2019年6月30日日曜日

ロタラ栽培3か月でわかったこと:器具や肥料は?光量や水質は?


ロタラ・ロトンディフォリアの栽培経験とその条件


どうもこんにちは。ごん太です。

さて、今回は今年(2019年)の3月に栽培を始めたロタラ・ロトンディフォリアに話を進めていきたいと思います。
具体的には・・・

  • 現在利用している器具や肥料
  • 要求される光量や水質
  • さらには進行中のトラブル

この3項目をテーマに紹介していきたいと思います。

ロタラには曲がったり、萎縮したり、赤くならなかったり・・・

様々なトラブルがつきものですが、現在の栽培環境とあるべき栽培条件を比較しつつ、最終的にそんなトラブルについて記してみたいと思います。

ようするに・・・
ロタラ・ロトンディフォリアを栽培しはじめて3か月経過したわけですから、そろそろいままでの栽培経験をまとめておこう!というわけで今回の記事なわけです。

なお、今回の記事は諸般の事情により本来約3回分の記事を1つの記事にしたものですから、長文になっています。

それではさっそく器具の紹介からしていきたいと思います。



現在使用中の器具紹介!


まずは現在使用中の栽培器具紹介していきたいと思います。

なお、ロタラの栽培は下の写真のような感じで鉢植えで行っています。

現在のロタラ・ロトンディフォリア


現状では後述するようなトラブルも起きていますが、以下の通りの器具で大きな問題もなく栽培しトリミングで増やすことはできています。

  • 水槽→45cm規格水槽
  • フィルター→エーハイム2222、エーハイム2213
  • ライト→GEXパワーIII450×2灯
  • 加温→あり
  • ソイル→プロジェクトソイル

こんな感じの環境で栽培しています。
というわけで上から水草栽培に関連するポイントだけ順に軽く紹介していきたいと思います。


現在利用しているライトについて


現在ライトは安くて水草が育つと評判のGEXパワーIIIの45cm規格水槽用のものを2灯利用しています。

が・・・

後述しますが、はっきり言って2灯ではギリギリの光量かと思います。

ではどれだけの光量があればいいの?ということになるのですが、、、
これは後述する「光量」についての話の部分で詳しく述べたいと思います。

また、光量不足によるトラブルについても同様にトラブルの部分で実際の話を紹介していきたいと思います。

で、、、このライトですが、新たに追加する予定はあるのですが、思うように計画が進んでいないのが現状です。

これについても話の最終盤でネタにしたいと思います。
とまぁ、、、何もかも詳しくは後述で!になってしまい申し訳ないのですが、、、

結局のところ今回のトラブルのほとんどがライトに起因することなので、記事の中盤・終盤でじっくりと話していきたいと思います。


ソイルについて


ソイルは底床には軟水化を目的として、さらにはロタラの根が直接はる鉢植えの土としてもアクアシステムのプロジェクトソイルを利用しています。

なお底床のソイル厚は1cm程度、鉢植えでは4cm程度に敷いて利用しています。

詳しくは水質のところで紹介しますが、どちらかと言えば水草用ではなく底面ろ過のろ材としてのソイルなので、そこから影響される水質はやや硬度が高くなっています。

・・・・・

・・・

そんなわけで、この項でも次の項でも、今回の記事は「後述します」が結構多いのですが、それは光量であったり、硬度であったりCO2の話であったりと、水草栽培の根幹をなす部分なので、「器具紹介のおまけ」程度では説明しきれないからなのです。

さて、話を戻しまして、次の項では現在利用中の肥料とCO2について紹介していきたいと思います。


現在利用中の肥料とCO2添加量


ロタラを栽培している水槽では、この種の水草水槽では当然と言えば当然ですが、肥料とCO2の添加をしています。

まずは肥料について、次にCO2について話を進めていきたいと思います。


施肥している肥料は3種類


まず肥料は以下の通り。

  • イニシャルスティック
  • 10%炭酸カリウム液肥
  • 鉄分や微量元素を含んだ液肥

この3種類を利用しています。

まずイニシャルスティックについて。
こちらは鉢植えのソイルに混ぜて利用しています。

その成分的にカリウムを多く含んでおり、

ロタラ栽培において多く施しすぎると脇芽や茎頂の萎縮といったカリウム過多につながるようなので

ロタラの鉢のみですが1鉢(5cm×5cm×5cmの立方)につき2~3粒に留めてあります。


次は10%炭酸カリウム液肥について。
こちらは粉末で購入したものを10%水溶液になるように調製したうえで利用しています。

添加量はその説明書によれば20Lに対して1日1mlだそうで、ごん太の環境(45cm規格水槽と外部フィルター)の総水量はだいたい35L程度です。

なので計算すると1日1.75ml、1週間では12.25mlのとなるのですが・・・

さすがにそれでは多すぎだろうということで、1週間でその半量の6ml添加するようにしています。

カリウムが多すぎて富栄養化が進んでコケだらけ・・・その程度のことなら、まぁなんとかなるのですが、上記の通りカリウム過多の症状が出始めたらこまるので、程々にしてあります。


