水槽、ライトアップしてますか?
どーもこんにちは。ごん太です。
さて、前回は
amazonで購入したE26植物育成用LED電球を睡蓮鉢に利用してみて・・・
という話を紹介しました。
そして、今回もLEDの話についてです。
これからの季節(投稿時は12月中旬)クリスマスにお正月と何かとイベントのため家で過ごすことが多くなりますね。
特にクリスマスは家族や愛しい人と過ごすことが多いと思いでしょうし、、、
そんな時にはアクアリウムもムーディーな感じにしてみたり、子供が興味をひくようなアクアリウムにしてみたいですよね?
でも、、、
水槽の中をイベントごとに手を加えていくのって思った以上に大変!。
ウィローモスのクリスマスツリーを作るのだって秋から仕込まなくてはいけませんし、、、
水中で利用するクリスマスアクセサリーも「水槽用」のアクセサリを準備しないと生体にどんな影響があるか分かったものではありません。。。
なので、今回はちょっと手を加えて簡単に、しかしそれでも四季時折のイベントらしく、さらには普段の水槽管理でも便利な・・・
LEDを用いたライトアップの紹介です!。
それでは目次に続きまして本文へと入っていきます。
続きをどうぞ!。
なお、前置きが長いですので、お忙しい人は↓目次リンクよりお好みのパートへジャンプしてください。
最近見かけなくなった色付き直管蛍光灯
蛍光灯→LEDへの進化で出てきた問題点
ごん太が熱帯魚を始めた頃は蛍光灯の時代。
あれから10年以上経過しましたが、アクアリウム全体で変わる部分もあれば変わらない部分もあります。
そして・・・
ここ数年アクアリウムにおいてここ十数年で一番進化した部分がライティングです。
消費Wの大きい蛍光灯はすっかりとショップの店頭から姿を消し、薄くて軽くて消費電力の低いLEDが主流の時代になりました。
多くのアクアリストにとってはメリットのある進歩ですが、裏では実は困ったことが起きています。。。
まず、ライトを購入するにあたりLEDのスペクトルを吟味し妥当な価格であるかを吟味しなくてはならなくなり、、、
さらにLEDを利用したライトは素子の交換が不可なためにその耐久性についても考慮する必要が出てきました。
これらのことは、明るさの多少の違いはあれど満遍なくスペクトルが出ており、簡単に交換できる蛍光灯の時代にはあまり考えなくてよかったことです。
LEDライトの現状はごん太のようなアクアな趣味にどっぶりと浸かっている趣味人にとっては大変面白い事態になっているですが、、、
アクアリウムを始めたばかりの初心者の人や、いわゆるアクアリムライト層な人にとっては物品を購入するための必要な知識が増えるわけですから、
以前にもましてとっつきづらくなったとも言えるでしょう。
・・・
そんな数ある蛍光灯→LEDという大きな流れのなかで起きてしまった困ったことの1つとして・・・
色付き直管蛍光灯を最近店頭で見かけなくなりつつある
という問題があげられます。
蛍光灯とともに消えていくもの
さて、今まで述べたように、現在ものすごい勢いでアクアリウム界隈ではライトのLED化が進んでいます。
水草用品の有名ブランドであるADAからもLEDライトが販売される時代ですから、その流れは一過的なブームではなく本物であると言えることでしょう。
しかし、水槽用LEDが普及していくということは、、、
その代替となった水槽用の蛍光灯が衰退していくということになります。
多くのアクアリストが蛍光灯からLEDに移行するなかで直管蛍光灯の存在感は薄どんどん薄れていきます。
それに伴って一緒に消えて行く物もあります。
さて、そもそも蛍光灯と簡単にいいますが、アクアリウムの場合実際には・・・
「直管蛍光灯(もしくは電球型蛍光灯)+灯具」
の組み合わせで利用するわけです。
LED普及前は灯具には「熱帯魚用」として販売されているもの以外にも、
インバーター式で出力が高く効果でこだわりのある「水草用」銘打ったものや、、
とにかく灯数で勝負している灯具など、、、
灯具自体にもある程度キャラクター付けがなされていました。
そんなキャラクター付けされているものを、蛍光灯を変えることでさらに自分好みにカスタマイズできたわけなんです。
が・・・
蛍光灯が減るということは当然灯具も減るわけです。
灯具が減るということは、カスタマイズ用の蛍光灯も減るということです。
そんなわけなので、、、
カスタマイズアイテムでもある色付き直管蛍光灯も以前にまして見なくなっています。
昔は、熱帯魚屋に行けば必ず色付きの蛍光灯が必ずは1つのコーナーとして販売されていたものなんですが、最近はコーナー自体無くなったり、縮小したりしています。
じゃあ、水槽を色付きのライトでライトアップするにはどうすればいいの?
