2018年5月11日金曜日

プレコ水槽に訳あってソイルを利用してみた!使用3か月目の感想

なぜプレコ水槽とソイルは相性が悪いのか?~それを補うする管理方針~


どーもこんにちは。ごん太です。
前々回、前回と瞬間接着剤でウィローモスを活着させるネタを書いてみました。

前々回はそのメリット・デメリットと道具について
前回写真入りで実際の方法と1か月後について

紹介しました。

ウィローモスについてですが、今後の生長次第・活着次第なんですが、思ったより葉が密に生えていかない・・・そんな活着方法なのかな?というような方法かと思います。

さて、今回からは全く別のネタで、プレコ水槽にソイルを利用して3か月経過したので、そのレビューを記してみたいと思います。

なお・・・

プレコ水槽にソイルに変更した設置当時の話について

は上記リンクからをご覧ください。

ネタの構成としては、経緯、プレコ水槽とソイルのよく言われて相性問題、現状とその管理方法、そしてメリットとデメリットについて紹介していきます。


それでは、目次、サイト内リンク一覧と続きまして、本文に入っていきます。
続きをどうぞ!


(サイト内リンク:プレコ水槽とソイル関連)

当ブログの関連記事です。
よろしければ、こちらもあせてご覧ください。




なぜプレコ水槽にソイルを入れることになったか?


桜大磯の劣化


そもそもなぜプレコ水槽の底床をソイルにすることになったのか?
これを話さなくてはなりません。

事の発端は10年以上利用してきた桜大磯が劣化し、細かい粒子状の砂が出始めたことです。

10年も利用して崩壊し始めたわけですから、十分な耐久性ですし、素晴らしいコストパフォーマンスです。

しかしながら、桜大磯砂より生れ出た粒子は固く、このまま放置することで外部フィルターのインペラ部を傷つけては困りものですから、底砂を交換することになりました。

我が家で利用していた桜大磯砂
(我が家で利用していた桜大磯すな)
  

硬度に影響しない底砂はあれど・・・


底砂を交換するにあたって候補は複数ありました。

ガーネットサンド、酸処理した大磯砂などなど、一般的にプレコ水槽に向いているという物を利用する予定でした。

実際、クエン酸で処理した大磯砂を写真入りのネタとして作成するところまで話が進んでいます。

しかし、とある理由でそれは取りやめとなりました。


軟水化計画


ごん太の水槽はプレコ水槽ですが、水草もそこそこあるので、できれば水草の調子が上がる軟水にしようと画策しておりました。

その中で実際に、ブラックウォーターの素や、ゼオライトなどソイル以外で軟水化する方法を利用し試験紙で硬度を測定してみたわけなんです。

しかし・・・

いろいろなアイテムを利用しているうちに、そもそも我が家の水道水の水質はどちらかというと硬度が高めであり、それらのアイテムでは硬度を下げるのには焼け石に水ということがだんだんとわかってきたのです。

では、がっつりと硬度が下げられるものは何か?と改めて考えたときに・・・

やっぱりソイルでしょ!?

コントロソイルパウダーのパッケージ


と、非常に遠回りしながらも、軟水化にはソイルという当たり前の話に行き着いたわけです。

なぜソイルを利用しなかったか?といいますと、それは後述しますが・・・

プレコ水槽にソイルという組み合わせは相性が悪いからという理由でソイルを避けていたからです。

しかし、ソイル以外のいわゆる「軟水化グッズ」ではソイルのような強烈な効果はなかなか出ないのが現状で、ソイルを利用するかしないか?迷っていました。


ソイルをプレコ水槽の底砂にした理由


そんなこんなでソイルを使うか?使わないか?で迷いながらネットサーフィンをしていたらこんな言葉を見つけました。

必要以上にソイル嫌いになっていないか?