最後は鉄分や微量要素を含んだ液肥もについて。
これはロタラの健全な生長と赤く発色することを目論んで添加しています。

そういえば当ブログで一度も紹介していなかったので、一応写真付きで紹介しておきます。

ゼニスウォーターFe26というアクア用液体鉄分補給サプリ

ごん太はゼニスウォーターFe26という液体サプリメントを利用しています。

詳細な値段は失念しましたが、確か¥1,000程度で購入したと記憶しています。

パッケージが随分ボロボロになってしまったのですが、3~4年間利用してもいまだなくならないので、値段の割には結構な量があり、コスパ良好です。

その成分は鉄分のほか各種微量要素が含まれているようです。

とまぁ、、、途中紹介を挟みましたが、そんな感じで3種類の肥料を利用しています。
現状では幸いなことに茎頂や脇芽の萎縮はいままで発生していません。

それ以外には結構なトラブルを抱えている今回のロタラ栽培ですが、この点だけは誇れる点です。


CO2添加量とCO2濃度について


次はCO2添加について。

ごん太は小型ボンベで添加しています。

本当ならミドボンのほうがコスパが良さそうなのですが、、、

水槽が小さいので小型ボンベでも1ボンベ使い切るのに2か月もかかったり、水槽台内部は外部フィルターが占領しているので大型ボンベを置く場所がなかったりなどなど・・・

なかなか小型ボンベが卒業できない状況です。

さて、ロタラ・ロトンディフォリアのような有茎草の栽培にはCO2の添加は有効です。

一般的には60cm規格において3~4秒間に1滴程度の添加で栽培できると言われているようです

が・・・「入門向け水草あるある」なのですが、CO2を添加しなくても栽培できる場合もあるようです。

「ようです」とか「あるようです」とかお茶を濁した表現なのは、水草の量や生体の数によってCO2の添加量が変わってくるからなんですね。

実際にどれくらいの添加が適切か?を判断するにはKHとpHからCO2の添加量を求めたり、ドロップチェッカーのような器具を用いたり、水草の生長速度や草姿をよく観察して判断するべきかと思います。

というわけで、はっきりと「これぐらい」と言えないわけです。

もちろん、肥料にも同様のことが当てはまりますが。。。

と・・・まぁここまでが一般論で、実際ごん太はこんな感じの45cm水槽で3秒に1滴の速度でCO2を添加しています。

現在の45cm規格水槽全景


水槽サイズは上記の通り45cm規格水槽で、その内訳は生体10匹程度、陰性植物5株、陽性植物5種、浮草2種といった感じです。

ドロップチェッカーのようなものや6in1の結果を計算してたびたび測定するのですが、現状どちらかと言えば十分なCO2濃度のようです。

さて、今回の記事の後半では、テトラ6in1を利用したpHとKHの値よりCO2濃度の求めて方も紹介してみたいと思います。

次は光量と水質についてです。



ロタラ・ロトンディフォリアの栽培するための光量


この項ではロタラ・ロトンディフォリアを栽培する上で必要な光量について、ごん太の現在のライトと比較しながら考えてみたいと思います。

また、ここで↑の道具紹介で問題となった ライトについて詳しく述べていきたいと思います。

20W蛍光灯3本ってLEDでいうところの何lm?


前述の器具一覧の通り、ごん太はGEXパワーIII450を2灯利用しています。
その合計の光量は1500lmとなります。

そして・・・

ロタラ・ロトンディフォリアは60cm規格水槽では20W3灯以上必要だといわれています。

水草の蛍光灯で有名な20型のビオルックスHGだと1本800lmなので2400lm、ノーマルな20型ビオルックスだと1本400lmなので1200lm必要となります。

というわけで、ちょっと値に幅はありますが、だいたい1200lm~2400lm必要ということになります。

うーん、、、すごく幅のある表現なわけです。。。


結局のところLEDライト何台必要?


