流木や石がなくても楽々ウィローモス
どーもこんにちは。ごん太です。
ここ数回にわたってウィローモスを活着させるための固定方法テーマに記しています。
前回は・・・
木綿糸、釣り糸、瞬間接着剤などのメリット・デメリットを紹介しました。
今回はトリミングしたモスマットにトラブルがあり、モスマットを再度作成することになりましたのでネタにしたいと思います。
そんなわけなので今回の内容は ・・・
①まずはウィローモスマットを作成することになった経緯について。
②次いでモスマットリセットついでに写真を撮りましたので、モスマットの作成手順を紹介していきます。
というわけで、まずは目次、サイト内リンクと続きまして本文へと入っていきます。
それでは続きをどうぞ!
なお、前置きが長くなっていますので、お忙しい人は↓目次リンクよりお好みのパートにジャンプしてくださいね。
複数回にわたりウィローモスの活着方法をネタにしていますのでサイト内リンクを張っておきます。
(サイト内リンク:ウィローモスの活着のための固定方法)
当ブログの関連記事です。
よろしければ、こちらもあせてご覧ください。
- 【 あなたは何派】?ウィローモスの活着方法~木綿糸からモスマットまで~(2017/11/30投稿)
- ウィローモスを木綿糸で活着するのは時代遅れ?(瞬間接着剤や釣り糸を利用した活着のメリットとデメリット)(2017/12/1投稿)
- オクラネットでモスマット~モスマット作成手順を写真付きで紹介(2017/12/2投稿)~→今ここ
- 木綿糸より長持ち!?釣り糸でウィローモスを活着させる方法を写真で紹介!(2017/12/3投稿)
モスマットのトラブル ~木酢液での処理に失敗~
このパートのみ2018年4月14日にあとから書いたものです。
何はともあれ、まずはこのモスマットを再作成することになった経緯について話ていきたいと思います。
突拍子もない話の展開ですが、ごん太は木酢液でウィローモスの黒ヒゲ苔駆除をしています。
そんないつも利用していた以前の木酢液は黒ひげ駆除能力が弱く、1/2程度に希釈したものでも90秒ほど放置しないと黒ひげを枯死させることができませんでした。
そしてある日、「いつも利用してきた木酢液」を使い切ってしまったので、別のメーカーの木酢液をホームセンターで購入しました。
それを今まで同じように1/2希釈して90秒ほど放置!!というなんとも荒々しい方法で黒ひげ駆除したわけなんですが・・・
これの濃度と時間がもう大失敗で・・・
予想外に黒ひげ駆除能力が強くてウィローモスの調子が崩れ、しまいには枯死し始めてしまったのです。
このままでは、みっともないからモスマットを作り直すことにしたのがこの記事。
ただ最終的にこの記事で作成したモスマットはダメージを回復することができず全滅。
同時に処理したミクロソリウムは半壊状態。
こちらはなんとか持ち直したものの、2か月ほどかかりました。
みなさんも木酢液を利用するときは、
くれぐれも濃度と放置する時間には細心の注意を払ってくださいね。
なお、現在はこの水草たちを枯らす原因となったは木酢液の安全に理由できる希釈倍率と作用時間が判明し問題なく利用できています。
また、水槽のウィローモスは全滅してしまいましたが、次回作成した睡蓮鉢の用のモスについては旺盛に成長していますので、再び水槽に戻す計画を計画中です。
というわけで、前置きがだいぶ長くなってしまいました。
次の項からはモスマット作成についてがメインとなります。
リセット前のモスマット
ごん太の中では大発明と感じているのが、オクラネットと園芸用鉢底ネットの組わせでモスマットを作る方法。
もちろん、この話のネタもネットで仕入れたものです。
ごん太は常に新しい方法を模索して、情報として挙げていただける諸先輩方には頭が上がりません・・・。
で・・・上にも書いた通り長時間木酢液に浸しすぎてウィローモスがかなりダメージを追っているためダメもとでモスマットを作り直します。
↓の写真は現在のモスマット。写真ではそこそこの緑色ですが、実際には黄緑色でダメージを追っているのが一目瞭然です。。。
(正常なウィローモスの色はマット左下側のような濃い緑です。)
このモスマットを取り出してみると↓のような感じに。
うーん・・・不自然な黄緑になっているが伝わるかな?
