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2017年8月22日火曜日

4種類のディフューザーをレビュー(エーハイムディフューザー新旧の特徴編)


どうも、こんにちは。ごん太です。
さて、前回は・・・

水夜中に唸りだした水中ポンプの騒音とその解決方法

という記事を紹介しました。

今回からは話変わりましてエアレーション、それもディフューザーのレビューとなります。
というわけで、今回から計2回で4種のディフューザーをザックリとですがレビューしていきます。

まず、今回はエーハイムの新旧ディフューザーを比較していきたいと思います。

その他蛇足ではありますが、

水作スペースパワーフィットとエーハイムディフューザー(新)の接続方法とその写真

と・・・

ディフューザーのよくあるトラブルである「エアがでない!」の解決方法

この2つも紹介します。

スペースパワーパワーフィットにエーハイムディフューザーの接続を検討中のの方は是非参考にしていただければと思います。

目次、次回の紹介(サイト内リンクなど)と続いてから本文に入っていきます。
それでは続きをどうぞ!

なお、本文は大変長くなっていますので、お急ぎの人は目次リンクより飛んでくださいね。


(サイト内リンク:ディフューザー&水中ポンプレビュー関連)

当記事以外にも、連載としてディフューザー&水中ポンプ関連の記事がございます。
よろしければご参照ください。



I.エーハイムのディフューザー新旧比較


まずは、エーハイムディフューザーについてのレビューとなります。


レビューの経緯


昔はディフューザーといったら・・・


さて、今もそうかもしれませんが・・・

ちょっと前まではアクアなグッズで「ディフューザー」って言ったら・・・
間違いなくエーハイムのディフューザーのことを指し示していました。

それがレッドビーあたりが流行り始めてから、溶存酸素濃度とディフューザーが注目され、いろいろな商品が出たと思います。

その辺の経緯は、ちょうどごん太が水槽をやめていた時期なのでよくわかりませんが、、、久しぶりにアクアに復帰したら・・・

なんだかよくわからないけど、見たことないディフューザーいっぱいある!

という状況でした。


瞬く間に増えたタンスの肥やし達(今回の記事の経緯)


なので、ごん太としては水槽中断前にはなかった新しいディフューザーに興味津々。
ですから、設置できる水槽が少ないのにもかかわらず、瞬く間に手持ちのディフューザーが増えました。

とはいっても、水槽は45cm規格水槽と睡蓮鉢の2つのみ。
最大でも常時2つしか利用で利用できません。

タンスの肥やしにしていてもしょうがないですから、手持ちのディフューザーや水中ポンプを比較してブログのネタにしてしまおう!!

という今回のネタの発端です。
使わないでしまっておくのはもったいないですからね。

なお、小型水槽用の物がメインとなります。
あしからず。


エーハイムのパイプについて内径・外径の呼び方の注意点


12/16の意味


以下12/16用パイプという表記は

「エーハイムの直径12/16ホース」に接続できるパイプ

のことです。
ご存知の方とも多いと思いますが、エーハイムのパイプ類の呼び径はホースが基準です。
ですから・・・

12/16のパイプといっても内径12mm、外径16mmということではありません。

内径12mm、外径16mmのホースに「接続できるパイプ」のことです。


直径12/16ホースに合うパイプを汎用品から流用する際にはご注意を


もちろん、熱帯魚ショップでも「φ12/16ホース接続用 」みたいな表記がしてある場合がほとんどですから、間違えて買う場合は少ないと思います。

しかし、ホームセンターでアクア専用品でない、いわゆる「アクリルパイプ」を給排水パイプとして流用する場合は注意してください。

うっかり内径12mm・外径16mmのパイプを間違えて買ってしまえば、それはホースと同サイズのものとなります。

なお、今回はディフューザーの記事ですので実際のパイプのサイズについては割愛させていただきます。

とにもかくにも、

12/16というのはホースのサイズであって、パイプのサイズではないことにご注意ください。


エーハイムディフューザー(旧製品・無色透明なプラスチック製)のレビュー


今はなき旧製品の特徴


残念ながら写真はないのですが、この旧形タイプのディフューザーは、ごん太が初めて買ったディフューザーです。

旧製品ですのでおそらくもう手に入らないかと思いますが、結構ネット上には画像が載ってます。詳しい画像はそちらにお任せするとします。

分厚い透明プラスチックでできておりかなり頑丈です。
ですので、当然ですが大変壊れにくくなっています。

売ってない商品をレビューしても仕方ないのですが、とりあえずディフューザーと言えば・・・

エーハイムの透明な大砲みたいなやつ!

