2017年11月16日木曜日

【汚れ方・落ち方】セラ・シポラックスVSエーハイム・メック【生物ろ過?物理ろ過?】

リングろ材の汚れ方


どーもこんにちわ。ごん太です。
今回は水槽ネタをちょっと書いてみたいと思います。

タイトルに「セラ・シポラックスVSエーハイム・メック」なんてかっこいい名前にしてみましたが、読んでもらえばわかる通り、今回は名前負けしている内容かと思います。

今回は、タイトル通り両者のろ過能力を比較!」ではなくてですね・・・

汚れ方と汚れの落ち方比較してみたいと思います。

というのは、アクアリウムを長年嗜んでいるとお分かりになると思いますが、ろ過能力ってなかなか比較できるものではないんですよね。

ですので、その比較しづらいろ過能力を紐解くいて比較するために、今回は汚れとその落ち方について比較してみたということになります。

では続きをどうぞ!


何を比較するのか?ということ


水槽内の生物ろ過能力は単純に比較できない


まず、今回の記事はセラ・シポラックスとエーハイムメックのろ過能力を純粋に比較する記事ではありません。

そもそもろ過能力を比較といっても、アンモニアや亜硝酸が検出される立ち上げ時以外はろ過能力を比較できる方法がないわけです。

また、硝化能力の速さは立ち上げ時に比較できますが、 

十分なろ材がある環境では、どれだけの単位面積でアンモニアや亜硝酸を処理できるか?という深い部分までは現在のアクアリウム理論ではわかっておりません。


もちろん、ビーカーの中なら多少は比較できるようなイコールコンディションを用意できるのでしょうが、果たしてビーカーの中の出来事がそのまま水槽に当てはまるか・・・少々疑問です。

ですので、今回はそんな深そうな話で比較するのではなく、単純に「汚れかた」・・・特に「汚れの取れかた」に趣を置いて比較していきたいと思います。


汚れかた・汚れのとれかたを比較する理由


なぜ汚れを比較するのか?

それは基本的にろ材の汚れの取れ方というのは、絡めとったバクテリアの保持・定着する力とも言えるからです。 

ですからこの保持・定着する力は、ろ過の立ち上がり方やその後のろ過能力と関連がありそうだ・・・
というのがごん太の考えです。

また、汚れの落ち方は維持管理するためのメンテナンス性に関連していますから、

汚れの取れ方次第では、長期管理においてろ過能力の安定につながります。

そんなわけなので、

汚れ方と落ち方を見てみれば、ろ材のろ過能力の懐の深さが見えて来る

という・・・

「仮説」で

比較したいと思います。
また、セラミックろ材の清掃時の参考になればと思い記していきます。


写真で比較!汚れの落ちかた


では、さっそく比較していきたいと思います。
実はセラ・シポラックスとエーハイム・メックともにエーハイム2213で利用しているろ材です。


シポラックス編


ネットごと洗浄した後のセラ・シポラックス


さぁ、まずはセラ・シポラックス。
ゆすり洗いする前の、フィルターから取り出してホカホカの状態のろ材はあまりにも汚いため、ブログに写真を乗せることができません。

ですので、写真は全て洗浄後のものとなります。

ろ材洗浄後のセラ・シポラックス


どうです?。

結構どす黒いでしょ?

ごん太はこのセラ・シポラックスのろ材清掃をするときは30秒ほどゆさゆさとろ材ネットを揺らして洗浄します。

しかし、このセラ・シポラックス、やはり多孔質なので、細かい穴の奥の方は汚れがとれません。
そして。その汚れがなかなか取れないゆえに黒っぽく見えるわけです。

なお、本来シポラックスはややグレーがかったは白色で、通販サイトなどで未使用のシポラックスの写真と比較してもらえればどれだけ黒く変色しているかご理解いただけるかと思います。