ちょっとだけグサッと来ました。

あれやこれやとネットで得た知識だけで判断するのもどうなのか?と。

実際にプレコ水槽で底砂をソイルにしてそのメリットとデメリットを確認してみないと、本当のことはわかりません。

また、仮に極端なデメリットがあるとするならば、それを補えるような管理をしてあげたらよいのではないか?という思いが沸いたわけです。

そんなこんなで底砂にはソイルを利用することにしてみました。

もちろん、いつでもソイルを取り出せるように酸処理済みの大磯砂を常にスタンバイさせて。

以上が、プレコ水槽の底砂にソイルを利用するまでの経緯です。


一般的な水槽においてのソイルの問題点とそれを補う対策方法


さて、この項ではソイルがプレコ水槽に向いていない理由を説明する前段階として、ソイルの弱点について記載していきます。

以下のようなデメリットがあるのでソイルはプレコ水槽での利用は向いていない・・・一般的にはそういう話になっています。

過去水草水槽に手を出した経験をもとにここでは記していきます。


ソイルの弱点


ソイルの弱点は何か?。

それは摩耗や劣化により崩れやいことです。

崩れる原因は様々ですが、おおむね以下のような原因が考えられえます。

なんらかの力がかかるとソイルは崩れる

なーんて、赤太文字にしてみましたが、ごく当たり前のことを書いています。

具体的にはソイル同士がプロホースなどの清掃中で擦れたり、器具の移動や設置で重さがかかったりなど、そんなときにソイルは崩れてしまいます。

そして崩れると同時に微粒子が出て水が濁ります。

ソイルに絡んだ問題点の多くはの崩壊と微粒子に起因します

というわけで、次の項ではソイルが崩れるとどのようなことが起きるのか?について記していきます。

なお、その他軟水にする能力が失われるなど、ソイルの崩壊に起因しない問題もあります。

ソイルの弱点の1つとしてとしてイオン交換による吸着作用が限界を迎えてしまうという点もあります。

(水草水槽ではこちらの方が重要な問題だったりするんですが・・・、プレコ水槽ではうやはり崩れる方が問題です。)


ソイルが崩れることにより引き起こされる問題


ここでは一般的な水槽において、ソイル利用時に問題点となりやすいことを記していきます。

ソイルが崩れるその問題点は大きく2つあります。

まずはソイルの微粒子が発生してしまうという点について。

ソイルの微粒子についての「実際」は詳しくは次回で説明しますが、

一般的にはウールマットを詰まらせ、フィルターの流量を減少させ、結果としてろ過能力を低下させる

という、少しばかり・・・というかかなり厄介な問題を引き起こします。

とりわけ、設置初期は微粒子が大量に出ますから、あっという間にウールマットがどろどろになんてこともあります。

ですから、ソイル設置初期の水量低下はソイルの利用する上での要注意事項です。

次に底床の量が減ってしまうという点についてですが、読んで字のごとくな問題です。

潰れたり摩耗するわけですから当然体積が減ります。

その際に発生した多くの微粒子は底床清掃時に水と一緒に排出されたり、フィルター清掃時にウールマットと一緒に排出されます。

結果として水槽外に少しずつではありますが水槽内のソイルの量は減少していくこととなります。

レイアウトを長期間保つためには場合によっては定期的にソイルを補充しないといけない場合もあります。

ただまぁ、、、その減り具合は比較的緩やかで、ソイル投入直後と交換直前を写真で比較するならいざ知らず、常にメンテをしている管理者にとってはジワジワ減り続けるので気が付きにくいかもしれません。