という人が昔からのアクアリストには多いと思いますので、
簡単ではありますがレビューしてみたいと思います。


旧製品の良い点


まず、この旧ディフューザーの特徴は何といっても、エーハイム12/16用のパイプに、、、

ホースなしで接続できる

という点です。

ホースなしでオーバーフローパイプと接続できること
さらにそれ自体が無色透明だということ、
この2点から、、、

実際に接続すると水槽内では目立ちづらく、非常にすっきりとしたイメージになりますす。

また、ホースなしで接続できるわけですから、取り付けと取り外しは非常に簡単です。

換水時や強い流れが不要な時にさっとつけてさっと外せるそんなディフューザーだったと思ます。


旧製品が取り付けられるパイプ


さて、このディフューザーですが、ホース径12/16パイプ用ディフューザーだけあって、当然φ12/16接続用パイプとの接続方法はいたって簡単!

ディフューザーの給水側パイプをφ12/16接続用パイプの内側に差し込むだけ!

当然ですが、12/16パイプ用を利用しているすべてのエーハイム製外部フィルターで利用することができました。

もちろん他社製の外部フィルターであっても排水パイプが同径であったり、その部分のみエーハイム製12/16パイプを利用すれば利用できるわけです。

大変使い勝手と美しさを兼ね備えた製品だったのですが・・・

残念ながらネット通販でも店舗でも見かけませんね。

エーハイムさん再販してくださーい!
(なお、9/12用ディフューザーは旧製品のままのようです。)


旧製品のちょっと残念な点


補足ですが、欠点としては無色透明な製品ですから・・・

内部のコケが目立つ

ということぐらいでしょう。
ライト直下などで利用し内部に緑色のコケが張り付くと、結構目立ちます。。。

ですので、こまめに清掃をしてあげることになるのですが、この製品とても分解しにくかった記憶があります。

・・・

そんな風にメリット・デメリットについてあーだこーだ書いても、もう市場にはない商品ですから、タンスの肥やしならぬ脳みその肥やし程度にしかなりませんね。

話は現行商品のレビューへと続いてきます。


エーハイムディフューザー(新製品・黒色透明なプラスチック製)のレビュー


新製品の特徴その1(目立つ)


我が家の2代目ディフューザーで、現在エーハイムのディフューザーと言えばこれのことになるでしょう!

旧製品と新製品が入れ替わるときはごん太はちょうど水槽を中断していたので、、、
復帰後旧ディフューザーを破損しショップに慌てて買いに行ったら、全く違うものが陳列されていて大変困惑した思い出があります。

サイズ的には・・・

旧製品よりちょっと大きいような気がします

もしかしたらその存在感だけでそう感じるだけかもしれませんが。。。

さて、この新製品の接続方法ですがこれが要注意です。
旧製品とは違い・・・

12/16用パイプとは直接接続できません
12/16用パイプと接続するためには12/16ホースを間に挟むことが必須です。

これがものすっごく水槽の中で目立ってしまうのです。。。

特にエーハイムのホースに問題ありです。
このエーハイムのホースですが、使用当初はパイプと同系色なので目立たないのですが、だんだん劣化するのか?白色を帯びてきます。

結果、水槽上部に緑+白+黒という構造物が並ぶことになるのです。。。

ディフューザーの大きさもさることながら、この色の組み合わせが水槽内で目立つことになる原因です。

ただまぁ、、、
ごん太のようなエーハイム信者の人には、ご神体がはっきりとした形で有らせられるわけですから、大変な満足感があるかもしれませんw。

そんな冗談はさておきホースを目立たなくさせるだけならば・・・

テトラや最近のエーハイムプロシリーズにあるようなブラックのホース、
さらには、ホームセンターで切り売り販売されている園芸用無色透明なホース

それらでディフューザーとパイプをつなげるだけでも十分目立たなくなります。
もし気になるのなら交換し見てみてもいいのかもしれません。


新製品の特徴その2(メンテナンス性良好!)


さて、旧製品と比較した際のメリットは・・・

メンテナンスがしやすくなったことでしょうか?。

新製品は3パーツからなるのですが・・・・

パーツ単位に分解しやすいので、非常に清掃がしやすいです。

ディフューザー自体大きいこともあって、歯ブラシやパイプブラシ、さらには綿棒などで内側の隅々まで綺麗に清掃できます。

綺麗好きにはたまらないディフューザーでしょう!。


製品の特徴その3(内側のコケが目立ちにくい!)

