと、ゆっくりではりありますが生長していくではありませんか!?

そんなこんなで、冬の寒さと乾燥に耐え、梅雨のカビにも耐え、夏の猛暑にも耐え、何とか1年間無事に生長することができました。


今回巻き直しになった理由とは?~ウィローモスあるあるな失敗談~


そんな水草には似つかわしくない水上部分の逆境とは裏腹に、水中部分ではまさしくこの世の春を謳歌せんばかりグングンと生長していきます。

5月のGW~夏にかけては2~3週間に1回程度トリミングをしないと、愛・地球博のモリゾウ(歳がばれる)状態に。。。

そして、最終的には一見何ともないウィローモスですが、ここでとんでもないトラブルが発覚します!。

一見なんの変哲もないウィローモスですが・・・


べろっ・・・

根本が腐ってこのようにベロっと剥がれます


活着している部分に光が当たらなかったようで、裏側が腐ってしまいました。
表側はまだ枯れておらずつながっているので、こんな感じでペロっと剥がれるわけなんですね。

その原因は・・・

トリミングでの苅込不足 。

こうなってしまうと、ただのウィローモスマットでしかありません。
当然ですが、裏側は腐っているようなので再び活着する気配もありません。

さらに水中でもふわふわとはがれた部分だけが鯉のぼりのように漂ってしまい、どうにも収まりが悪い。

またウィローモスを活着させている流木も、、、

↓の写真のように黒ヒゲ苔だらけに・・・・

流木の一部も黒ヒゲ苔で侵されるように。。。


こういうわけなので・・・

えーい、もう水上ウィローモスをリセットじゃあああ!!

というやけくそ気味な水上ウィローモスの巻き直しとなったわけです。

今回の経緯についてはここまでで、
次のパートからは、そんなリセットになった水上ウィローモスに哀悼を表し(?)、

いままでの栽培環境や、ウィローモスが問題なく水上でも生長できた理由について、ごん太なりですが話ていきたいと思います。


睡蓮鉢というよりは無加温の小型水槽!水上ウィローモスの栽培環境


というわけで、まずは栽培環境についての紹介となります。
特に高額な器具やこだわりのアイテムなど自慢できるものは一切ありません。

しかし、

読者の人がより具体的な想像ができ、アクアリウムの知識や経験の血や肉になれば・・・

そんな思いで、しょぼい環境ではありますがなるべく紹介するようにしています。


栽培する上での現在の環境一覧(物品・光量・肥料など)


現在の水上ウィローモスの栽培環境を一覧にするとこんな感じです。

(水上ウィローモスの栽培環境)
  • 水槽 → 睡蓮鉢(直径30cmほど約10L)
  • 加温 → なし(2018/11月現在昼水温20°)
  • ライト → 植物育成用LEDライト(amazonで購入した物)
  • フィルター → エデニックシェルトV3
  • 底床 → 川砂
  • 設置場所 → 室内半日日陰
  • CO2添加 → 無添加
  • 肥料 → 園芸用液肥(適宜20倍希釈500μLを投入)

まぁ、ざっくり言えば↑こんな感じです。
次のパートではポイントとなる器具のみ絞っての紹介となります。


ヒーターについて(無加温で栽培)


現状ヒーターについては利用していません。

ようするに無加温です。

気になるのはその水温ですが、、、

11月現在は、お昼ですと水温が20℃程度あります。
また、過去の記事を読み解くと12月初旬にはお昼で14℃程度まで低下するようです。

今シーズンの睡蓮鉢が楽しめるのもあと1か月(11月下旬まで)というところなのではないでしょうか?。

つまり4月~11月までヒーターの無加温栽培が楽しめるということですね。
(なお、1~3月の厳冬期は枯れもせず生長もせずという状態になります。)

2018/11/8現在のお昼の水温



ライトについて(amazon産→IKEAのものに変更)


ライトについては、amazonで数年前に購入した下の写真のような感じのものを、興和のクリップライトのシェードに接続して利用しています。

睡蓮鉢で利用しているLED電球


なお、修正現在(2020/530)では、IKEAの植物育成用LEDライトを利用しています。

ikea製植物育成用ライト(自サイトより)


このLEDライトですが、効果はばっちりです。
いやもう、ばっちりすぎるぐらいで、

冬だというのにウィローモスはがっつり生長し、、、
おまけにアオミドロまでつく始末。。。

現在はLEDライトと水面の距離を離すことで減光して利用し、アオミドロの勢いを何とか止める、いい感じに栽培できています。
なので、、、

これで999円なら安いと言えるでしょう!