では、次の項から実際の方法を記していきます。
モスマットの作成手順(道具編)
ここからは実際の方法と道具を紹介していきます。
また、そもそもオクラネットがない!という人のために、その代用品について簡単に記しておきます。
オクラネットの代用品
ごん太はオクラを料理で利用した際にオクラネットを保管しておきますが、今の季節(冬)ではオクラは季節外れで手に入りづらいです。
なんせオクラは夏の野菜ですからね。
冬の野菜が夏に手に入るわけないですし、売っていたとしても高額です。
なのでなにかしらの同じような「ネット」が作成するために必要になるわけです。
そんなときは ・・・
ニンニクのネット(白色や紫色)やみかんネット(オレンジ色)!!
ニンニクなら通年で販売されていますし、みかんは冬が旬なフルーツです。
ですから、、、
夏じゃないからオクラ売っていない!との悩まず、まずはスーパーの青果コーナーをぐるぐるしてみることをお勧めします
それでもそんなネットないよ!って場合は・・・
釣り糸でぐるぐると巻き付けるだけでも十分代用できます。
噂ではダイソーなどで売っている三角コーナーのネットも代用できるなんて話も聞いたことがありますが、、、
ごん太は実際に利用したことがないのでわかりません。
なお、ネットの色がオレンジだったり白だったりムラサキだったりすると、水槽内ですごく目立つのではないか?と心配になりますが、安心してください。
ウィローモスが生長すればあっという間に茎葉に埋もれ目立たなくなります。
なので、緑じゃないとダメ!と悩む必要は全くありません。
ただまぁ、、、ネットを作って茎葉が伸びてくるまでの1週間程度は目立ちますが。。。
なお今回の作業ではオクラのネットを利用しますが、我が家では基本的に通年で手に入るニンニクネットを利用しています。。
というわけで、次は道具の紹介を行いたいと思います。
道具
・オクラネット
・鉢底ネット
・ハサミ
・吸盤・ビニタイ(おもり利用時には不要)
・おもり(吸盤利用時には不要)
鉢底ネットとビニタイは100均で購入したものを今回利用しました。
それぞれ、鉢底ネットはダイソー、ビニタイはセリアで購入したものですが、よほどサイズが小さすぎたりしない限り、どの100均で販売されているものでも利用できるでしょう。
また、吸盤やおもりは出来上がったモスマットを固定して沈めておくのに必要です。
双方ともアクアリウム専用のものを利用しています。
何故おもりや吸盤を利用するのかというと・・・
今回作るモスマットはネットも鉢底ネットもプラスチック製ですから、簡単に浮かび上がってしまうからです。
ごん太は普段おもりを利用して作成しているのですが、どうしても鉛が入っているおもりはキライ!という人もいるでしょう。
そんな人は吸盤がおすすめです。
吸盤ならば樹脂製ですから有害な金属イオンが水に溶けるのを心配する必要もありません。
また吸盤を利用するならば、外部フィルターなどのホース用の大きなものではなく、エアチューブを固定する熱帯魚用の吸盤を利用するとより目立たなくて良いでしょう。
(なお、最近熱帯魚用の吸盤もダイソーで販売されているようです。)
なお、おもりを利用する場合は柔軟に変形できる「熱帯魚用」として販売されているおもりであれば何でもよいと思ます。
今回の記事ではスドーさんから販売されている「水草のソフトおもり」が余っていたので利用しました。
↓の写真は今回利用したオクラネットと鉢底ネット
というわけで、次の項よりお待ちかね、作成手順となります。
モスマットの作成手順(方法編)
ハサミで鉢底ネットを好みのサイズにカット!