 
また、メンテナンスしやすいという点と関係してくるのですが、
本体の成型色が黒色透明なので・・・

苔が付いても見た目に影響が出にくいこともメリットです。

清掃しづらいことも相まって旧製品は結構コケに悩まされましたが、、、
この製品は内部のコケに悩まされることはほぼないでしょう。

とはいってもそれは、内部のコケはその色ゆえに目立ちにくいだけで、ディフューザーの存在感が減るわけではありません。

しかしそんな圧倒的な存在感も、
例えばバックスクリーンを黒色など同系色にすればかなり目立たなくなります。

そんなわけで、工夫次第ではその存在感を消すことができ、
さらに黒色で内部のコケが目立ちづらく
コケが付いたとしてもメンテしやすいため、

非常に使い勝手が良いディフューザーだと思います。
(なんだかんだいいつつも、実用性重視のエーハイムらしいディフューザーです。)


製品の特徴その4(豊富なエアの量)


新旧ともに、もともと大きな水槽用に設計されているのか、エーハイム2213や2222、2233なのどに接続すると

すごく豊富なエアが吐出されますが、その水流と水圧もかなりのものです。

またシューという吸気音もけっこうあります。
というわけで、小さな水槽、特に・・・

30cmキューブ未満ではかなり水圧・水流が厳しいんじゃないでしょうか?


とはいえ、このディフューザーの水圧を弱める方法はネット上で多数上がっていますからそれらを利用したり、、、

さらにはポンプを水流の小さなものに変更したりすれば、小さめの水槽でも利用できるかもしれません。

ようするに工夫次第で何とかなります。

ただし・・・

記事の最後で紹介する通り、、、

余りにもポンプの水流が弱かったり、ディフューザー設置場所の水深が深かったりするとエアが出ないので、その点はご注意ください。

エーハイムのディフューザー
エーハイムの新ディフューザー。清掃しやすいのは便利。



II.エーハイムディフューザーを水中ポンプに取り付けてみる!


ここからは蛇足です。

エーハイムディフューザーはエーハイム製の外部フィルターでなくても利用できます。

ここではそんな一例を紹介しつつ、【その組み合わせ】で実際に利用した時の所感をアレコレと述べてみたいと思います。


エーハイムコンパクトポンプ300との接続してみる!


まずはエーハイム製水中ポンプとの接続です。
なお、このネタは過去に存在(現在削除済み)したマニアックすぎるディフューザーの比較記事をもとに書いたものです。


ホースからは逃れられない!


さて、新製品ですがエーハイムコンパクトポンプとの相性はというと・・・

その接続は12/16ホースを介するので、やはり見た目が気になります。

とりあえず、フレキシブルパイプとポンプはホース不要でポン付けで接続できますが、、、
そのようにしても、結局はフレキシブルパイプとディフューザーの接続に12/16ホースが必要になります。。。

どうやらホースからは逃れられないようです(涙。

ですから、美しい水槽を目出している方には、やぼったい大砲が入ってしまうのでうまく隠さないと残念な感じになってしまいます。

・・・もちろん、エアレーション性能は抜群です。


コンパクトポンプ300との組み合わせのエアレーション性能


なおエーハイムコンパクトポンプ300と組み合わせたときの流量はしっかりあります。

具体的には水流が好きな魚、例えばプレコがいる60cm規格水槽ではちょっと弱いかな?と感じる程度ですね。

45cm規格水槽ではばっちりの強さです。30cmキューブではおそらく強すぎると思います。


やっぱりディフューザーはエーハイム?


さて、先にも述べた通り。一時当サイトではディフューザーについて事細かにアレコレ書いたマニアックな記事がありました。(あまりにもマニアックすぎて削除しました。。。)

その記事を書く経緯で避けて通れぬのが、他種との比較です。
その比較結果でわかったことなのですが、、、

水流・水圧・気泡の量(気泡の細かさではない)

以上3つの点でエーハイムのディフューザーは圧倒的に優れています。

気泡の細かさについては、確かにエアストーンによるエアレーションよりは細かいです。

しかし、最近の人気の舞姫や大蛇 に比べると残念ながら気泡のサイズは大きく不均一です。
ですから、エアの細かさについては、それほどのアドバンテージはありません。

・・・といっても繰り返しますが下手なエアストーンよりはエアが細かいですから、初ディフューザーがこのエーハイム製ならば、

しばらくはその水槽内を舞うエアの美しさ感動するはずです!。

エーハイムコンパクトポンプ300とディフューザー
(コンパクト300とディフューザーの接続・・・ホースが目立つ!)


水作スペースパワーフィット+Sにディフューザーを接続してみる!


スペースパワーフィット+Sとエーハイムディフューザーという組み合わせについて、紹介していきたいと思います。


SPF+Sとなぜか接続できるエーハイムディフューザー


なぜか?どういうわけか?