しかし、それなりのデメリットもあります。
例えば、、、
ikea製植物育成用ライト点灯時(自サイトより)


色温度が4000Kですから、赤みが強いです。

なので、好き嫌いがはっきり出ると思います。
その他詳しいレビューはコチラからご覧くださいね。


フィルターについて(現在は水作エイトS)


フィルターはエデニックシェルトV3を利用しているのですが、、、
半球状の睡蓮鉢ではパイプ類が利用できなかったので、エーハイムのφ9/12ホース接続用パイプを購入し、蒸気を利用して自分で曲げて設置してあります。

睡蓮鉢で外部フィルター


現在は、フィルターはエデニックシェルトV3から水作エイトSに交換してあります。

睡蓮鉢に水作エイトS(水替え中)


肥料アレコレ


肥料に関しては、ハイポネックス観葉植物用を、添加後の睡蓮鉢内のアンモニア濃度が極端に上昇しないような濃度となるように計算&調整したうえで、添加しています。

なお、

このハイポネックス観葉植物用にはアンモニアが含まれていますから、エビや魚がいる環境での利用はお勧めできません。

今回紹介する睡蓮鉢には水草以外の生体はいないので利用していますが・・・

それでもこのような園芸用アンモニア入り肥料を添加は、フィルターのバランスが崩れやすく危険ですのでお勧めはしません。


ごん太の睡蓮鉢は、実際には睡蓮鉢を「利用した」アクアリウム


して、この睡蓮鉢ですが、、、
ざっくり言えば、睡蓮鉢というよりは、無加温の水草のみの小型水槽といったところがぴったりな栽培環境です。

メンテナンス前の睡蓮鉢
(こんな感じで栽培しています:メンテナンス前)


なんとなく栽培環境がお分かりいただけたでしょうか?。
次の章では、そもそも水草であるウィローモスがなぜ水上で栽培できたいのか?
この謎についてごん太なりの考えを紹介してみたいと思います。


ウィローモスを水上で栽培できた理由


水草はやっぱり乾燥に弱い。なので、、、


さて、水上葉ではない多くの水草と同様、ウィローモスも乾燥にはそれほど強くありません。

ですから、水分がないような場所でウィローモスを栽培するのはかなり厳しいです。
なので

どのようにウィローモスに水を供給するのか?


というのが水上でウィローモスを栽培する上での課題になります。


水上のウィローモスに水を供給する方法その1:水中ポンプ


ここで1つ考えられるのは、アクアテラリウムでよく利用されている方法です。
具体的には、水中ポンプで飼育水を汲み上げ、流木に活着しているウィローモスに水を供給するわけです。

供給量>蒸発量となりますから、十分に水分の供給ができウィローモスが乾燥することがありません。

ごん太が考えるに、

おそらくこの方法が水中ポンプを利用した方法が水上でウィローモスを栽培するにはベストかと思います。


水上のウィローモスに水を供給する方法その2:流木


もう1つは、今回その巻き直しを紹介するようなウィローモスの水上栽培の方法です。

流木が吸収した水分を、ウィローモスに利用してもらう方法です。

さらに流木はウィローモスが活着の場所を提供するわけですから、水上ウィローモスにおいての流木の役割は以下のようになります。

  1. 活着する場所の提供
  2. 水分(+肥料)の供給

しかし、ポンプを利用した揚水した場合と比較し、流木による水の供給量は少ないですから・・・

乾燥を気にせず夏も水上でウィローモスを育てたいのならば、ポンプを利用すべきだと思います。


結局どっちがいいの?


