2018年12月4日火曜日

増えすぎて困る浮草を無理やり増やさないようにする自作

浮草はかわいらしいが、それなりに手がかかるのです。。。


浮草が増えすぎて影ができてしまい、光が当たらない水草達が調子を崩す・・・そんなことで悩んでいませんか?。

今回は簡単な道具で浮草が必要以上に増やさないようにする方法を紹介したいと思います。

どうも、こんにちは。ごん太です。
さて前回は・・・

溶岩石にウィローモスを活着させるため、瞬間接着剤で接着してみた

そんな様子を写真とともに紹介しました。
そして今回は久々に睡蓮鉢ではなく水槽に話を戻しまして・・・

よくあるアクアリウム用品で簡単にできる、「浮草を必要以上に増やさない方法」について紹介したいと思います。


浮草が勝手に増えると困る理由


浮草を水槽で栽培するメリット


まず初めに宣言しておきますが、ごん太は浮草が大好きです。

上から水面を眺めた時はばっちり存在感がありますし、
また稚魚や稚エビの隠れ家にもなるわけです。

さらには、グングンと生長してくれるので、
硝酸塩もがっつり吸収しますから水質悪化も起きづらいです。

そんな多くのメリットが浮草にはあるのです。


浮草は育ちすぎる!それが困るのです。


しかし、浮草には浮草なりの困ったこともあります。
それは・・・

短期間に大増殖して水面を覆いつくしてしまうことです。

ごん太が栽培している浮草はドワーフ・フロッグピットとルドウィジア・フローティングプラントの2種だけですが、たったの2種だけでも成長力がとても旺盛で不都合が発生します。

例えば、水換え時には水面の1/3程度残し浮草を撤去するとしましょう。
しかし、その1週間後には浮草は水面全てを覆いつくしているのです。。

そして、そんな風に水面を覆いつくされてしまうと、その影響を受けるものもいます。

それは、、、

水中の水草たち。
彼らに光が届かず、調子を崩しやすくなるのです。。。


いつも浮草の手入れができるとは限らない。


もちろんごん太は、水替えのたびにトリミングないしは撤去しています。

しかし、それでも次の水替えまでにはもれなく水面を浮草たちが覆いつくしてしまうので、賽の河原状態となってしまっています。。。

もちろん、3~7日に1回ペースで撤去すれば問題は解決しますが、、、

そうは言ってもいつも水槽に手をかけられるとは限りません。

なので、ちょっとした道具を利用して浮草たちが勝手に増えすぎないDIYをしてみることにしました。

というわけで、次のパートでは話は事の発端を紹介し、そのあとから浮草が勝手に水面を覆いつくさない方法についての紹介となります。


水面を覆いつくす浮草が起こした水草の不調


水温が不安定だから不調なのか?


ごん太の水槽の水草たちは、毎年9月~11月という期間は不調なことが多いです。

具体的にどんな状態になるのかといいますと、黒ヒゲ苔が目立ち始めたり、生長が遅く茎も細くなりがちなったりします。

おそらくは秋という不安定な気候ゆえに水温も安定せず、水草達も調子を崩しやすいのかと思います。

実際、ごん太の水槽で毎年水草が最盛期を迎えるのは真冬=気候が安定するの2月ですから、毎年起こるいつものことと思っていたわけなんですが・・・

しかし、、、

それにしても今年の不調ぶりはあまりにも酷かったので原因を探ることにしました。


水草が不調の原因


一度でも栽培がうまくいっている水草が不調になるということは、基本的なメンテナンスで何かしら見落としていることが多いです。

そんな不調の原因に目星を付けると・・・

・CO2不足
・肥料不足
・光量不足
・硬度が上がり始めた
・水温の不安定


といった原因が挙げられます。

水温の不安定は先にも挙げたのでそれ以外をざっくりチェックしてみたところ問題となっていたのは・・・

浮草が作り出す日陰からの光量不足!!

そんなわけなので・・・

浮草が勝手に増えないような対策をすることにしたわけです。


浮草が勝手に増えないようにエアチューブで堤防を作る!(道具編)


浮草堤防の原理


さてずいぶん前置きが長くなってしまいましたが・・・

浮草が好き勝手に増え、望まない場所で勝手に日陰を作らないようにするには、どうすればいいのかというと・・・↓

エアチューブで作った堤防と浮草


こんな感じでエアチューブを利用して、浮草が勝手に広がらないように堤防を作る!

すごく単純なDIYで吸盤でエアチューブを水面に浮かせるだけなのですが・・・

水面が生活圏の浮草には効果てきめんで、たったこれだけで「封じ込める」ことができるのです。

というわけで、道具についての紹介となります。


道具


すべての道具はアクアリストならだれでも持っているようなものばかりです。

・エアチューブ
・エアチューブ用吸盤
・ハサミ(作成時のみ)


たったこれだけです!。

道具を簡単に説明すると、まず用意するエアチューブの、これが堤防になります。

その長さは水槽のサイズにもよりますが1m程度あれば十分ですが、、、

基本的に水槽の奥行の長さほどあれば事足ります。

また、エアチューブ用吸盤は堤防を固定するのに用います。
堤防は内部の空気で自然と浮きますので、2個あれば十分です。

最後にハサミについてはエアチューブが切れればどんなものでも構いません。

というわけで、今回利用した道具はたったの3つ。

ほとんどのアクアリストなら、なにも準備せずともすぐにできるのがこの自作品の強みです。


浮草が勝手に増えないようにエアチューブで堤防を作る!(手順編)