さて、ルーメンという単位は光が照らす面積が大きいほうがその値も大きくなります。

(さらにざっくり言えば、その面積当たりの平均がルクスということになります。)

というわけで、ルーメンを考える上で45cm規格水槽と60cm規格水槽を直接比較するわかりづらい・・・なので、60cm規格水槽のGEXパワーIII600を基準にして話をしてみたいと思います。

そして、このGEXパワーIII600は1つで1000lmです。

もし20W蛍光灯3本分の最大値である2400lmをGEXパワーIII600のみで賄おうとすると3台必要なことになるわけです。

なのでかなり乱暴な理屈ですが45cm規格水槽にもパワーIII450を3灯は必要!ということになります。


やっぱり1500lmでは足りない!?


で・・・結局のところ現実と照らし合わせると、今利用しているGEXパワーIII450の2灯では光量不足なのです。

もちろん、生長もすれば差し戻しで株を増やすこともできます。

が・・・残念ではありますが曲がったり赤みを帯なかったりなどのトラブルに見舞われているのが現状です。

で、、、結局のところライト増設しかこのトラブルを抜け出す方法はないわけです。

その目安として出てきた数値が、60cm規格水槽で2400lmというわけなんです。

というわけで必要なlmも出てきたのであとはライトを購入するばかり!
・・・が・・・これまた別の問題でまだライトを購入できずにいます。

光量不足の続きはトラブルの部分で紹介するとして、話は一端ロタラ・ロトンディフォリアを栽培するための水質についてとなります。


ロタラのための水質とGH、KH、pH、CO2濃度について


ここでは現在の水質に触れつつ、ロタラ・ロトンディフォリアを栽培するにあたってのpHとKH、そしてCO2について話を紹介していきたいと思います。

次の検査項目の値はCO2添加停止直前にテトラ6in1で測定したものです。

  • NO3 10mg/L
  • NO2 0mg/L
  • GH 4°d
  • KH 6°d
  • pH 6.8
  • Cl2 0mg/L

今回の話は立ち上げの話ではなく水草の話ですから、重要になってくるのはGH、KH、pHの3項目になってきます。

というわけで、次の項からGH、KH、pHの順に簡単に解説してみたいと思います。
また、その最後テトラ6in1を利用したCO2濃度の求め方も紹介したいと思います。


GH


まずGHは総硬度とも言います。これは・・・

マグネシウムイオンとカルシウムイオンを合算した濃度ものです。



アクアリウムで利用するのはドイツ硬度なのでぱっと見濃度の単位ではなさそうですが、換算することでアメリカ硬度になり、その単位はmg/Lですから濃度であることが簡単に見て取れると思います。

さて、水草水槽においてGHは低いほうが良い!ということはよく聞く話です。

そのように言われるのは記事を書いている現在「さらり」思いつくだけで2点あり・・・

1つは、一般的にGHが高いとpHも高くなりやすく、CO2絡みで栽培で有用に働くという点。

そしてもう1つは、カルシウムやマグネシウムはカリウムと拮抗関係にあるので、低いほうが三大栄養素たるカリウムが良く吸収されやすなるという点。

この2点です。

この「拮抗」の話は園芸や農業ではかなりメジャーな話なのですが、アクアリウムの世界ではいまいち話題に上がらないので、それほど気にしなくてもいいのかもしれません。

ただ、多くの有茎草がそうであるように、水上でも育成するような水草は、ある程度園芸の部分の話が通用するのかな・・・とごん太は考えています。

そんなわけで嫌われものなGHなわけなんですが・・・

しかし

カルシウムやマグネシウムは、同時に植物成長に欠かせない要素(多量要素)でもあります。

また、あまりにもGHが低いとカルシム欠乏やマグネシウム欠乏、さらにはカリウムが拮抗する相手がいないわけですから、カリウム過多=茎頂の萎縮が発生することが考えられます。

ですからなるべく低いほうが良いのですが、全くの0というわけにもいかず、それなりに必要なものなのです。


で・・・話変わりましてここからはその値について。

一般的にはGHが0~6°dがロタラ・ロトンディフォリアの育つ範囲と言われています。

ごん太の水槽ではGH4ですから、その範囲に入っていることになります。

あまりにもGHが低ければいろいろな症状が出てくるはずですが、そんなこともなく無事に育っています。

というわけで、現状としては問題なし!。といえそうです。


KH


KHは炭酸塩硬度ともアルカリ度とも呼ばれてます。

その実際は、アクアリウムにおいては炭酸水素イオンの濃度のことです。

炭酸水素イオンですからその値が高いと緩衝作用が強く酸性に傾きづらくなります。
つまりpHが乱高下して魚にダメージを与えるのを防ぐ、そんな水の性質の強さを示しているのがKHとなります。

また余談ではありますが、炭酸水素イオンは添加したCO2のなれはてでもあります。
そして、この炭酸水素イオンに変化すると植物は光合成に利用できなかったりします。

え・・・せっかくCO2添加したのに炭酸水素イオンになって植物に利用されないの?