基本的には大量に↑でも述べた通り揚水できる水中を利用する方が好ましいのですが、、、
しかし今回の小さな睡蓮鉢などのように、ポンプのスペースが常にあるとは限りません。

ごん太もこの記事の後、水中ポンプで揚水してコケに水を供給してみたいのですが、睡蓮鉢内部があまりにも手狭になり、、、

その結果メンテナンスが煩雑に。。。

余りの面倒さにすぐに揚水装置を撤去した経験があります。
ですから、どちらがいいかはケースバイケースでしょう。

というわけで、水上でもウィローモスが育つ仕組みと理由を説明したところで、次の章ではそのメリット・デメリットについて言及してみたいと思います。



②. 水上ウィローモスのメリット・デメリット


ここで流木を利用したウィローモスの水上栽培のメリット・デメリットを紹介したいと思います。


水上ウィローモスの3つのメリット


メリットその1:ポンプを利用しなくても水上でも栽培できる!コンセントもいらない!


1つ目のメリットですが、↑でもサラリと触れましたが、、、
ごん太のような小さい水槽(睡蓮鉢)ですと、水を汲み上げるポンプを設置するスペースやそれ相応の器具とコンセント確保するのが面倒だったりします。

そんな小さな水槽や睡蓮鉢では、流木のみのこの方法ですと、もちろん流木の大きさにもよるのですが、、、、

比較的省スペースかつ電源なしで、簡単に水槽や睡蓮鉢にいわゆる「陸上部分」を作ることができるのでお手軽です。

ただし、当然ですが活着させる流木のサイズ次第であることを付け加えておきます。
なので、流木を購入する時はよくサイズを調べてから選びましょう。


メリットその2:水中栽培と比べトリミングせずとも絨毯のようにきれい


これは2~3年(2020年現在)水上ウィローモスを栽培したごん太の経験から言えることですが、、、

ウィローモスという植物はコケ植物ですから、維管束をもつ陸上の植物と比べて葉先に水を供給する能力が弱いようです。

ですから、

水面より上に水を供給できる力やその長さは意外と短いようで、その範囲よりは生長することができません。

そういった現象が広い範囲で起きるので、結果としてトリミングなしでも草高が揃い、絨毯のようにきれいに生えそろいます。


メリットその3:水中ではないのでコケに悩まされない


さて、いくら陸上部や水上と言えども、水がある部分にはコケが侵食してくる可能性が十分あります。

とはいえ、この水上ウィローモスは流木の給水力のみの少ない水分で栽培しているわけですから当然乾燥します。

コケはウィローモスよりも乾燥に弱いですから、結果的に黒ヒゲ苔などの煩わしいコケたちに悩まされることは、ほとんどありません。

もちろんアオミドロも茶ゴケもら侵略してくることはありません。

しかし、それ以外の厄介者が来る可能性もあります。

というわけで、次の項から厄介者の話を含めデメリットについて紹介していきたいと思います。


水上ウィローモスの3つのデメリット


デメリットその1:年中ジメジメしているのでカビや虫が出ることも


流木を利用した水上ウィローモスでは常時が流木が湿っていますし、
水中ポンプで揚水しているような陸上部も当然ジトジトしているわけですから、、、

梅雨や夏そして秋雨など、ムシムシと湿気ている季節にはカビに侵されることがあります。

実際ごん太の水上ウィローモスも今年の梅雨にカビに侵略されてしまいました。

そんな時は、、、

カルキ抜きした水でカビを良く洗い流し、
水槽や睡蓮鉢の水位を上げたり、上げたり流木の向きを変えたりして、
カビている部分が水中となるように1~2週間栽培してみてください。