ソイルとうまく付き合う管理法


ここでは一般的なソイルを利用している水槽において、上記の問題点が大きくならないようにするための方法を紹介していきます。

一般的にソイルを必要とする水槽・・・特に水草水槽において、上記のソイルのデメリットよりも、それを利用した時に生まれる軟水のメリットの方が圧倒的に有用です。

そのためソイルは多くの水草アクアリストに利用されています。

そして、ソイルの摩耗とそれに伴う微粒子の発生を抑えるような以下の管理法が先人より考え出され、一般的に行われています。

つまり・・・

なるべくソイルに強い力がかからないように軽い底床掃除で済ませる。
底床掃除が起きないように生体や餌を少なめする。
スカベンジャーたる淡水エビを多めに導入する。

などなど・・・それ以外にも多くのソイルと付き合う技があると思いますが、それらの技を駆使して水草水槽を維持していくことになるわけです。

が・・・大食漢なプレコのいる水槽ではそうも言ってられないのも確かです。

なので、以上を踏まえて次の水槽ではプレコ水槽でソイルを利用するにあたっての管理方針を考えてみました。

その前に、まずはプレコ水槽でソイルがお勧めされていない理由を紹介してみたいと思います。

お勧めされない理由を飼育者の手でフォローすることができれば、プレコ水槽でもソイルを利用できる・・・そんなヒントになるはずです。


プレコ水槽とソイルの相性を考える~なぜプレコ水槽とソイルは相性が悪いのか?~


この項ではプレコ水槽でソイルがお勧めされていない一般的な理由について述べたいと思います。

実際に管理してみてわかったメリット・デメリットについては別項目で次回後述します。

ここではあくまで、その理屈について。


相性が悪い理由その1:プレコの飼育方法とソイルを崩さない管理方法が相反している


1つの理由ですが、まずはソイルの管理方法について改めてまとめますと上の項の通り・・・

ソイルを潰さないために・・・
そして余計な粒子を出さないために・・・

底床の掃除を軽い掃除で済ませたり触れなかったりするというのがソイルとうまく付き合う管理法です。

対して、底床で暮らす大食漢の熱帯魚プレコにとって底床は食事・排泄・睡眠など生活空間の一部です。

ですから、

控えめに掃除しかされていない底床ではプレコにとって不衛生な環境であると考えられます。

逆にプレコが元気よく、病気などのトラブルなく飼育するためには十分な底床の掃除が必要不可欠ですが・・・

しかし、そのようなことをすればソイルが潰れてしまうわけで、相反してしまうわけです。

これが、プレコ水槽でソイルお勧めされていない理由の1つです。


相性が悪い理由その2:ソイルの比重が軽すぎる


2つ目の理由がプレコの習性とソイルの比重についてです。

プレコはタイガープレコなど小型のプレコに多い底床での生活を好む種と、ロイヤルプレコのように流木にくっついたままの生活を好む種がいます。

その中でも前者、底床での生活を好む種はプレコ独特の大きな尾びれを左右に振り、穴を掘る習性があります。

ソイルの比重はとても軽いですから、簡単に吹き飛ばされて、大きな穴が掘れてしまうことが予想されます。

つまりプレコが好きな場所が穴ぼこだらけになってしまう可能性があります。
ですから、水草、流木などレイアウトが崩れる可能性があるわけです。

また、大きな尾びれでソイルを吹き飛ばした時に崩れ、水が濁る可能性もあります。
これが2つ目の理由です。


相性が悪い理由その3:プロホースを利用しづらい(底床の掃除がしづらい)


いざプロホースを利用してみると上記の項の通り比重が軽く水流に乗りやすいため、大磯砂と比較して多くの量がプロホースのパイプ内に流れ込みます。

結果として、プロホースのパイプがつまりやすく、ガーネットサンドや大磯砂などと比較して、スムーズに清掃しづらいです。

他にも理由があると思いますが、今回はさっと思いつく3点を記してみました。


プレコ水槽でのソイル管理方針


さて、上の項でお分かりいただけるように、プレコ水槽においてはソイルの崩れ清掃が両立できないこと、レイアウトに穴ぼこができてしまうことが問題となります。

ではどのような方針でプレコ水槽でソイルを利用していけばよいのでしょうか?。

これについてですが、基本的にはプレコ優先でソイルの消耗は諦めるという方針で解決を図っていきます。


管理方針その1、ソイルが崩れても臆することなく底床を掃除する


まず、ソイルを利用する以上、どんな理由にせよ団粒構造が崩壊することからは避けられません。

丁寧に扱っても、乱雑に扱っても崩れてしまうわけです。
さらに言えば・・・

そもそもプレコ水槽ですからプレコの元気に生活してくれることが一番です。

(ソイルを飼育しているという稀有な人もいるかもしれませんが。。。)