水作のスペースパワーフィット+S(SPF+S)はSPF+S付属のシャワーパイプ接続パーツを利用するとホースなしで接続できます。

また、SPFは消費電力が小さくて水流が弱い分、出てくる泡の量も少ないのですが・・・

騒音もかなり小さくなっています。


エーハイムのディフューザーをSPF+Sと接続するメリット


そんなわけなので、、、

SPF+Sに取り付けると水流が弱まり30cmキューブ以下の水槽でも利用しやすなり、
さらに静音化できるので寝室でも睡眠を邪魔せず利用できます。

このエーハイムのディフューザーとSPF+Sの組み合わせですが、
簡単に取り付けができ、メリットがある組み合わせです。


ただしSPF+Sをメインとして利用しているのならば、、、


しかし、
スペースパワーフィット+Sをメインフィルターもしくはサブフィルターとして利用しているのならば、わざわざ900円もするエーハイムディフューザーを取り付ける理由はありません。

なぜなら、、、

スペースパワーフィットの専用ディフューザーが水作から別途販売(300円程)されているからです。

(・・・GEXのF1フィルターみたいに付属品ならばもっと便利なのに、、、)

そう思わざるを得ません。

そんなわけなので、そちらの方が専用設計ですから、エーハイムに拘りがなければいろいろ都合がよいかもしれません。

エーハイムのディフューザーは持っているが、静かで水流が弱いポンプを探している!
そんなひとにはいいのかもしれません。

次のパートからはさらに話が飛びトラブル対策についてとなります。

水作スペースパワーフィット+S
我が家で利用していたスペースパワーフィット+S。


水作スペースパワーフィット+Sとエーハイムディフューザーをホースなしで接続!
エーハイムの新ディフューザーとホースなしで接続できる



III.ディフューザーからエアが出ない!!どうしたらいい!?


新しいディフューザーを設置した時によくあるのが、、、

ディフューザーからエアがでない!というトラブル。

このパートではそんなよくあるトラブルの原因と対処方法について簡単に述べていきたいと思います。


ディフューザーからエアが出る仕組み


ディフューザーにおける水流と空気の関係


ディフューザーからエア(泡)が出ない!
その原因は・・・

水流が弱すぎて、ディフューザーが空気を吸えないから!!

というわけで、その解決方法は「水流」と「空気」の2つに関係してきます。
まずはディフューザーからエアが出る仕組みについて述べていきたいと思います。

ディフューザーは水流で空気を引き込む


ディフューザーという装置をざっくりというならば、、、

局所的に強い水流を作ることで負の圧力を生み出し、
負の圧力で外から空気を吸い込み、水流に乗せて吐き出す装置です。

ですから、水流が弱いと当然吸い込める空気も少なくなり吐出されるエアも少なくなるわけです。

ですから、

水流を弱めすぎる(弱すぎる)と、ほとんど空気を吸い込めなくなり、当然ディフューザーからエアは出なくなります。


ディフューザーからエアが出ない時の解決策


ディフューザーからエアが出ない!解決策その1:水流を増やす


そんなわけなので、解決策その1です。
水流が弱くてエアが引き込めないなら、

水流が弱ければ強すくればいいじゃない!

というわけで・・・

ディフューザーからエアが出ない時の解決策その1は、

よりパワーのあるポンプへの交換です。

とはいえ、水中ポンプでディフューザーを動かしていたらならまだしも、
外部フィルターとディフューザーをセットで利用している場合、、、

外部フィルターを交換して流量を増加させるというのは非現実的です。

例えば・・・
エーハイム2211では水量が弱いから、2213に交換!!・・・なんてしたら結構な出費となります。

ですので、前述のもう1つ事柄に着目します。


ディフューザーからエアが出ない!解決策その2:空気を引き込みやすくする


それは空気

空気を引っ張れないなら、引っ張りやすい位置に設置すれば良い!

というわけです。

理屈的には、水深が深ければ深いほど、ディフューザーは空気を引っ張るのに強い陰圧を必要としますから、これを何とかしてあげればいいのです。

つまり・・・
ディフューザーからエアが出ない時の解決策その2は、、、

ディフューザーを水面付近に設置してあげることです。

こうすれば空気の吸い込みが弱いディフューザーでも、簡単に空気を吸い込むことができるというわけです。。。

(逆に言えば、ディフューザーを設置した水深が深くなるるほど、エアが出にくくなるというわけです。)

もちろん、設置場所を水面側に移動させるだけですからお値段0円です。


ディフューザーを購入する際は必ず適合サイズのポンプや流量をチェック!!


そうは言っても、、、

どうしようもなくポンプの水流量が弱かったり、、、
ディフューザー自体が強い水流を必要とする場合、

設置場所を水面付近に上げただけでは解決できないこともあります。
そうなると、やはり水中ポンプの交換となります。。。

そうなると余計な出費は不可避です。
ですから・・・

ディフューザーを購入する前に適合ポンプや必要とされる流量などをよく確認の上購入したほうがよいでしょう。

というわけで、補足事項はここまで。


長文読んでいただきありがとうございました!。

さて、次回は引き続き・・・

ディフューザーの紹介でバブルチョイスと舞姫

を紹介していきたいと思います。
それでは次回もお楽しみに!

(更新:2020/7/2)