いかにしつこいカビと言えども水中では繁殖できないようで、次第にその姿は消えていきます。

カビ駆除後、ウィローモスを改めて水上に戻せば、再び水上ウィローモスとして栽培できるというわけです。

虫についても同様で、こちらも水に浸け込むなどすれば、薬剤に頼らいない対策ができるでしょう。

もちろん、

コバエが出たら台所用品のコバエホイホイ的なものを利用したり、
よく水で洗い流したり、食虫植物などを配置したりしても良いかと思います。

水に浸すことができる陸上部ならば利用できる方法ですから、
知っておいて損はないはずです。


デメリットその2:冷気にさらされると生長がとまることも


こちらはごん太の栽培環境が無加温なので言えることなのですが、、

水上で栽培しているので乾燥しやすく冷気にさらされやすいです。

実際、ごん太の室内睡蓮鉢に入れてあるウィローモス達は、1~3月にはその無加温で生長がほとんど止まります。

しかし、、、
ウィローモスは帰化植物というだけあって、寒さにはかなり強いようで、生長は止まりはするものの、枯れることはありません。

というわけで、以上はポンプを利用した場合も流木を利用した場合も、変わらないデメリットなのですが、次のデメリットは流木とポンプとの決定的な違いとなります。


デメリットその3:水の供給が追い付かず乾燥し枯死することも・・・


流木が水を吸収する力というのは、かなり弱いです。
例えば扇風機やサーキュレーターなどで風を当て続けたり、
風や空気の通り道に設置すると、、、

あっという間に流木の水分が蒸発し、
ウィローモスは乾燥してカリカリになってしまいます。

ですから、ファンや扇風機、もしくは窓際など直接風の当たる・通る場所は要注意です。

しかし、機械的なポンプで水を揚水しているわけではないですから、故障に強いという側面もあります。


メリット・デメリットまとめ


そんなわけで、水槽や睡蓮鉢でポンプを利用せず気軽に水上部分を作れる便利な方法なのですが、日ごろの観察は常に欠かさず行う必要があります。

また、流木が乾くということは、流木が給水している睡蓮鉢の水位も下がりやすいという欠点があります。

ですから、、、
夏場で冷却ファンを設置したり、生風が当たる場所に置いたりするときには、その水位には留意する必要があります。

とりわけ、フィルターの循環に水位を利用しているエアリフト式や外部フィルターの場合はなおさらです。

というわけで、メリット・デメリットはここまで。
次の章はそんな水上ウィローモスの巻き直しとなります。

メンテナンス前の水上ウィローモス




③. 水上ウィローモスの巻き直し


さて、この章より水上ウィローモスの巻き直しの様子の紹介となります。

なお、以下より清掃前の汚い流木の写真がでてきます。
食事中にはご覧にならないことをお勧めします。



水上ウィローモスを巻き直すために今回利用する道具


というわけで、ここから先はウィローモスを巻き直すにあたり利用した道具について、さっくりと説明していきたいと思います。


道具一覧


今回は少し大きめな流木にウィローモスを活着させるので・・・
広範囲を楽に固定できるコレを利用したいと思います。

ダイソー製ハリス(0.8号)プラパッケージ入り


ハ ス

ではなくて・・・

ダイソー製ハリス(0.8号)


ハリス(0.8号、ダイソー製品)

です。

(テープでいいですよ!ってお願いしたら絶妙な位置に貼ってくださったのでネタにしてしまいました。ダイソーさんごめんなさい。)

というネタを入れつつ、今回利用する道具を一覧にしてみました。

  • ハリス(ナイロン製釣り糸)
  • ハサミ
  • キッチンタオル(ティッシュペーパー)
  • 容器とカルキ抜きした水


釣り糸について


釣り糸についてですが、今回はナイロン製0.8号を利用します。

ナイロン製の糸ですから、裁縫用の木綿糸などとはちょっと違ったはりがあり、透明なので目立ちにくいですが、その分作業しづらいです。

過去にフィッシングなどで釣り糸を扱った経験がある人なら問題なく作業できると思いますが、そうでない人は多少太めの釣り糸(例えば1号の釣り糸など)を利用したほうがいいかもしれません。