よってソイル崩れを恐れることなく、ガシガシと底床を掃除して清潔を保ったほうがよさそうです。

大切なプレコが元気でいてくれるなら、土の塊でしかないソイルのことなど何ということもないのです。


管理方針その2、底床は薄く敷く


次の問題は穴ぼこについてですが・・・

これはプレコの習性ですからどうにもできません。

対処方法としては底床の厚さを薄くして深く掘れなくすることぐらいです。

実は・・・底床を薄くするというのは穴ぼこ対策以外にも、プレコ飼育においては優秀な技だったります。

底床を薄くする利点は・・・

・清掃の簡略化
・色飛び防止(ベアタンクと比べて)
・厚くないので穴ができない

まず、ベアタンクほどではないが底砂の量が少ないですので短時間で十分に底砂の清掃ができるという点があります。

プロホースをかける時間も短時間で済み、徹底的にソイルに溜まったゴミを除去することができます。

次に、色飛び防止ということですが、ベアタンクとは違い底面の色もありますし、一応にも砂(土)の地面ですから、生体が落ち着きやすく、色も飛びにくいというが挙げれます。

さらに、ソイルや砂利の凹凸に引っ掛かり、プレコタブレットや沈降性の餌が水流に流されフィルターに直接吸い込まれるということも防いでくれるというおまけつきです。

最後の特徴は、「穴ができない」というのは、当たり前ですがそもそも薄く引けば穴ができないということです。

プレコの尾ひれでソイルが吹き飛ばされてもその下はガラス面なわけで、レイアウトを崩すような穴ぼこはできないとうわけです。


管理方針その3:プロホースは上手につかうべし


次回に詳しく説明しますが、プロホースでは清掃しづらいです。

しかし、プロホースの水流を弱めたり、パイプが詰まったら水流を止めたりなどの工夫でこの問題は解決が可能です。

確かに、大磯砂やガーネットサンドと比較して清掃はしづらいですが

慣れれば十分に清掃できます

(ただし当然ですがソイルの摩耗はします。)

・・・

というわけで、以上3つの机上の理論ではありますが方針は決まりました。
実際にこの方法で3か月管理してみた結果を記していきたいと思います。


プレコ水槽にソイルの実際


この項では実際のごん太が利用しているソイルの種類と使い方、そしてその水質について取り上げていきます。

現在利用しているソイルについて


ごん太のプレコ水槽では・・・

コントロソイル パウダー


今回プレコ水槽に利用したソイルはコントロソイルパウダー


を利用しています。

コントロソイルを選んだ理由は崩れにくいという能書きと、セット初日から濁りが収まるとという口コミを聞いたからです。

パウダーサイズを選んだ理由は小さめの団粒の方が崩れにくいだろうという安直な考えからです。

実際に使ってみて分かったことは、確かに崩れにくいとは思いますが、結局ソイルですから手荒に扱うと崩れてしまうわけで、砂利系の底砂のようにはいきません。

では、ほかのソイルと比較してどれほど崩れにくいか?ということについては、なかなか表現しづらい部分で、お恥ずかしながら生物系のごん太にはどのように実験すればいいかわかりません。。。。

何か妙案を思いつきましたら比較したいと思います。

ーーー

数種類のソイルを今まで利用してきて、確かに他のソイルに比べると「かなり」崩れにくい部類です。

しかし、最近のソイルは「崩れにくさ」に着眼点を置いたものが多く販売されており、その優位性は少々厳しいものがあるのかもしれません。

それりも、がっつりと軟水にしてくれる点や、昔からある大きなメーカーですから信頼性や安心感、そういった点がこのコントロソイルのメリットなのかもしれません。

(2019/9/02 追記)

ーーー

ソイルの厚さ


ごん太の水槽ではソイルに変更する前より、底床の厚さを1cm程度にとどめています。

その理由は前回も記しましたが・・・

・清掃のため
・生体の落ち着きのため
・色飛び防止のため
・深い穴を掘られないため

この4点です。
というわけで、次の項は実際の水質変化について記していきます。


水質


さて、この項では変更前(桜大磯砂)変更後1か月変更後3か月のソイルによる水質変化を簡単ではありますが解説したいと思います。

実はこの部分を記すにあたりまして、試験紙の写真を用意していたはずなのですが、うっかり消去してしまったようなので、メモした値のみの紹介となります。

実際に底床をソイルに変更する前の水質は以下の通りです。
(テトラ6in1で検査、塩素の値は省略)