となるわけなんですが、この話は後のpHの説明で紹介します。


さて、ここからはその値についての話となります。

ロタラ・ロトンディフォリアはKH0~6°dで育つと言われていますし、多くの水草栽培ではKH4以下が理想と言われています。

時にはKHは限りなく0に近いほうがよい!なんて言う人もいます。

というのは・・・

KHが高いと緩衝作用でpHは酸性に傾きづらくなる。
pHが酸性に傾かないとCO2ではなく炭酸水素イオンばかり増えてしまうからなんです。

逆に言えばKHが低すぎる水槽は魚にとってpHの乱高下する厳しい水槽ともいうことができます。

なのでKH3~4程度に留めておくのがよさそうです。

そしてごん太の水槽ではKH6と少々高めとなっています。

後々表より求めることになるCO2の濃度という観点からは問題ないのですが、やっぱりKH6は少々高すぎです。

KHを下げる作用はソイルが担っているところが大きいですから、そろそろソイル交換となりそうです。


pH


最後はpHについて。
こちらもGHやKHと同じく水草は弱酸性が良い!なんてはなしをよく聞くと思います。

そのように言われるのはいくつかあるのですが・・・

その大きな理由としてはpHが低いほうが添加したCO2がCO2(炭酸ガス)として水中に存在できるからです。

逆にCO2として存在できないものは炭酸水素イオンになります。

その炭酸水素イオンとCO2が水の中で存在する割合はpHで決まります。

以下の一覧はpH水に溶けているCO2の関係です。

pH6.37では50%
pH6.6では約40%
pH6.6では25%
pH6.8では約15%
pH7.0では約10%

このようにpHがアルカリ性側に傾くほどに水に溶けるCO2の割合は減り、逆に炭酸水素イオンの割合は増えるのです。

で・・・なんでこんなに炭酸水素イオンではなく水に溶けているCO2にこだわるかというと・・・

植物は光合成の化学反応の中で、CO2を固定する酵素は「Rubisco」という名前の酵素なのですが、これはCO2のみしか利用できない酵素なので、なるべくCO2の割合が多くなる弱酸性がよい!

というのがその理由です。
ですから、pHは硝酸塩の蓄積具合だけでなく、実はCO2濃度という点からも重要な指標であったりするわけです。

その他はpHが低いと良い点としては・・・

園芸の世界では窒素、リン、カリの三大栄養素がきちんとバランスよく植物に吸収されるので土壌は弱酸性がよい!

なんて言われていたりします。

この三大栄養素と弱酸性という考えは一概に水槽に持ち込むのは厳しいかもしれませんが、多くの有茎草は水上で栽培されていることを考えると、あながち全くの的外れというわけではなさそうです。


さて、ここからがそのpHの値についてです。

一般的にpHは弱酸性~中性が良いと言われています。

より具体的にはpH5後半~pH6中盤くらいと言ったところでしょう。

ほとんどの水草水槽の場合、ソイルを利用することでその作用によりGH、KH、pHこの3つが水草栽培に向いている水質に変化するので、よほど難栽培種の水草であったり、極端に硬度やpHが高い水でないかぎり・・・

あとpHをいくつ下げてCO2濃度をこれだけ上げよう!

↑のような事態にはあまり出会わないかもしれません。
というのは、そこまで難しく考えなくても、ソイルを導入していれば勝手に水草の育ちやすい水質にしてくれるのです。

なお、ごん太の水槽ではpH6.8でほぼ中性です。
もう少しpHが低いほうがCO2のことを考えると良いのかもしれません。

しかし現在利用しているソイルはそもそも水草栽培というよりは底面フィルターのろ材としての利用を想定されて、生体がより暮らしやすいようpH6.7±0.2という作用を持つプロジェクトソイルです。

なので、当然の結果で、よりpHを下げるにはごん太の場合ソイル交換となりそうです。


【補足】pHとKHの値からCO2濃度を求める


さて、pH、GH、KHと3つの項目について解説してきました。
ここからはちょっと脱線してせっかくpHとKHの値がわかったことですからCO2の濃度を求めてみたいと思います。

