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2024年5月30日木曜日

近所の川でノスタルジー。淡水小物釣り:玉ウキの実際の使い方

実際に玉ウキ仕掛けで釣ってみる

前回は、玉ウキの感度をどうにかして向上させる話について投稿しました。

川の小物釣りでは、何かと使う機会が多い物ですが、大きさ、サイズなどが要因となりアタリが出づらい事が多い、この固定軸玉ウキ。
慣れてくれば、不自然な動きを見分けすればサッと合わせることができるのですが、今日竿を初めて握った人にそのようなアクションを取るのはほぼ不可能です。

なら、玉ウキ側のセッティングで感度をどうにかしよう!
というのが前回までのお話。
今回はその続き、実際の使い方となります。



実際の使い方

ここでは、釣れるヒントとして実際の使い方を述べていきたいと思います。


アタリが無ければどんどん変えてみよう

ウキ単体に焦点を当て一言で言うならば、大きい物からスタートしてアタリがなければどんどん小さい物へ交換していきましょう!

が、それだけでは不親切ですから、もっと具体的かつ細かいことを……と思ったのですが、途方もなく長くなってしまったので、泣く泣く削除。
ここでは、なるべく釣れるまでのイメージ像が掴めるよう、短い文章で述べておきたいと思います。

まず、ウキ仕掛けの根本となる部分ですが、――川の流れに乗せるのは当然として――、ウキにまつわる要素=(大きさ、オモリ、ウキ下長)を変われば仕掛けの流れの乗り方も変わり、魚へのアピールの強弱も大きく変化します。

このような変更は、ただ単に、軽くor重い、浅いor深い、早いor遅いだけを変えているのではありまません。
ルアーでも、シェイプやカラー、深さ、流す早さとアクションを変えれば、アピールが大きく変わり魚へのバイトに繋がることがあります。
これと全く同じことで各要素を変えて魚の口を使わせるよう仕向けます。

とりわけ、6月以降の最盛期、相手は食い気アリアリ、警戒心微弱な腹ペコさんです。15分粘って反応が無ければウキの大きさやタナやオモリをどんどん変えていきましょう。必ず何らかのアタリ=ウキに出る変化があるはずです。

この時、規則的な順に則り交換していくと、二度手間がなく探り当てられ時短に繋がります。わたし個人としては、オモリをどんどん重くし浮かなくなったら全て外してから、ウキを一つ軽くするを繰り返す方法がおすすめです。

ウグイ

ね? 水底からウグイが出てきました。



イメージよりゆっくりした場所に居着いている

しかし、それでもウキがチョン!ともポクン! ともアタリが無いことがあります。
こういったときは、そもそも狙っている筋(流れ)が違う可能性があります。同じ投入ポイントでも左右にずらし、よりゆっくりとしたころ、より早いところに仕掛けを落としてみましょう。
とりわけ、渓流魚やアユのイメージから、

魚は深いところにいるはず!
魚は流れのあるところにいるはず!

と強い先入観を持っている人がいます。

コイ科の仲間は案外ゆったりとした流れが好きで、水深が30cmもあれば居着いている可能性があります。
具体的には、カワムツはゆったりとしたトロ場が、オイカワは少し波立つチャラ瀬が好きなものです。
たしかに、早い流れ深い場所には大物が潜んでいることもありますが、慣れないうちにウキをでそのような場所に流すと、適正なオモリが分からずなにかとライントラブルが生まれやすいものです。

仕掛けの扱いが上手くなるまでは、上のようなイメージはひとまず頭の片隅においておきましょう。
また、6月~10月までの大きく瀬などの波立つ場所は、アユに占領されていることもあります。彼らは基本的に、小物釣りで使う餌を食べることはないため釣果に繋がらないこともあります。

カワムツ

はい、トロ場からカワムツが出ました。



淡水小物はどこにでもいるので……

さぁ、これで釣れるはずです!
へっ……? それでも反応がない?

繰り返しますが、清流魚は渓流魚と違いそれほど警戒心が高くはありませんし、都市部でも人間の想像以上にいたるところで群れを成して生活しているものです。

手を尽くして反応がない場合は、そこには魚がいないとみなして大股で10歩分移動してみましょう。

たったこれだけでも、魚の群れに当たる非常に可能性が高いです。
それでもだめなら、そもそもの狙っている地形を変えてみましょう。淵から瀬、瀬から淵へといった感じです。そこまですれば、必ずアタリがあるはずです。

ほら、流れの激しい落ち込みから1m離れただけで、オイカワが出てきました。

オイカワ


釣りは釣れる日に

ダメ?
え? 1匹も釣れなかった??