【桜大磯砂利用時】
NO3  10mg/L
NO2 0
mg/L 
GH 8°d
KH 6
°d
pH 6.8

続きまして、ソイル利用後1か月後の測定値です。

【ソイル変更1か月後】
NO3 10
mg/L 
NO2 0mg/L
GH 0~4°d
KH 0~3°d 
pH 6.4

最後に現在(ソイル利用後3か月)のプレコ水槽の水質です。

【ソイル変更3か月後】
NO3 10
mg/L
NO2 0mg/L
GH 4°d 
KH 3°d
pH 6.8

まず、変更前と変更後1か月の数値を比較すると、GHが8°d → 0~4°d ですから、かなり硬度が低下したことになります。

そして、現在のGHは4程度ですから、多少なりとも軟水化作用は失われましたが現在も軟水化作用が残っているようです。

というわけで、軟水化させるという観点からは、やはり

ソイルの軟水化にするパワーは強力のようで、投入1か月後に見られるようにがっつりと硬度を下げてくれます。

その軟水化作用の失われ方については、ごん太の水槽で出た結果を見る限りでは急激に失われるのではなく、じわりじわりと失われるようです。

なにはともあれ、水槽の軟水化を目指していたごん太にとっては、ソイルに変更して成功といえそうです。

今後、水質については大きな変化があった場合は改めて報告(ネタに)する予定です。


メンテナンスについて


メンテンナンスの頻度については週1~2回、換水量は1/2、プロホースでガシガシと底床のごみを掃除するように排水しています。

細かいことはメリットが・デメリットの項で説明しますが、水槽内が濁ることはほとんどありません。

しかし、当然ですが、ソイルが崩れた粒子のほとんどはプロホースを通ってバケツに排出されますから、バケツの水は濁ります。

ソイルはとても軽く、餌はそれよりもわずかに軽いため、排水の水流を弱めにして、じっくりと時間をかけて排水するように掃除を行い、清潔を保っています。

(水流を弱めないと、プロホースにソイルが詰まってしまうため。)

詳しくは次の項で記していきます。


プレコにソイルを利用してみて感じるメリット


この項ではソイルを利用することで生じるメリットについて記していきます。

ソイルがプレコに及ぼすメリット


残念ながらソイルによるプレコに対する格段のメリットがあるとは感じることはできませんでした。

プレコが生息するアマゾン川は軟水ですから多少なりとも食いが良くなったり、発色が良くなったりすることを予想して期待していたわけですが、いまのところそれらは感じ取ることができません。

後述しますデメリットもありますから、仮に水槽内の生体がプレコのみの場合、ソイルはお勧めできません。

単純にプレコのために軟水化したいのであれば、やはりブラックウォーター化するなり、ゼオライトで硬度のもととなるマグネシウムイオンやカルシウムイオンを吸着してしまったほうが良いと思います。


