テトラブリラントフィルターとブクブク音
さて、ここ数回テトラのスポンジフィルターこと、テトラブリラントフィルターのネタを連続て投稿しています。
このテトラブリラントフィルターはごん太が初心者のころ(10年以上前)によく利用していたもので、、、
そんな道具を触るたびにその当時をよく思い出すようになりました。
10年ひと昔とはよく言いますが、人間関係や周りを取り巻く環境も今とは全く違い、ただただ懐かしむばかりです。
・・・少々脱線してしまいましたが、今回は・・・
テトラブリラントフィルターの「初心者のころに経験したあること」を今しがた再度経験しましたので、鉄は熱いうちに打てのごとく手早くネタにしてみました。
そのあることとは、タイトルの通りなのですが・・・
撮影のためちょこっといじくったら、ブクブク音が突然うるさくなってしまった!
という騒音トラブルです。
それが起きた経緯とその解決方法を含め紹介したいと思います。
いつもよりブクブク音が少し大きい?気になり始めたその経緯。
テトラブリラントフィルターの変わった使い方
さて、ごん太のテトラブリラントですが現在はこんな感じで利用しています。
スポンジと給水パイプを取り外し、エアリフトのパイプの根元に外掛けフィルター用のスポンジストレーナーをかぶせて利用しています。
このようにしているのは、スポンジフィルターのエアリフトと排水パイプを利用し、フィルターとしてではなく水はねのしないエアレーションをするためです。
詳しくは下記リンクよりご覧ください。
・スポンジフィルターを利用したエアレーション水はねを防止な簡単改造
それは突然やってきた・・・!
さて、そんな感じで利用しているわけなんですが、前述の通りここ数日何かとブログの記事の素材として、写真撮影のために取ったり外したりしていました。
そんなある日、いつものように取り出してスポンジフィルターしてから写真撮影を行いました。
で、、、元の状態に戻してから水槽に戻したわけなんですが・・・
ブクブクブクブク・・・・
あれ!?いつもよりブクブク音が気になる・・・?
いや・・・大きくなったような気がするだけ??
そんなこんな考えつつも、ちょっとコーヒーブレイクのため隣の部屋に行くことに。
しかしそこでも、普段聞こえないはずの、エアリフトのブクブク音がやはり聞こえるのです。
というわけで、ちょこっといじくったら、突然ブクブク音が大きくなってしまいました。
このまま放置でもいいのですが、やはり人の癒しとなるアクアリウムですから、なるべくならば静音化できるものは静音化して利用したいものです。
というわけで、次の項でその原因を探し出しみたいと思います。
スポンジフィルターがブクブクうるさいのはよくある話?
うるさくなるよくある2つの原因
テトラブリラントフィルターに限らずエアリフト式のフィルターは・・・
多少なりともブクブク音やシュワシュワ音が気になる物です。
が・・・
あまりにもエアの音が気になる場合、、、
使い方が間違っている場合がほとんどです。
ここからはごん太の経験の話になります。
よくある騒音となる原因が2つあるのですが、1つは排水パイプの位置が水面より下にあるということ。
これは排水パイプから吐出されたエアが大きな粒だというのが直接の原因で、ブクブクという音がエアの粒が小さいエアストーンと比べて大きくなってしまうわけです。
その解決策は、、、
排水パイプを水面より上にすること。
こうすれば排水パイプを通過したエアはそのまま大気中に出ていきますからブクブクという音は小さくなるわけです。
そしてもう1つの考えられる原因はエアの供給量が多すぎるということ。
これはエアストーンでも同じことが言えるのですが、あまりにも多量のエアを送り込むと吐出されるエアの粒が大きくなりすぎ、こちらもブクブクという音大きくなります。
なので、静音性を求めるならば、生体やろ過の状況を見つつある程度エアを絞りることも大切です。
というわけで、以上の2点に着目してブクブク音の原因を探してみることにしました。
まずは排水パイプの水面からの位置をチェック!
まずは排水パイプに疑いをかけてみます。
スポンジフィルターがブクブクうるさい時は・・・
排水パイプが水面下にあるから!