また、以下のようなコメントもいただいております。

「はじめまして インターネット普及以前に観賞魚をしておりましたが、情報も限られ 水生シダの固定には苦労しました。 当時瞬間接着剤の適用は一般ではなかったと思います。 最近アクアリウム再開の際、貴殿の記事を多々参考にさせていただきました。 実はごく最近ボルビティスをを珪化木石に固定しました。 その際用いた釣り糸ですが、PE ラインを用いました。 おそらく釣り糸とは、ナイロン素材と思われます。 昨今、釣り糸はナイロン、フルオロカーボン、PE(polyethylene)素材があります。 それらの中で、PE素材は断面積あたり最高の引張強度、木綿糸並に張りおよびコシが無く、 結節等する際に他の二素材に比較して作業性が格段に改善されます。 わざわざ購入するまでもありませんが、周囲に海釣りする方がおられれば余ったPE ラインが試用分くらいいただけるかもしれません。(2018/12/02) 」
【コメントいただいた記事削除につきこちらに転載】(2020/5/30)

というわけで、釣り糸の素材に留意して利用すれば簡単になりそうです!。


ハサミについて


ハサミについてはいつものように、切れやすくて利用しやすければなんだって構いません。

100均のハサミでも、水草用の高価なものでも構いません。

利用用途はウィローモスを細かく刻むことと、ハリスを切断することぐらいですから、普通のサイズ~やや小さめなものが使いやすいとは思いますが、、、
切れればなんだってかまいません。


キッチンタオル


キッチンタオルは、ウィローモスの余分な水分をふき取るために利用します。

こちらも水に溶けず水分を吸収できる紙でしたら、なんでも利用できます。
水に溶けなづらいティッシュペーパーでも大丈夫です。

なお、水に溶けてしまうトイレットペーパーで水分を吸着してしまうと、、、
ウィローモスに溶けたトイレットペーパーが張り付いてしまうので、
あまりお勧めできません。 

(それが付いたまま水槽に戻すと水槽内にペーパーが散らばり、大変めんどくさそうなことになります。。。)


その他準備しておくもの


最後の容器とカルキ抜きした水、これは乾燥防止のためウィローモスを一時的に保存しておくのに利用します。

別の作業にかまけてて気が付いたら水草が乾燥してカリカリというのは、ままあることですから一応リストに載せておきました。

特に夏場は乾燥しやすいので要注意です。

なお、今回はウィローモスを巻くだけでなく、流木の清掃もしたので・・・

  • ブラシ
  • 木酢液(3倍希釈したもの)

を利用しました。
これらについては本題からそれますので、詳しい説明は割愛します。

というわけで、次のパートからその一部始終を写真で紹介していきたいと思います。


水上ウィローモスを巻き直し


まずはウィローモスを取り外す


何はともあれ、まずは今まで育ててきたウィローモスを再度利用するために、回収しましょう!。

ウィローモスをはがされた流木


今回のウィローモスはそれほど強固に活着しておらず、剥がれかけていたものですから、多少の力を加えただけで、こんな感じにペロリと流木から分離することができました。

ただ、水上部は結構な力で流木に活着しているらしく、ちょび髭みたいな形で残ってしまいました。


生きてるウィローモスと枯れているウィローモスを選別


流木からウィローモスすべてを回収したものが次の写真になります。

流木から回収したウィローモス。茶色い枯死した部分が混じっている


ご覧の通り、茶色く枯死した部分と緑のまだ生きている部分が混ざり合っていますので、

生きていて再利用できそうな部分
(緑色の部分)



枯れているもしくは調子を崩して再利用できいない部分
(茶色く枯れた部分) 