ここからは実際の作業の様子と手順を紹介してみたいと思います。
(と言っても↑の写真を見れば勘のイイひとならすぐに作れそうな気もしますが、、、)


自作する堤防の長さを決める


どのような堤防を作るのかによって変わります。

例えば今回ごん太が自作する堤防は、水槽前面~水槽背面までの堤防を作りますので、その分の長さを測り決めました。

しかし、なにも定規やメジャーで測定しなくても、、、

多くの水槽はそのサイズがネット上ので載っていますし、
おまけに、今回の自作品はそこまで精度が求められるものでもありません。

なので、短すぎるのは困りものですが、ある程度はフィーリングで大丈夫です。


エアチューブをカットする


↑で決めた長さだけの分だけエアチューブを切り出します。
ただまぁ、

そのままの長さで切り出すと、吸盤がチューブの端ですっぽ抜けることがあります。

ですので、

両端に吸盤が抜けるのを防止するために結び目のこぶを作ります。

なので、、、
結び目の長さだけ(多く見積もって10cm程度)余分にエアチューブをカットするようにしましょう。


吸盤をエアチューブに通してから両端を結びこぶを作る


そんなわけで、ここからは切り出したエアチューブと吸盤を利用して堤防を作っていきます。

まず、吸盤2個を向きを揃えてエアチューブに通します。
そして、↑のパートで説明した通り・・・

両端を「かた結び」でも「8の字結び」でも何でもいいので結び、こぶを作ります。

こうすれば、こぶに引っ掛かり吸盤がエアチューブから外れなくなるわけです。
また、この時結び目を「きつく」結べばエアチューブ内側に水が入らず、、、

さながら「浮き輪」になり、自然と浮くわけです。

エアチューブが浮くことで、浮いている浮草たちの生息域を封じ込めることができるというわけなんです。

それはさておき、エアチューブの堤防が完成するとこんな感じになります。

浮草用のエアチューブ堤防の出来上がり!
(今回は使い古したエアチューブと吸盤で自作。きたない。)

うん、、、ボロイ。キタナイ。。。

次回見た目のイイ浮草堤防を自作します。)

というわけで、エアチューブの堤防を設置していきます。


吸盤でエアチューブを水槽壁両端に固定する


エアチューブ堤防設置前


上の画像のような清掃直後の水槽の水面にエアチューブの堤防を吸盤で固定していきます。

エアチューブの堤防を設置後


この時、なるべくエアチューブ全体が水面と接するように、隙間のないように貼り付けます。

(隙間があるとその部分から浮草が逃げ出し、増え続けます。。。)


浮草を堤防内に入れる


最後に浮草を下の画像のように堤防に入れてできあがり!

エアチューブの堤防内に浮草を入れる


やること自体はただ単にエアチューブ切って吸盤で張り付けるだけ!。

難しいことは一切なしです。

そんなDIYですが、浮草が増えすぎてお困りの方には、かなり有用性が高いものとなっています。


注意点など


浮草の脱走防止のために


最初に、前述しましたが、

エアチューブが全体が水面と接するように設置してください。

植物の力といのは侮れず、水面とエアチューブに隙間があると、下の画像のようにその隙間から堤防の外に出ます。

そして出た株から自由奔放に増えまくります。
浮草の生命力・・・恐ろしい。

隙間からはみ出した浮草
(隙間からはみ出しているドワーフ・フロッグピット)

より良い見た目のために


また、今回利用したエアチューブのように、エアチューブそのものの色によっては果てしなく目立ちます。

そんな場合は、エアチューブをより透明なもの(耐圧チューブ)や細いものに変えるといいかもしれません。

また堤防を設置する位置にもよりますが、下のような写真のように水槽前面に吸盤が来てしまい、なんとも目立つちます。

堤防を固定している吸盤が目立つ


そんな場合はエアチューブで作る堤防の形を工夫すれば解決することが可能です。

例えば、堤防を円形にすれば、吸盤で固定する箇所は1か所ですみますから、両端でなくてもいいわけですし、おまけに結び目の「こぶ」もなくなるわけです。

が・・・それについては次回紹介したいと思います。

次回記事のリンクは

コチラ

というわけで、最後に設置後の写真を張り付けて今回はここまで!。


浮草堤防を設置した水槽全景
(浮草は左側で封じ込められ、水面全体を覆いつくしません)

10か月利用してみて


なお、2019/9/26現在、次回紹介する浮草用の堤防を利用しています。

その効果は目を見張るものがあり、、、

浮草のせいで水槽が真っ暗!ということはここ半年以上起きたことがありません。

ですから、「浮草は好き!でも影がなぁ・・・」とお悩みな水草アクアリストさんには是非お勧めしたい自作品となっています。


あとがき


いかがだったでしょうか?。

こんな感じで堤防で封じ込めれば浮草も無尽蔵に増え、水面を覆いつくすというこは、まずなくなります。

次回は・・・

より水景に溶け込むような浮草用の堤防を作成したのでその様子

を紹介したいと思います。
それでは次回もお楽しみに!

(更新:2020/6/3)

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