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2023年11月17日金曜日

アクア歴ほぼ20年な釣り初心者が感じた淡水小物ルアーゲームの魅力

ルアーで釣れます! ウグイ、カワムツ、アブラハヤ!

すっかり冷え込んできましたが、いかがお過ごしでしょうか。
どうもこんにちは、ごん太です。
今回は、久々ではありますが釣りの話をしていきたいと思います。
題して、「アクア歴ほぼ20年な釣り初心者が感じた淡水小物ルアーゲームの魅力」。

スプーンで釣れたカワムツ

近年、ウグイング、カワムツング、チャビングなどという呼称を聞くようになりました。ハヤ(ハエ)と呼ばれる淡水魚のうちオイカワを除いたウグイ、カワムツ、アブラハヤの3魚種をターゲットとしたルアーゲーム(=ルアーで釣ること)であり、これは初心者向けの釣りだと言われています。彼らはどこにでも生息しており、小型ルアーによく反応するからです。
そんな釣り系メディアのウマイ話に乗せられて、一年前の夏に初めて本格的なスピニングリールを持った釣り初心者のわたしも、すっかり夕方が寒くなるようになった11月中旬をもって2シーズン目を終えようとしています。
初めてカーボンロッドを手に取って盛大にてんぷらキャストをしたあの日から、今では曲がりなりにもポイントを絞った釣りができるようになりました。そんな超ド初心者でも経験を積む中で、あれやこれやと楽しいと感じることもあれば、つらいと感じることも多々ありました。今回は、アクア歴そろそろ20年な釣り初心者視点で、このルアーゲームの魅力を紹介していきたいと思います。



この記事を書いた理由(ワケ)

さて、そももそも、アクアリウムとフィッシングは分野的な距離感が近い趣味といえます。とりわけ今回紹介する魚種ウグイ、カワムツ、アブラハヤ、に限って言えば、「飼育する」か「釣る」という方法が違うだけで、両方楽しむこと=釣った魚を水槽で飼育するこも可能です。そのような趣味的なバックグラウンドがあり、川で日本淡水魚を「ルアー」でゲットしてやろう! と考えているアクアリストも、100人に1人はいると思います。そんなコアな貴方向けに、この文を綴った次第です。新しい趣味の発見や手助けとなれば幸いです。

なお、ウグイ、カワムツ、アブラハヤなどのコイ科の魚は雑食性が強くサイズも大きくなるめ、生長するにしたがって小型熱帯魚を捕食する可能性が十分にあります。また、病気を持っていることもあるので、 釣り上げた魚を現在ご使用中の水槽に混ぜるのお勧めできません。
飼育するならば、新しい水槽を立ち上げるのがベストです。



ロッド、リール、ラインはどうする?

なにはともあれ、まずはわたしの釣り経験からタックルやルアーについてのイロハを、フィッシング初心者さん向けに文章化してみました。ルアーロッドを手に取って日は短いため、釣り歴何十年の人と比べると見劣りはすると思いますが、ビギナーならではのお悩みポイントを今しがた通過したばかりですので、 より初心者目線での情報を書けているかと思います(妙な自信w)。

川の小物ルアーゲームの仕掛け一覧


ロッドはどうする?

ざっくりとした道具の一覧は細かいことは上の絵にお任せするとして、ここでは、初心者さんならではの戸惑いやすい、タックル選びイロハについてすこしだけ話をしていきたいと思います。
まず基本となるロッドですが、渓流・管釣り場用、もしくはアジング・メバリング用を流用することなります。グラス製の専用品は一応ありますが、情報量が少なく予算も限られる初心者さんがさっと手に取れる販売状況ではありません。
川は逃げませんから、よりよい釣りを探求し始めてからでも十分です。まずは鱒レンジャーなどの管理釣り場用のグラスロッドか、同じく管理釣り場用のXULもしくはSULのカーボンロッドをおすすめします。



リールはどうする?

次いでリール。また小規模河川での釣りがメインとなるためリールは500番や1000番でも問題ありません。しかし、それらでは他の釣りに流用しづらいという難点があります。
おすすめは、2000番かつハイギア・シャロ―スプールの物です。(シマノならC2000HGS、ダイワならLT2000S-XHといった記号が付いているもの)もし、海釣りを視野に入れているのなら多少高価でも防水機能が付いているものがいいでしょう。
時に「スピンキャストリール」を勧めて文献もありますが、最大巻上長が短く忙しくなりがちで用途も限られており、なによりスピニングリールの練習にならないので、わたしとしてはあまりお勧めしません。
スピニングもベイトフィネスも飽きた! という人ならば、新しい釣り方のスパイスとしてはありかもしれませんが……。(個人的にはスピニングロッドでも使えるゼブコ33マクロ"トリガー"が気になってはいますが。)

C2000番のスピンニングリール


ラインはどうする?