まずはGoogleの画像検索で「pH KH CO2 chart」という言葉で検索してみましょう!。

(結構大きな表なのでこのブログのために自作するつもりはありませんw。)

すると、行にpH、列にKHを取ったカラフルな表の画像が出てくると思います。

今回は実際に測定した値であるpH6.8KH6という値を利用してCO2の濃度を出してみたいと思います。

この表の使い方は簡単です。
まずはテトラ6in1によるpHは6.8だったので、表よりpH6.8の列を探します。
次に、これまたテトラ6in1によるKHは6でしたので、表よりKH6の行を見つけます。
そして、pH6.8の列とKH6の行が交わる欄がCO2濃度となるわけです。

というわけで、テトラ6in1は使いようによってはCO2濃度も求められるわけなんです。

して今回の結果ですが・・・

CO2濃度は28mg/Lですから、やや多めということが言えそうです。

(表によってCO2濃度に多少の差があります)

というわけで、現状GH、KH、pH、CO2関係でその値に多少の問題はありますが、実際にトラブルとして観察できるほどの大きな問題は現在ありません。

・・・・・・

・・・

随分いろいろな話に脱線してながら、様々な角度からロタラ・ロトンディフォリアの栽培条件について現状を交えながら紹介してきました。

最後は現在進行形のトラブルについて紹介して終わりたいと思います。


現在起きているトラブル


現在起きているトラブルは大きく3つです。
それは・・・

  • 曲がる!
  • 赤くならない!
  • アオミドロ発生!

というわけで、これらのトラブルの原因とその対処方法について簡単に紹介したいと思います。


茎が曲がる!


ロタラ自体ががごん太の環境の弱い光に慣れてきたのか、導入初期と比べると随分曲がらなくなってきました。

ロタラ1か月後と3が月後の比較。ややまっすぐ伸びるようになった
(左:栽培1か月目、右栽培3か月目)


とはいえ、水槽前面側に窓があり、そちらのほうに向かって気持ち曲がっています。

ロタラはそのような性質を強く持つ多くの植物と同様、強い光・・・具体的には太陽光がある方向に向かって曲がります。

高校の生物で植物の「屈性」や「オーキシン」について学んだことはありませんか?
それと同じことが起きるのです。

つまり、ロタラが曲がるという問題は、設置場所による太陽光の入り込みと、ライトの光量不足という2つの側面もあるわけです。

ですから、基本的な対策は余計な光を入れないこと。
もしくは余計な光よりもライトを強くすること。

遮光と光量の強化で、これが対策となります。


ロタラが赤くならない!


ロタラが赤くならない原因はざっくり言えば・・・

  • CO2添加不足
  • 鉄分不足
  • 光量不足

の3つ。

まずCO2添加不足についてですが、これは前の項でテトラ6in1と表を利用した方法でCO2濃度を確認してみました。

結果、十分に添加されていることがわかりましたね。
もちろん、ドロップチェッカーやそれに類するものでも測定することができます。

このCO2濃度を測定する理由ですが、やみくもに添付量だけ上げると生体のCO2中毒になってしまうからです。。

そんなわけで、実際にCO2の濃度不足の場合は、その濃度を確認しつつ添加量を増やしたりpHを下げることで水に溶けるCO2を増やすことになります

その点を考慮すると、テトラ6in1のような試験紙や試薬で逐一測定するよりも、ドロップチェッカーのようなものので現在進行形で測定したほうがいろいろ捗るわけです。


鉄分については液肥の添加で対処します。
先にあげたゼニスウォーターFe26や、ADAのアイアンボトムのような液体サプリメント(液肥)の添加が有効です。


で、、、最後に出てきたやっぱり「光量不足」。

そもそも赤系水草が赤くなるのは、強すぎる光から自分の体を守るため。

なので、光が強くないと赤くはならないのです。。。

光量が不足したら・・・ライトに近づけるか?ライトを増設するぐらいの選択肢しか解決策はありません。


アオミドロ??


そんなこんなで光量不足と戦っているごん太。

そこで茎を水面付近まで伸ばし、水面下の強い光量で赤く染め上げてから差し戻しをする作戦!。

しかし・・・

どこから紛れ込んだのか?それとも水面付近のために光量が強すぎたのが原因なのか?それとも肥料のやりすぎ?もしくは富栄養化?