となるわけです。
ライトアップで水槽を様々な色に染める
アクアリウム用の調光つきLEDはいいお値段
さて、10年前でしたら、紫、青、水色、橙、赤・・・そればかりでなく微妙な色合いも販売されていました。
熱帯魚屋のライトコーナーの直管蛍光灯のラインナップはそれこそすごいものがありました。
蛍光灯の灯具のメリットの1つである「交換できる」という特徴も相まって、好きな色に簡単に変更することができました。
しようと思えば日替わり今日は青系、明日は赤系なんて芸当もできました。
また、コレクションされた色付きの蛍光灯を見てニンマリすることもできたわけです。
しかし、、、
前述の通り、最近姿を消しつつあります。。。
そんな色付き蛍光灯が不在な状況のなかで、ごん太は水槽のライトアップをやろうと色々画策したわけですが・・・
廉価なアクアリウムLEDライトは色が変更できないものが多いわけです。
うん万円もするような値段のライトを購入すれば、時間で色をグラデーションのようにじわじわ変化させたり、自分好みの色を調光できたりするわけです。
(それこそ朝焼けから日中、そして夕焼けまで再現できる物もあるようです。)
そんなLEDをうまく利用すればクリスマスイブの深夜水槽なんてロマンティックなこともできるわけなんですが、、、
クリスマスのように一瞬で終わるイベントごときにそんな大金払えません。
(そんなお金があるなら家族のために使って!と言われるのが目に見えています。。。)
そんなわけなので、、、
カラー蛍光灯の代わりとして、代用できるものはないか?探してみることにしました。
車につけるアレを代用!
そんなこんなで、アクアリウム用品に限らず、様々なアイテムを探した結果・・・
ちょうどいいアイテムを見つけました!
さぁ!そのライトに登場してもらいましょう!!
どうです?すごくどこかで見たことがあるでしょう?
そうです、これって自動車のライトアップで利用する
「テープLED」ですっ!
↑の写真は防水仕様で色が変えられるテープLEDで、amazonで購入したものです。
それでは早速ですが、次の章でその実力を写真でご覧いただきましょう!!
水槽を様々な色に染めてみる
というわけで、ここからはライトアップの様子を紹介していきます。
水槽をライトアップすると予想以上に子供や女性受けがよかったりしますので、インテリアとしての水槽を管理している人にはめちゃくちゃおすすめです。
(もちろん、エキゾチックロゼのような色にして、水槽の前でドスンと座り込み男一人で一杯やるのも乙なものですが。。。)
水草や魚のため!というわけではないのですが、、、
アクアリウムの「理解者を増やす」ということが、
アクアリウムという趣味を続けていくために、とても大切なことなのです。
さて、まずは夕焼け水槽にしてみましょう!
うん、、、、ごん太は子供のころに夏休みで行った川沿いのキャンプ場の夕焼けを思い出しました。
お次は、ちょっと下品ですがクリスマスカラーで赤にしたり・・・・
(※この状態で通常の蛍光灯も付けてあげればおそらく光合成速度を上昇することもできるでしょう。)
ちょっと夜の海チックのような感じでロマンチックでエキゾチックな紫色にしてみたり。
まず出番はないですがクリスマスカラー「その2」な緑にしたりできるわけです。
(ただまぁ、緑の水槽っていうのは見たことないですし、ミスマッチな気がします。)
ごん太は普段↓色にして月明かりのある深夜の水辺として、アクアリウムを楽しんでいます。。。
(この状態を観察しながら晩酌するともーたまらんのです。)
![]() |
(クイーンアラベスクタイガーの深夜の観察会?) |
以上ここで紹介した色すべてが、1つのLEDライトから発せられたものです。
どうです?
テープLEDって便利でしょう?