最後はライン。 ラインはナイロンのカラーラインを利用した方が、朝マズメ夕マズメの視認性がよく何かと便利です。
しかし、それでは魚に見切られしまうと感じる時は、同じ太さかやや細い透明ナイロンもしくはフロロカーボンで半ヒロ~1ヒロ程度のリーダーを付けてもいいかもしれません。細いライン同士ですから、結束でできたコブも小さくガイドに引っかかることもありません。結び方は電車結びかトリプルエイトノットが簡単でおすすめです。

なお、ラインの素材についてはもちろんPEでも構いません。PEラインの場合は、0.4号を中心に用い、リーダーには1.25号(5lb=0.4号の場合)のフロロラインを用いるといいでしょう。ですが、ドが付くほどの初心者さんには、その扱いにですら手を焼くかもしれません。ダイソーに格安なPEがありますので、それでフロロラインとの結束(FGノットやキングノット)など練習してみるのもいいでしょう。PEラインは様々なルアーゲームで用いられており、フロロリーダーもしくはナイロンリーダーとの結び方の習得はいまや必須です。ルアー好きなら、決して遠回になることはありません。

現在はカラーライン=ピンクのGT-Rを愛用中


ルアーはスプーンで!

ルアーは、1g台~3gまでの管理釣り場用スプーンが主力です。色は時間帯と食性によりけりですが、わたしのホームグラウンドではクロカワムシやテレストリアルが多いためか、 色は金、黒/金、赤/金によくバイトしてきます。
それ以外にでは40mm前後の渓流用シンキングミノーや、2インチ前後のアジング用のワームで釣ることもできます。
しかし、ミノーはトリプルフックが2つも付いていることもあり、バイトを確実に釣果に繋げやすい良い点もありますが、その分根掛かりしやすく、価格も1つ1,000円以上することがザラで、ロストした時はとても悲しい気持ちになるはずです。またワームについては、価格が安く失っても懐が痛みませんが、世に出ている情報がまだまだ少なすぎるため、そのサイズ一つとっても探求心が求められるでしょう。個人的には、川の小物たちは顎が小さいためかフッキングが決まりづらく、バラしやすいと感じています。
やはり、初めてルアーを手にする初心者には、シングルフックで根掛かりしづらく、ロスとしても懐が痛まず、反応も良い管釣りスプーンがおすすめです。

スプーンワレットの1ページ
スプーンワレットのほんの1ページ。


スプーンのアクション・レンジ・スピードはどうする?

次はルアーのアクション。
このパートでは主力となる「スプーン」でのルアーアクションを述べていきたいと思います。
相手は魚ですのでその時々だという前提条件が付きますが、スプーンのアクションの中心はリトリーブ(=タダ巻き)です。これをアップストリームもしくはアップクロスにキャストして、 川の流れに乗ってルアーがヒラヒラと泳ぐ範囲内でのスローに流すのが基本となります。
時折、デッドスローで流したり、リフト&フォールやストップ&ゴーを混ぜてもOKです。しかし、水深が浅い小規模河川が主戦場(※理由は後述)となることが多く、頻繁に底を取ると根掛かりが頻発することもありますから要注意です。

最後に狙べきレンジですが、こちらもその日の天気や気温によりけりですが、ボトム付近を川底にカツンカツンと当たらない程度に通してみましょう。川底の方がルアーに反応する大物が多いからです。
なお、スプーンが小さいこともあいまって、完全に底を取ると川底の石の隙間に入り込み、根掛かりにつながりやすいです。狙うべきはボトム付近ですが、よく川底の状態と相談してからルアーを通しましょう。

黒金スプーンで釣れたカワムツ

以上、アクションメインで話を書いてきましたが、わたし的に一番釣れる確率が高いと感じるのは、 藪などの障害物ぎりぎりにピンポイントなキャストからのフォール中の落ちパクです。
すぐにリアクションがなくても、3~4回リールのハンドルを回転すれば反応があることがほとんど。そのため、ルアーのアクション・レンジ・スピードを語ってもあまり意味はないような気もするのですが……、それでも、さんざんチェイスしたあげく足元でバイトすることも大物ほどよくあること。最後まで気を抜かずにリトリーブしましょう。