いろんな原因が考えられますが、アオミドロは突然やってきたのです。

糸状のコケですからピンセットで引っ張れば簡単に除去できるのですが、その時アオミドロ時断片が水槽内に散らばると、散らばった先でも増えはじめ、ややこしいことになります。

で・・・

ごん太が現在利用している対処法は木酢液。

その方法について記すと長くなるので今回は割愛しますが、黒ヒゲ苔の駆除と全く同じ要領で吹きかけるだけで、ある程度駆除できるようです。

ただし、利用方法によっては水草を再起不能なまでに傷つけるので自己責任で利用してくださいね。

・・・・・・

・・・

そんなわけで、現在3つのトラブルを抱えています。

そして・・・その根本は光量不足というわけです。


おにぎり難民という事実


じゃあライトを追加しましょう!となるのですが、なかなか話が進んでいません。

というのは・・・

まず現在GEXパワーIIIを2灯利用しているわけです。
3灯目が入るスペースはかろうじてありますが、それを入れると今度は冷却ファンが利用できないわけです。
そんなスペースの問題が1つ。

じゃあGEXパワーIIIを1灯をもっと強力なLEDライトと交換すればいい!そんな風にも考えたのですが、同じような5000円程度の最新のLEDライトでも1000lm程度。
合計1500lmから1750lmになってもそれほど大きな期待は持てないでしょう。

そんなルーメンの問題が1つ。

ではより強烈なものと置き換えればいいじゃない!ということ強烈な光量(1灯で2000lm)と安価な値段(7500円)でコスパ良好なアクロシリーズのLEDライト・・・とくにトライアングルグロウを我が水槽に・・・!!

と思いつつチャームさんを覗いてみると現在欠品中。。。
4月から待ち続けているのですが、次の入荷はいつになるのやら。。。

そんなおにぎり難民な問題が1つ。

そんなわけで、光量アップに向けて思うように対策が進んでいません。
そんな現在考えている案としては・・・

  • 性能も値段もアクロトライアングルに近いアクアシステムアクシーLCパワー
  • 思い切って前から興味があったゼンスイLEDplusパーフェクトクリア
  • アクロシリーズのLEDが再販されるまで2灯でがまん
  • 再販されるまでGEXパワーIII3灯(但し冷却ファンが不要になってから)


こんな感じで考えています。
ただ上2つの案は、アクロトライアングルと同じくぐらいの出費ですから、失敗した時の精神的なダメージはでかいです(やっぱ再販待ってりゃ良かった!など)。

対して下2つの案は根本的な問題解決になっていなかったり、新たな問題を引き起こしたりなど、これまた微妙な案となっています。

そんなこんなで、アクロトライアングル(=おぎにり)難民とも言える状況で、光量の打開策になかなか良い答えが出てきていません。。。

ーーーーー

なんだかんだ言いつつも無事ライトを増設することに成功しました。
これでロタラの問題も解決!!・・・とはならず、今度は強すぎる光量がもとでコケがちらほらと。

純粋な水草水槽ならば硝酸塩やそのもととなる飼料を抑えることができるので、このような問題は起きないと思うのですが、

いかんせんごん太の水槽はプレコ水槽。
大食漢のプレコを飼料を抑えるなんてことは夢のまた夢。

結局のところ、ロタラとコケのバランスを見ながら環境に適した最適な光量を見定める必要がありあそうです。。。

(2019/12/16 追記)



まとめ


最後に今までの話の要点をまとめてみたいと思います。

ロタラ・ロトンディフォリアの栽培には1200lm~2400lmが必要。
光量が不足すると曲がったり赤くならなかったりするトラブルが起きる。

カリウム肥料はほどほどに。
少なすぎれば育たず、多すぎればカリウム過多で茎頂萎縮。

硬度は多くの水草と同じようにKH、GH共に0~6°dが適切。
ただしGHが低すぎれば拮抗するカリウムが吸収されやすくなるのでカリウム過多の原因となるかも。

赤くならない原因は光量不足のほかに、鉄分不足、CO2不足。
鉄分は液肥で補い、CO2不足はやみくもにCO2の添加量を増やすのではなくまずはpHやKHからCO2濃度を求めたりドロップチェッカーを利用してみる。

KHやGHが高いとpHも高くなり、せっかく添加したCO2も水草が利用しづらい炭酸水素イオンなる。

アオミドロは木酢液を利用してみる(自己責任)

というわけで、今回の話はここまで!。


長文をここまで読んでいただきありがとうございました。
貴方様のロタラ・ロトンディフォリアの栽培がうまくいきますように。

(更新:2019/12/16)

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