におおざっぱにわけました。

枯れている部分を巻きつけておいてもいつかは復活するとは思うのですが、時間がかかるので今回緑の部分のみ選別したわけです。

選別後の写真が次のものになります。

緑色の生きている部分のみ選別したウィローモス


そんなこんなで、ウィローモスの準備ができたことですから、このまま流木に巻きつけ作業をてもいいのですが、、、

流木がかなり汚れていたので、
せっかくですから清掃することにしました。

次は流木の清掃となります。

なお、ウィローモスは↑のまま放置しておくと乾燥してしまうので、軽く飼育水を含ませ湿らせておくことをお勧めします。


流木の清掃


まずは、ウィローモスを取り外した後の流木をご覧ください。

ウィローモスを取り外した後の流木


汚い画像ですが、ウィローモスをむしり取ると、どんな感じで釣り糸を巻いたか、手に取るようにわかりますね。

次の写真は、釣り糸をすべて取り外した流木です。

ウィローモスを取り外した後の流木その2。なかなか汚い。


うん・・・すごく・・・
きたない・・・です。。。。

黒ヒゲ苔もさることながら、枯れて腐ったウィローモスが釣り糸の内側になっていた場所にびっしりと張り付いています。

そんなわけなので、今回はいらなくなった歯ブラシでゴシゴシと丹念に清掃してみました。

その出来上がりが次の写真です。

ブラシで清掃した後の流木


なんとか見ることのできる状態にはなったかと思います。

ただ、これだけでは黒ヒゲ苔を駆除できなかったのでトドメに、3倍に薄めた木酢液で10分ほど放置。
よく濯いで出来上がりとなりました。

そんなわけで、次からはウィローモスを流木に巻きつける前の下処理をしていきます。


ウィローモスを軽くふき取る


こんなことをしているのはもしかしたら、ごん太だけかもしれませんが、、、
ごん太は巻くつける直前に次のようなひと手間を加えています。

(なお、以下の作業より巻く直前に行ってください。)

それは、、、

キッチンペーパーで包むようにして軽く水分をふき取る。

キッチンペーパーで軽くウィローモスの水分を吸い取ると後々作業がしやすい
(露出の関係でうまく撮れなかったので暗く見にづらい画像となっています。)


そんな風に、余分な水分をふき取ると何が良いのかといいますと・・・

ウィローモスを均等な厚さに敷けるからです。

水分がついているウィローモスって濡れた髪の毛のごとく表面張力でよく張り付くので、
均等な厚さで分散させて配置するのが至難の業なのです。

そんな状態でウィローモスを巻くと、重なり合って厚く巻いてしまい、その部分の下のほうは光が当たらず枯死したり腐りやすくなります。

結果として今回のようにペロっと剥がれ落ちてしまうことになるわけです。。。
ですので、ウィローモスの厚みをなるべく均等にするために、軽く水分を取っています。


ウィローモスを刻む


拭き取りに次いで下処理その2。
ウィローモスを刻みます。

その長さが3~5cm程度。

長いまま巻き直すより、適度にウィローモスを切断してあげるとその後の生長が良い


そんな風に刻むと、、、

切断された箇所からたくさんの脇芽が出て、
密で美しいウィローモスとなるのです。

とはいえ、極端に細かく刻みすぎると完全にいじけてしまい、再起不能もしくは再起までかなり時間がかかってしまうので、ほどほどが肝心です。

そんなこんなで、流木とウィローモスの準備はできました!
あとは巻きつけるのみ!

が、、、その前にウィローモスを仮置きをしたいと思います。


ウィローモスの仮置き


さて、釣り糸で巻く前に「仮」にウィローモスを置く理由はなにか?
といいますと・・・

ウィローモスをいちいち流木に置きながら、置いたそばから釣り糸で巻くという行為は難しいからです。

また、その置き方ですが、仮置きしたウィローモスの厚さが厚くならないように、均一になるように置いてきます。

これは↑でも述べた通り・・・

厚く仮置きするとその部位の奥まで光が届かず枯死しやすくなり、最終的に枯死したウィローモスが腐りが剥がれやすくなるからです。

なので、釣り糸を手に取る前に、
ぶ厚い箇所ができないように丁寧にウィローモスを仮置きしていきます。

ウィローモスを軽く水分をふき取り刻んでいるので、パラパラとばらけやすくなっていると思います。

もしくは薄いワタを置くような感じでフンワリと仮置きしてもいいです。
そんな感じで仮置きし終わった流木がこちらになります。

ウィローモスの仮置き


ただし、このままでは、簡単に剥がれたりずれたりしてしまうので、そのまま釣り糸で巻くことはしません。

なので、次は剥がれないように簡単な仮止めをしていきたいと思います。


水の表面張力で簡単仮止め


仮置きが終わりましたら、今度は仮止めをしていきます。
なんでこんなことをするかというと・・・

流木に釣り糸を巻きつけている最中にポロポロとウィローモスが剥がれ落ち、イライラしたことがありませんか?