狙うべきポイント

初夏から秋にかけて、実はウグイ、カワムツ、アブラハヤは川のどの部分にでもいます。より正確に言えば、水深が少しある平瀬や、流れのある落ち込み、さらには淵やボサ(茂み)の脇や障害物横など、川のいたるところに満遍なく散在しているようです。そして餌釣りなら、竿を出せばどこにでもいると錯覚するほど容易に釣れます。
が、ルアーではこうはいきません。 餌釣りと同じ場所を攻めても反応がないがザラです。
どこにでもいるからと、何もないところをローラー作戦のごとくキャストしていると、もれなく時間切れで坊主をくらうこともあります。

ではどこを狙えばいいのか?
これは、そもそもわたしのホームグラウンドに限った話かもしれませんが、川の小物ルアーゲームの場合、 キャストするべきポイントは障害物の陰。
つまり、ターゲットとは護岸ブロックの横やボサの脇に潜んでいる大モノ・ウグイやカワムツです(※小物釣りとはいったい……ウゴゴゴ!)。大きな個体ほどルアーに良く反応します。もしかしたら、障害物に身をひそめ野鳥から逃れながら、落ちてくる餌をついばみ続け大きくなった個体なのではないか? と想像が膨らみます。
なお、反応がなければ3~4投ほどで、次のポイントへと移りましょう。ルアーを変え、レンジを変え、アクションを変え、ねばりにねばっても15分以内にしましょう。同じ魚種でも、ルアーに興味をもつ個体は恐ろしく少数派ですので、見切りは早めにつけるべきです。

……と、一通り説明したので、次のパートよりこの小物ルアー釣りの魅力について述べていきたいと思います。


小物釣り=ウグイ、オイカワ、カワムツ、アブラハヤなどターゲットとする釣り。餌釣りでは3~4cmの飼育サイズが釣れることもある。もちろん、25cmのウグイと白熱ファイトになることも。



川の小物釣りの魅力


初めてでも釣れる! 近くの川で釣れる

近所の小川で小物釣り。いつも見慣れている水辺には、あなたの想像以上に自然が残っています。魚以外にも、時にタヌキやカワセミ、モクズガニやカゲロウなど様々な動物を目にすることになるでしょう。
そんな釣りのメイン対象は、ウグイ、カワムツ、アブラハヤは在来種。彼らは水の汚れに強く、都市部で両岸が護岸工事されているような河川でも、水生昆虫や陸生昆虫などの餌が供給される場所ならたくましく生きています。つまりは日本全国どこの川でも釣りが成立する可能性があります。春から秋にかけて、朝夕の水面でパシャっ、パシャっと水しぶきを上げるようにライズしている姿を捉えられれば、生息している可能性があり、この釣りを楽しめるかもしれません。なお、大きな川でも釣れなくはありませんが、同時期にアユの友釣りやアユイングとバッティングしてしまう可能性が極めて高いため、あまりおすすめはしません。これが、小物ルアーゲームの主戦場が小規模河川となる理由です。
また、生態系に配慮した釣りであることも、生物好きが多いアクアリストにとっては大変魅力的です。昨今大きな問題となっている外来種問題ですが、残念ながら釣り人が彼らの生息範囲の拡大に手を貸してしまっている部分があり、一部のターゲットにおいては大変心苦しい状況となってしまいました。その点こちらの全て在来種。地域によっては国内外来種という新たな問題もチラつきますが、……とりあえず安心して釣りができそうです。

さて、ここまで川の小物ルアーのフィールドの話ばかりしましたが、 なんといっても簡単に釣れるのがこの釣りの最大の魅力です。
渓流魚と比べると神経質ではなく、管理釣り場と違ってスレにスレているわけでもないので、色と通す場所さえ合っていれば多少のサイズの違いも気にせずバイトしてくれるので、あっという間に夢中になることうけあいです。
そんなわたしも、初めてスピニングリールをさわり、キャストがままならない初心者でしたが、短時間でウグイとカワムツを釣りました。とりわけウグイの引きの強さはサイズの割には強烈で、設定のいい加減なドラグは永遠と出続け、心臓バクバクの大興奮。あっという間にルアー釣りの虜となりました。やはり、初心者にとって釣れることは最も大切なことですね。

スプーンで釣れたウグイ
渓流ならゲスト扱いのウグイも狙って釣れば喜びもひとしお


タックルは今後流用できるものばかり

ロッドやリールは管釣り・渓流釣り、もしくはアジング・メバリングの物を流用できます。違うのはルアーとラインぐらい。そのため、小物ルアー釣りの道具選びの際に、将来興味の持てそうな対象魚と共用の物を選んでおけば、お小遣いの節約になります。大物狙いなら管理釣り場用、アウトドアを深く愛するなら渓流用、海が近ければアジング用、冬も楽しみたいならメバリング用といった感じです。言い換えれば、川の小物たちは将来の練習相手にぴったりです。わたしも今年はリールを流用して初の源流釣りにチャレンジ。真夏の人知れぬ山奥で、美しいヤマメとの出会いがありました。