クリスマスが終わっても、水槽を眺めリラクゼーションしながらの晩酌のお供に活躍すること間違いなしです!。
なおごん太はAmazonで購入してもので、
20色と5段の明るさを選べ防水性のあるもの
を利用しています。
が・・・
最近より高性能かつ廉価な商品がドン・キホーテの車コーナーで売っているのを発見してしまいました!。
クリスマスのイルミネーションにいかがでしょう?
(2018/11/17 追記)
最後にテープLEDでのライティングのメリットとデメリットについて述べたいと思います。
テープLEDのメリット・デメリット
では、実際に2年程度利用した経験をもとに便利な点、不便な点を記していきます。
便利な点その1:汎用性に富む
まず、便利な点は当然ですが様々な色がこれ1つで選べる点です。
なにもイベントごとのライトアップだけでなく、日常的な使い方もできるから便利なんですね。
ムーディーにしたい時は淡い青や夕焼けのような赤に、、
光合成を促進したいときは赤や紫がかった青に、、、
純粋に光量を求めている時は白色に、、、、
こちらの使い方に合わせて色を変えることができます。
便利な点その2:省スペース
また、テープLEDなので細いのも良い点です。
ごん太の水槽上部はパワーIIIが2灯乗っており、かなり手狭な状況です。
この状況で新たなアクアリウム用LEDや蛍光灯を乗せるのはほぼ不可能です。
しかし、このテープLEDは細いのでそんな手狭な状況でも楽々ガラス蓋に乗ってしまうのです。
あまりに省スペースなので、ついつい出しっぱなしにしてしまいます。
そうなると、イベントでなくても様々な機会でライティングを楽しもう!ということにますます拍車がかかるわけです。
便利な点その3:安い!
最後のメリットは安いということです。
調光機能がついているアクア用のLEDライトとなると未だに高価なものが多いです。
しかし、ごん太が持っているのは50cm程度で約2000円のものでした。
時間で色合いを変える機能や自分で色を作るようなことはできませんが、ライティング専用の補助ライトと割り切ってしまえば安い値段かと思います。
不便な点その1:USB給電
ではここから不便な点を挙げていきます。
まず、多くの製品がUSB給電であること。
USB給電自体は最近普及してきましたが、水槽で利用しているタップのコンセントにはUSBポートが付いてないものを利用している人がほとんどなのではないでしょうか?
実際にUSB給電のテープLEDに給電しようと思うと、コンセントとUSBを変換するアダプターが必要になりひと手間かかります。
このアダプターは100均で販売されているのですが、すぐ使えないという点では、ちょっと不便ですね。
不便な点その2:ケースが無い!
また、専用のケースや傘がないのも不便な点です。
本来は車体の下など直接目に触れない部分にテープで張り付けるのを目的としている商品なので、仕方がありませんね。
LEDの光が直接目に入るのが嫌な方は、テープLEDが収まる傘やケースを自作しなくてはなりません。。。。
ただ、どちらの点もちょっとしたDIYで解消されますから、お手軽DIYを楽しみたいのならお勧めです。
不便な点その3:耐久性
メリットともデメリットともとらえることができるのですが、
寿命は価格2000円ですのでそれなりです。
残念ではありますが、いくら防水LEDテープであってもアクアリウムは本来の用途ではありません。
なのでアクア用ライトと比較すると寿命は短い気がします。
今回紹介したLEDですが3年目にして1つの素子が点灯しなくなりました。
明るさへの影響はほとんどないの問題なく利用できますが、3年間で2000円也。
高いととるか安いととるかその判断は極めて微妙なラインですので、
当記事読んでくれた人にお任せしたいと思います。
2000円で3年間楽しめると考えればお買い得かもしれません。
不便な点その4:水草水槽のメインライトは無理かも・・
カラーライトとして利用しているときは気が付きにくいのですが、、、
やはりテープLEDでは絶対的な光量が不足しているので、
このLED1つでライティングから水草の光合成まですべてをまかなうことはできません。
利用する際はアクア用ライトのサブとして利用することをお勧めします。
もしくは、
水草の無い水槽の観賞用ライトとしても利用できるとは思います。
それでも若干薄暗いとは思います。
トータルで考えればやはり多少手を加える必要がありますが、ライティングようのサブライトとして利用するのがベストなのかもしれません。
というわけで、テープLEDでライトアップの話はこれで終わりです。
長文読んでいただきありがとうございました。
(最終更新:2020/3/20)