それを防ぐために仮止め!

というわけです。
ただ・・・
 
仮止めなんて言っても接着剤を使うわけでも、釣り糸やネットを使うわけでもありません。

利用するのは・・・

水の表面張力

何をするのかといいますと、仮置きが終わったウィローモスを注射筒やピペットでそーっと水を含ませ、べちゃべちゃになるまで湿らせます。

ウィローモスを濡らし表面張力で仮固定する


このように湿らせると

ウィローモスが水でぺったりと張り付き、巻きつけやすくなる


こんな感じでぺったりと表面張力で張り付くのです。

こうすれば、多少流木を揺らしても、ポロリと巻く前のウィローモスが落ちることはなくなります。
結果として、釣り糸を流木に巻きつけやすくなるのです。

ただし、いくつか注意点もあります。

まず、あくまでも表面張力という弱い力でついているだけですから、ウィローモスを仮置きした面を逆さにしたり斜めにしたり、乱暴な扱いをすると当然ですがすぐに剥がれてします。

ですので、仮止め中とはいえ流木は丁寧に扱ってください。

また、表面張力で止まっているだけですから、指で触れたり水をあてたりすると簡単にずれたり剥がれたりします。その点も注意です。

しかしそんなデメリットがあるにせよ・・・
 
接着剤などの生体に有害と考えられるものは利用していないわけですから、気軽に安心・安全に仮止めすることができます。


この作業が終わりましたら、次からは釣り糸で仮止めしたウィローモスを巻きつけて行く作業となります。


まずはスタート地点を決め、釣り糸をきつく結びつける


これから流木に釣り糸を巻いていくのですが、まずは巻き始めるスタート地点を決めていきます。

スタート地点はどこでもいいのですが、なるべく釣り糸を結びやすい場所がいいと思います。

次にスタート地点が決まりましたら、釣り糸を流木に結び付けます。

かた結びでも、巻き結びでも、クリンチノットでもなんでもいいので、釣り糸を引っ張った時に緩まないように、すこしきつめに結び付けます。
 
まずは流木に釣り糸を巻きつける


ここでしっかりと流木に結びつけることとても大切です。

しっかりと流木に釣り糸を結び付けていないと・・・

のちのち緩み始め作業がやり直しになったり・・・
水槽内部でほつれ始めてウィローモスが飛散したり・・・

などなど、やり直しになるようなトラブルのもとになりますので、しっかりと結び付けましょう!。

結び付けが終わりましたら、いよいよ釣り糸でグルグルと巻いていきます。


釣り糸を流木に巻きつけるコツ


さて、ここでは巻き方のコツについて説明していきます。

きれいにほどけることなく流木に釣り糸を巻くには、ナイロン製の釣り糸の特性を少しばかり頭に入れておく必要があります。

ナイロン製の釣り糸というのは、強靭でテンション(引っ張り)に強いという特性があり、また結んでいない状態でテンションを弱めるとすぐに緩んでしまう

という特性があることを常に念頭に置いて巻いていきます。
具体的には・・・

左手で流木を持ちつつテンションをかけながら(引っ張りながら)
右手で押さえつけるように釣り糸を巻いていきます。


ウィローモスが傷つかない程度のテンションをかけるというのが前提ですが、こうすることで途中ほどけけることなく密に巻くことができるのです。

もちろん、たまには手を休めるため片手や両手を離しても構いませんが、集中力の問題もあるので、なるべく一気に巻きつけてしまったほうが得策です。

なお、このように、常に両手を利用して作業するので・・・

ウィローモスを流木に乗っけながら巻きつけるのは少々厳しいです!

そんな話を仮置きのパートで書いた訳です。


巻きつけの間隔(幅)は自分に合ったものを選んで!