源流釣りで釣り上げたヤマメ
初めての源流ヤマメはやっぱりARスピナー


廉価な道具で揃えやすい

2lb、3blで70オーバーの怪物ニジマスを狙うわけではありません。ましてやPEラインで青物、シーバス、フラットフィッシュとファイトするわけでもありません。せいぜい30cmのウグイ止まり。そこまでラインに負荷はかかりませんし、リールの剛性を気にすることもありません。 つまりは、高価なものでそろえなくても全く問題ありません。

渓流釣りをしたいから、アジングをしたいからこのメーカー物がいいんだ! という先々を考えるなら話は別ですが、川の小物ルアー釣りだけを考えるとならば、プロマリンやOGKやタカミヤなどの手に届きやすい値段の製品を率先して作ってくれているメーカーのロッドでも十分です。1pcsロッドでいいならグレート鱒レンジャーや鱒レンジャーNEXTも有力候補。どれも5000未満で購入できます。シマノ・ダイワなどから選ぶなら入門用のルアーマチックやルアーニストで事足りるでしょう。これらですら、7000円が上限です。

a 次いでリール。もちろん高いほどトラブルフリーですが、あなたがもし本当に初心者ならステラやセルテートなどの高級リールを使っても、ラインは目も当てられない大惨事になること間違いなし。はっきりと言いきれます。とはいえ、これが嫌でスピンキャストリールを使ってしまっては、スピニングリールを利用する釣り全てを諦めてしまうということになりかねません。今後の取り扱い&トラブル回避/復帰の練習という意味も込めて5000円~1万円程度のもので十分です。
これらのリールは必要十分な性能はありつつも、いい加減な操作をすると大なり小なりライントラブルを起こします。しかし、使えば使うほど体が覚え手になじみ、トラブルが自然と出てこなくなるので、自ずと上達したと実感できること間違いなし。スピンキャストを触るなら、スピニングを手懐けてからでも遅くありません。

というわけで、ロッドとリール合わせて1万円もあれば十分な釣りとなっています。



キャストに練習にぴったり!

川の小物ルアーのフィールドは小規模河川がほとんどです。時には2面護岸であったり、草木の生い茂る小さな河原が主戦場となります。そこでは頭上に木や橋が、後ろにススキの茂みやコンクリ護岸が、さらにその上に生活道路が……という状況も多いので、ロッドの振る範囲や安全なキャストという観点から、ピッチング、フリップキャスト、サイドキャスト、バックハンドキャストと多種多少のキャストを習得でせざるを得なくなります。裏を返せば、様々なキャストを習得するという、魚を釣る以外の楽しみが生まれます。これもルアー釣りの醍醐味の一つと言えます。
もちろんオーバーヘッドのみで狙えなくもありません。しかし、ロッドを草木に引っ掛ける程度ならまだしも、ミスキャストでルアーが橋の欄干に当たったり、対岸上の道路まで届いてしまうのはやはり大問題。軽くオーバーヘッドキャストができるようになったら、すぐにサイドキャストの練習を開始し、キャストする楽しみを増やすことをおすすめしたいと思います。

また、このルアーゲームは、アキュラシーを高めないと成立しない釣りでもあります。キャストする先には、お風呂サイズの淵や、対岸の茂みのキワ。さらには滑り台サイズのインレットや水中に埋もれた岩陰まで。そして、狙った場所に綺麗にキャストが決まり、釣果につながると、この上ない高揚感を得られます。さながら水面のホールイワンです。
なお、飛距離はさほど重要ではありません。飛ばしても20m、むしろ闇雲に飛ばすと対岸の茂みにひっかかりロストということの方が多いくらいです。ピンポイントキャストからのバイトや根掛かりを藪掛かりを数多く経験することで、アキュラシーは間違なく向上するはずです。

さらに、スピニングリールの扱いが上達するのもうま味です。飛ばす距離が短いということは、リトリーブの時間も短いです。結果として、ベールを返してキャストからのフェザリング。そしてポイントに落としてからリトリーブという動作を頻繁に繰り返します。そのためリールを触れる回数も多く、いやでもロッドが、ベールが、ハンドルが手によくなじみます。今後ルアー釣りをするならば大切な動きですから、今のうちによく練習してしまいましょう!

と、まぁ、いろいろと魅力を書いてきましたが、ここまで経験するには様々な苦労してきました。次回はその小物ルアーの現実を述べていきたいと思います。