こうなってしまった場合、わたしなら天候を疑います。
前日の最低気温や現在の気温、現在地点や上流部での降雨の有無、川の水位や水流、清濁や水温などです。

清流魚は、渓流魚と比べて暖かく緩やかな流れを好むので、日ごろから川を観察し、そうなる時期に釣りに行きましょう。
前日の最高気温25℃以上、最低気温15℃以上、当日の水温15℃以上というような気候が連続している季節(=6月~10月)がおすすめです。

もし水温が25℃以上なら、――つまり真夏なら――、確実に釣果が望めるでしょう。

言い換えれば、その条件から外れる兆候である、前日の気温や降水、当日の気温・水温には目を配らせておきましょう。



一周回って気が付いた玉ウキの利点

わたしは、いままでいろんなウキを試してきました。
そして、グルっと一周回り最近また玉ウキに戻ったところです。これの良さを再発見したからです。


イライラしたくないなら玉ウキ

それ自体がプラスチックでできており、内部が空洞な玉ウキは重くできています。
天然素材やEVAでできている物と比べていくぶん鈍重です。しかし、この重さが玉ウキ独特の利点を生み出します。

まず、その重さからウキではあるもののオモリとして機能するため、初めて釣りをする人でも楽々振り込めます。
重さゆえに、強風にも大変強くなります。これは流行しているアジングやメバリングの飛ばしウキ(フロートリグ)とよく似た効果を生み出します。

また、キャスト時に強くラインを引っ張れるので、対処に面倒な穂先絡みが発生しづらくなるという新たなメリットも生み出します。
さらに、頂部が球状ゆえに水面から見えている部分が大きいのもメリットです。
特に昆虫が羽化する朝マズメなどの薄暗い時間帯、あれこれと悩んだ挙句気が付くと玉ウキを選んでいることがよくあります。

確かに、繊細なあたりをハエウキの先端にある目盛り(トップ)を頼ることもあります。
しかし、それはあくまでも日が昇り十分に視界が開けている時のお話。
まだ日の出直後の薄暗い河原では、ウキの細いトップなんてそもそも見えません。
頼りになるのは、浮かんでいる頭の部分。が、そうなると玉ウキとさほどかわりませんよね?
それならば浮いているのか沈んでるのか、一瞬止まったのか川の流れから外れたのかなど、見えやすい方が有利というワケです。

――振り込みやすい、絡まない、見つけやすい、とトラブルが出ずらいウキとなっています。

アタリに慣れる、仕掛けに慣れる、竿に慣れるほどに、そういったことをおろそかにして、より繊細な方へ、とがった方へと釣りが向かいやすい物です。
しかし、貴方がもし初めて竿を握るのなら、それらは一旦棚に上げて、今は扱いやすい玉ウキで釣り全てに慣れるのに徹するべきです。

と言いますのは、どんな釣りでも時間当たりのキャスト数が釣果に直接繋がるからです。そのため、トラブルがでないことは非常に大切なことです。
また、何よりイライラ要因が激減するため癒しの時間を生んでくれるでしょう。



一言でいうなら「ノスタルジー。」

と、ここまであれこれと熱弁して来ました。
が、実はいままで書いた以上に最大の利点……
いえ、魅力があります。その見た目です。

なんとも、ノスタルジーでしょ?
こんなの子供が使うものだ! とは言わせません。

親に連れて行ってもらった釣りの思い出。
手のひらの上に乗った大きな玉ウキと、針外しに苦戦したハヤの稚魚。
もはや幸せだったあの時あの瞬間が泉のごとく湧き出てきます。

もしたら、玉ウキがというよりも、小物釣りそのものがノスタルジーなのかもしれません。

ギラギラした目で魚を追いまわすのもいいですが、地元の小さなな自然に目を向けつつ、落ち着いた心で童心に帰りつつ竿を振るのもなかなかの物なのです。



青空のしたで

正しく使えば、魚もバシバシ釣れて、面倒なトラブルも生まれづらい玉ウキ。

稚魚サイズの日本淡水魚を求め、入道雲のもと青々とした河原で竿を振れば、忘れていた憧憬を思い出すことでしょう。
不幸にも、バカでかウグイ、オイカワ番長、ぷっくりカワムツがかかれば、一瞬で釣りの虜になるでしょう。

というわけで、前回、今回と少しばかり長くなってしまいましたが、話はここまで。
長文読んでいただき、ありがとうございました。