ごん太は釣り糸の間隔が5mm~1cmになるように釣り糸を巻きます。
もっと細かくてもいいですし、もう少し間隔が大きくても大丈夫だと思います。

しかし、このようにほどけないようにテンションをかけつつ行う巻きつけ作業は、実に神経を使います。

何回もほどけたり、途中で集中力を切らしたりして

「あー!!もーやーめた!」とならないようにするのが肝心です。
(そのためにも長期戦にならないよう、一気に巻きつけるほうが良いわけですね。)

ですから、ご自身の技術と根気、そして出来上がりの姿を天秤にかけながら、マイペースで集中力を途切れないように作業するのがいいでしょう。

そんなことを紹介したうえで、
間隔を狭く密に巻くのか?、間隔を広く荒く巻くのか?
どちらがいいのかを説明したいと思います。。。

まず、間隔を狭くすれば・・・

しっかりと当然出来上がりが美しいですし
巻かれている回数が多いのでほどけにくくなります。
ただ、やはり集中力を消費しますし、時間もかかります。

逆に間隔を広く巻けば・・・

釣り糸と釣り糸の隙間からウィローモスが剥がれ落ち見た目が悪くなりますが
手早く簡単に巻くことができます。

どちらがいいかは上記の通りご自身で判断されるの一番かと思います。


スタート~折り返し地点まで。途中休憩ポイントを作る!


そんなわけで、今回のごん太はこんな感じで巻きはじめました。

巻きつける感覚は5mm~1cm。
(0.8号の釣り糸なので、すごく見づらくなっています。拡大してご覧ください)

そんなこんなで、↑の写真のような間隔(幅)になるように、グルグルと釣り糸を巻きつけていきます。

そしてとうとう流木の端までやってきました。
しかし、ここで巻きつけ終了!というわけではありません。

流木の端までたどり着いたら、今度は元来た方向に向かって巻いていく


流木の一番端までやってきたら、、、

ここからは今までとは反対方向に向かって(スタート地点に向かって)巻いていくのです。

しかしその前に、、、
せっかくここまで集中力を途切れることなく巻いてきたいのですから、解けてしまっては元も子もありません。

なので、万が一解けてしまっても最低限ここから再び巻き直せるように、、、

かた結びでも何でもいいので一度結び付けて置くことをお勧めします!
(セーブポイントでしっかりセーブしておきましょう!というわけです。)

折り返し地点は流木の先端で細い場所が多いですから、釣り糸を固く結ぶのにちょうどいいわけです。

そんなわけで、ごん太はとりあえずここで結ぶことにしました。
両手を離することも、休憩することもできます。上記の画像のようにスマホを取り出して写真を撮ることだってできるわけです。

巻き進んで解けてしまっても途中から、
しかもウィローモスがほとんど固定されている状態からのスタートなので、すごく気が楽になります。

ですから、無駄なやり直しをなくすためにも、みなさんも折り返し地点で一端結んでしまいましょう!。


スタート地点まで戻ってきたらきつく結んで出来上がり!


上記の流木の地点から、今度はスタート地点に向けて釣り糸を巻き続け、スタート地点まで戻ってきました。

ウィローモス付き流木の出来上がり!


こんな感じで等間隔で巻き続けると、さながらネットがかけられているような感じになり、ウィローモスを強く固定できます。

ウィローモスが活着する前に外れにくくなるので、最低でも2重に巻くことをごん太としてはお勧めします。

そんなこんなで、

スタート地点まで戻ってきたら、最後もきつめに結び付け出来上がりです!。

なんて簡単に言ってみましたが、、、
最後の結び付けの時に糸が緩んでしまった!というのもよくあるトラブルなので、最後まで集中して行いましょう!。

結び目がほどけないように瞬間接着剤で固めておくのもありです。
最後に出来上がった流木を裏から見てみると・・・

ウィローモス付き流木裏側


釣り糸でグルグル巻きにされているのが簡単に見て取れます。
睡蓮鉢に巻き直した水上ウィローモスを戻して、カメラをパシャリ!!

睡蓮鉢とウィローモス付き流木


この後の生長が楽しみです!。

というわけで、水上ウィローモスの巻き直しの話はここまで!。
長文読んでいただきありがとうございました。

(最終更新:2020/5/30)

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