というのが、昔からのお決まりなのです。
そう!排水パイプが水中に・・・
あれ・・・
・・・・・・
そういえばうちのブリラントフィルターの排水パイプは、油膜を落とす目的で、水面とパイプ下端が3cm程上げてあったっけな・・・。。。
写真の通り、排水パイプが水中にないのにもかかわらず、どいういうわけかブクブクうるさいのです。
というわけで、よくある原因の当てが1つ外れてしまいました。
次はエアポンプからのエアの供給量をチェック!
じゃあ、次はエアの供給量が多すぎるかな・・・?
いや・・・その前にエアの量なんていじってないし・・・
なんて思いつつ、とりあえずチェックすることに。
結果エアの供給量は以前と全く変わりありませんでした。
しかし、仮にエアの供給量が原因ならエアの量を絞ればブクブク音は解消されるわけですから、とりあえずエアの量を全開の1/3程度絞ってみました。
しかし、、、
ボコ・・・ボコ・・・ボコ・・・
排水パイプから出てくる弱々しい水流らしからぬ大きなブクブク音。
というわけで、エアの量が多すぎたのでブクブク音がしたというわけでもなさそうです。
じゃあ結局が原因なのさ!!
というわけで問題のテトラブリラントフィルターの写真を撮ってみました。
おわかりいただけただろうか?
実はこの写真の中にブクブク音が大きくなる原因がばっちり写っています。
そんなわけで、次項では今回のブクブク騒音の原因について解説していきたいと思います!。
原因はコレ!!
パイプ・・・しっかり奥まで差し込みましたか?
というわけで、まずはその答え合わせから。
パイプが奥まで差し込まれていなかったから!!
テトラブリラントフィルターでは、エアリフトパイプ内側にエアを導くこの緑のパーツのが奥まで差し込まれていないと、、、
エアチューブから供給されたエアが大きな穴から直接漏れ出てしまう構造となっているのです。。。
エアがパイプ何に直接漏れ出ると・・・
その結果生まれる泡も大きいので、ブクブクがするわけなんですね。
実際に接続してみて・・・
こんな風にエアを導くパーツの大きな穴が直接見えてしまっている状態では正しく接続できていません。。。
これではブクブクと大きな音がすることになります。
で・・・正しく奥まで接続してあれば・・・
その大きな穴は直接目に触れることはなく、パイプ内に細かなエアが送り出され、結果として大きなブクブク音もなく比較的静かです。
テトラブリラントフィルターのエアリフトの仕組みとブクブク音
テトラブリラントフィルターのエアリフトの仕組みは、大きな穴から供給されたエアは、下の写真のようにさらに細かく凹凸状になっている部分を通ることで、小さい泡としてエアリフトのパイプ内部に排出されます。
この排出された小さい泡は当然ですが浮力があるので水面に向かって移動し、ついでにパイプ内の水を押し上げることで水流を作り出すわけです。 これがエアリフトの仕組みです。
そしてこの時できる泡は小さくシュワーというかわいらしい音が主体で、ブクブクやボコボといった大きな音はありません。
![]() |
(パイプ内側の中ほどに輪になっている部分が凹凸状の部分) |
今回のミスのように、パイプの接続が奥まで差し込まれていないと、この細かな凹凸状の部分をエアは通過せず、大きな穴から直接パイプ内に大きな泡として排出されるので、大きなブクブク音がするわけなんです。
というわけで・・・
テトラブリラントフィルターのブクブク音が気になるなら、もしかしてエアを導く緑色のパーツが奥まで差し込まれていないのかも?
というのが今回のお題に対する答えとなります。
アクアリウムは10年以上楽しめる趣味
なお、このトラブルを対処した後、アクアリウム初心者のころ昔全く同じトラブルを経験していたことを思い出しました。
なにせ10年も前・・・いえそれ以上前の話です。
が・・・それを思い出した途端、初めて水槽を買った日、設置して水を張った時、生体を入れた瞬間・・・
いろいろなことを思い出してしまいました。
それが本記冒頭の「10年ひと昔」につながるわけなのです。
アクアリウムは10年単位で楽しめる趣味です。
みなさんにもそんな奥の深い世界にどっぷりと浸かっていただければ・・・。
というわけで、今回の話はすごく短いですがここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました
(更新:2019/12/12)
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