まずは鉢底ネットを好みのサイズにカットします。
ただし、、、
欲張って鉢底ネットを大きしすぎるとオクラネットをかぶせることができなくなります。
ですから、必然的に鉢底ネットのサイズ=オクラネット(が伸びる)のサイズというわけです。
この時上の写真のように・・・
鉢底ネットのふちがギザギザになるように、、、
つまりは、、、
ネットのクロス部(+)の重なっているすぐ横をカットするようにします。
こんな面倒なことをする理由は、このギザギザをオクラネットを固定するために利用するからなんです。
ウィローモスをハサミでチョキチョキっと3~4cm程度にカット!
ざくざくと切っていきます。
ウィローモスに適度に刺激を与えて新芽を出しやすくするためです。
どんな切り方でもよいと思いますが、、、
あまり細かすぎるとネットに引っかからず活着のための固定ができませし、、、
最悪ウィローモスのダメージとなってしまいいじけて生長しなくなります。
ですので、
刻むのはほどほどに。
下の写真は切断する前のウィローモスです。この状態から3~4回鋏を入れたものを今回利用しました。
カットしたウィローモスをまんべんなく鉢底ネットの上に乗せる
こんな感じ↓にテキトーでOKです。
まんべんなく配置したい場合はキッチンタオルなどで軽くウィローモスの水分を吸っておくと、表面張力で手にくっつかず、きれいに鉢底ネット上に乗せられます。
ただまぁ、、、
ネットで常時押さえつけるわけですし、
ネットの内側でウィローモスが生長しすぎてバッコンと外れてしまうわけでもありません。
さらに言えば、ウィローモス自体の生長により、見えない部分になりますから、、、、
綺麗にのせるというのはあまりこだわらなくてもよいと思います。
「綺麗にのせる」にこだわるのも大切ですが、大事に育ててあげてください。
(経験者は語る。)
オクラネットを鉢底ネットのギザギザで固定しながらかぶせる
オクラネットを引っ張りながら、鉢底ネットのギザギザにひっかけるように固定していきます。
あまり強く引っ張るとオクラネットが破れてしまいますし、弱すぎると固定できません。
かすかに鉢底ネットが曲がるくらいの、ほどよい良い強さで固定してあげてください。
下の画像は鉢底ネットにオクラネットを固定したあとの画像です。
このように固定すると、モスマットを逆さまにしてもネットは外れませんし、ウィローモスはネットの中でずれにくくなるわけです。
余分なオクラネットをハサミで切り取る
下の写真のように少し残してカットします。
あまりぎりぎりにカットしすぎ取ると、ギザギザに固定している部分までカットしてしまい、
せっかく固定したオクラネットが外れてしまうことがありますから、、、
少しだけ余白を残すよう丁寧にカットします。
沈むように重りを挟みます。
最後に適当な長さにカットしたおもりをマットに挟み込み、モスマットの出来上がり!
下の画像のような感じでおもりをかませてあげるとオクラネットと鉢底ネットをより強固に固定することもできます。
なお、吸盤でモスマットを固定する場合はおもりをはさまずに次に進みます。
おもりが嫌いなら吸盤で水槽に固定
おもりを利用したくない時は、吸盤でモスマットが浮かないようにします。
なお↓の一連の写真はおもりが付いている状態で紹介しますが、実際にはおもりは不要です。
まずは下の画像のようにビニタイに吸盤を通して、モスマットに巻きます。
次に、下の画像のようにビニタイをねじって外れないように固定します。
ねじりすぎるとモスマットがゆがみオクラネットが外れる原因になるので、ほどほどにしましょう。
最後に下の画像のようにいらないビニタイをカットして吸盤で固定するモスマットの出来上がり。
より安定感を持たせるなら複数個の吸盤を取り付けてもいいかもしれません。
水槽にドボンして完成!
完成したので早速水槽にドボン!!
この状態で一般的な水草に望ましい環境で栽培すると、3~7日後程度で茎葉が伸びはじめ、1か月程度すればフサフサモフモフなモスマットになります。
し・か・し・・・・・
ごん太のモスマットはその後、冒頭で紹介した木酢液によるコケ駆除のダメージが強すぎて枯れてしまうわけです。
とほほ。。。
というわけで、オクラネットでモスマットの作成についての紹介はここまで。
長文読んでいただきありがとうございました。
(最終更新:2020/3/11)