汚れ≒バクテリアですから白のろ材が変色するほどの量のバクテリアが繁殖しているわけで、生物ろ過はばっちりということができそうです。

そんなわけで、リングろ材でも

通水性を確保しつつ生物ろ過能力があるのがセラ・シポラックス

という評価をすることができます。
また、30秒間もゆすり洗いして汚れが完全に取れないわけですから、、、

逆に言えばろ材の洗浄にそれほど神経質にならなくても、、、

「バクテリアを落としすぎてろ過が不安定になってしまった!!」

ということになりづらいとも言えます。
つまり洗いやすい、手加減しやすいというわけです。


エーハイム・メック編


さて、お次は清掃後のエーハイム・メックの写真。

ろ材洗浄後のエーハイム・メック


どうです?。

さっぱり白くてきれいでしょ?

それもそのはず、このエーハイムメックは「多孔質」 のろ材ではありません。
それゆえ、↑のシポラックスのようにバクテリアがろ材に食い込まないのです。

でもよく見てください?。
しっかりとバクテリアが食いついているのです。
これは、セラミック素材なので表面に細かい凹凸があり、そこにバクテリアが定着しているようです。

なお、上のこのエーハイムメックは、汚れまみれの状態からセラ・シポラックスの半分の時間(15秒程度)ゆさゆさとろ材ネットごと清掃したものになります。

なので、多孔質でないがゆえの、バクテリア定着能力の低さが分かるかと思います。

とはいえ、ある程度バクテリアを保持できてるので、そこそこの生物ろ過能力がありそうです・・・。

この辺の判断は個人個人や時代時代によって分かれると思いますが、現在では十分な生物ろ過能力があるといわれています。

まぁ、これだけきれいに汚れが落ちれば、物理ろ過として期待できますし、物理ろ過するためのろ材として扱ってあげたほうがメンテナンスは楽そうです。

逆に生物ろ材として利用する場合、少々手加減をしてろ材洗浄しないと、バクテリアをほとんど落としてしまいかねない・・・とも言えそうです。

そんなわけで、シポラックスと比較した場合は、

どちらかと言えば物理ろ過に向いているエーハイムメック

ということになりますね。

もちろん、メンテナンスのタイミングや方法に注意を払えば、なかなか目詰まりしない生物ろ材としても利用できると思いますよ。


ろ材を組み合わせて使うという考え方


↑の項でも記しましたが、生物ろ過に趣が置かれているシポラックスに対し、メックは物理ろ過に趣が置かれているようです。

じゃあ全てのろ材を生物ろ過能力が高いセラ・シポラックスにすればいいのか?。
というわけではありません。これがこの話の一番重要な点でして・・・

ろ材は適材適所

ということです。
物理ろ過が得意なろ材で一度大きなゴミを沪してから、生物ろ過させればいいわけです。
そうすればおのずと目詰まりも減り、メンテ回数を減らせるわけですね。

ごん太はろ材ケース給水部側にエーハイム・メックを、パワーヘッド側にセラ・シポラックスを配置しています。

両方ともリングろ材なのでかなり通水性は良いです。
が・・・ある問題があります。これはまた別の機会に。

ーーー

この記事を書いて1年半が経過するわけですが、つくづく実感するのはろ材はバランスよく組み合わせるのが肝心ということです。

確かに生物ろ過能力も大切です。
しかし、水槽という小さな生態系は人間が手を入れて初めて維持されるもの。

ですから・・・

簡単にメンテナンスでき、欲を言えばその回数が少なくて済むもの

そうなるようなろ材の利用法が大切で、それはろ材を組み合わせることで容易く実現できることなんですね。

(2019/7/17 追記)


あとがき


いかがだったでしょうか?
VSなんてつけてみた割には、歯切れの悪い落ちで申し訳なく思います。
が・・・はっきりと言えば、ろ材の方向性が違うので比べるなんてそもそも無理だったりします。。。

さて、次回も未定です。なにか水槽ネタを見つけては記事にしたいと思います。
ではでは。。。

(更新:2020/2/4)


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