ソイルが水草に及ぼすメリット


プレコに対してはさほど効果はありませんでしたが、しかしながら、 

やはり軟水は水草に対して効果絶大で、水槽内で栽培しているほとんどの水草の調子が上がりました。

まず、水草に黒ヒゲ苔を含め、コケが水草に付きにくくなりました。

植物の調子が悪いからコケが付くという理論の逆パターンで、調子が上がればコケに侵されにくくなります。

特にコケに侵されやすい下葉は以前と比較して和らいだ感じがあります。
この辺は比較画像がないと何とも言えませんが。。。

また、その他特徴的なソイルの利点としては・・・

成長速度も上がりました

栽培が簡単な水草のみ栽培していますが、ハイグロフィラの仲間は頻繁にトリミングしないと水面に届いてしまうようになりました。

というわけで、水草にとっての軟水の効果を改めて確認するような結果となりました。


プレコにソイルを利用してみて感じるデメリット


この項では実際にプレコにソイルを利用してみて感じるデメリットを紹介していきます。

プロホースが詰まりやすい


プロホースでソイルを砂利系の底砂の気分でソイルに利用していると詰まります。

ガーネットサンドや大磯砂をプロホースで掃除すると、水流全開でもパイプの中ほどの高さに渦ができて、それにより底砂とゴミが分離されます。

底砂の比重を勘案したパイプ内の程よい水流の強さが生み出す技ですね。

しかしソイルの場合は比重が軽いためすべてプロホースのパイプ上端に集まってしまい、結果として詰まります。

ですから、

プロホースの水流量を弱めてやる


もしくは

プロホースが詰まったら一度吸い込んだすべての底砂を吐き出す


などの対処が必要です。

ごん太は、ゴミごとソイルをプロホースで吸って、ホースをつまむなどしてサイフォンを一時的に止め、綺麗になったソイルを吐き出す操作を繰り返しながら掃除しています。

このような操作でプロホースをかけるため、操作に不慣れなうちは、ソイルと比較して比重が同じようなゴミ、例えばプレコタブレットなどは少しばかり水槽外に排出しにくいですし、時間がかかると思います。

慣れるまでは大きな残飯はネットですくいあげたほうがいいかもしれませんね。


水槽が濁る?


当然ですが、ソイルをプロホースで掃除するとプロホース内で擦れ、微粒子が出て水が濁ります。

しかし、当然プロホースの内部で濁るので、濁った水はすべて水槽外へと排出されます。
結果、水槽内部は多少なりとも濁りますが、水槽の奥が見えないほど濁るということはないと思います。

1~2時間程度で完全に透明になるほどの緩い濁り方です。

もちろん、水槽の器具や生体などの環境によると思いますので、参考程度にしていただければと思います。


ウールマットが汚れるやすい?


濁りが無くなり透明になるということは、濁りのもととなる微粒子をウールマットが濾すことにより、飼育水が透明になるわけです。

ですから、崩れない砂利系の底砂と比較するとウールマットは汚れやすいということになります。

しかし、実際フィルター清掃をしてみて分かったのですが、ほとんどの微粒子はプロホース内で発生し水槽外排出されるわけですから、それほどウールマットは汚れません。

ごん太の場合は、むしろエビやプレコの糞の方が汚れになるわけで、必ずしもソイルでウールマットがどろどろに・・・ということにはならないようです。

こちらも、 水槽の器具や生体などの環境によると思いますので、参考程度にしていただければと思います。


ソイルの寿命


濁るということはソイルが損耗しているということです。

しかし、プロホースを利用していて割れたり削れたというソイルの損耗よるソイルの減少は現在見受けられません。

ですから、実際にソイルの交換となるような場合、ソイルが少なくなったからという理由よりは、軟水化作用が失われたからという理由になりそうです。

 そしておそらくこれがソイルの「寿命」というやつだと思います。

ーーー

最終的にこの当時利用していたコントロソイルパウダーは約8か月で軟水化する力が衰え交換となりました。

その後、プロジェクトソイル、leafのソイルを利用して今に至るわけですが、やっぱりソイルの寿命は6~8か月程度かと思います。

その間プレコがひげが溶ける、エロモナスになるなど、ソイル利用で懸念されるトラブルは現在起きていません。

結局のところ、プレコにとっては道具の選定よりも人間のメンテナンス回数が勝るのかもしれません。


(2019/9/02 追記)


まとめ


というわけで、実際にプレコ水槽でソイルを利用してみて分かったことは、水草にとってはその恩恵は絶大ですが、プレコにとってはメリットは特になく、デメリットは掃除がしづらくなるということぐらいでしょう。

しかし実際の掃除については、慣れとやり方次第でしっかりと底砂を清潔にできますから、それほど大きなデメリットではないと思います。

ただし、ソイルの使い方や掃除の方法や頻度など、ソイルを利用してしまったがために結果として大失敗(・・・つまりフィルターが詰まったりなど)となってしまう要因はあります。

しかし、その要因自体は人間側の定期的なメンテンナンスでほとんど解決できますから、使い方&管理の仕方次第なのかな?というところがごん太の正直な感想です。

とうわけで、前後2回と続きました、プレコにソイルシリーズはこれにておしまいです。

(最終更新:2019/9/02)

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