2017年10月12日木曜日

私のろ材遍歴~青スポンジからエーハイムメックまで~

時代が変われば、ろ材の考え方も変わる


どうもこんにちは、ごん太です。

今回は、ごん太のろ材に対する考え方の変遷を書いていきたいと思います。

なんでこんなことを書こうと思ったか・・・
それは今(2017年)と2000年代前半ではろ材に対する考え方が少し違うように思えるからです。

もちろん当時のごん太の考え方も今とは違いました。

そんなろ材のあり方について、少々哲学的な話になりますが、しばしお付き合いして頂ければと思います。

それでは目次に続きまして本文へと入っていきます。
続きをどうぞ!


(サイト内リンク:ろ材レビュー)

当記事以外にも、ろ材関連の記事がございます。
よろしければ、あせてご覧ください



ろ材にはっきりとした正解はない!


さて、アクアリウムにおいてろ材というのは、花形のアイテムであり、生命を維持する心臓部でもあります。

この部分のあり方を考えるのは、多くのアクアリストのにとって楽しみの1つであり、
終わる果てのない探求テーマでもあります。

しかしながら、昨今のネット社会において・・・・

こうすれば正解!
こうすれば最短!


そういった短絡的な話が非常に多くなってきています。
確かに、グーグルで検索をかけ、すぐに答えが出てくることは、初心者にとって大変ありがたいことであります。

しかし、簡単に答えを見つけられるということは、ともすれば・・・

こうでなくてはならない!


そんな窮屈な話になりがちです。

ましてや、アクアリウムと魚たちの生命に直結するろ材についての話は・・・
自然に対する倫理感や愛玩動物に対する倫理観、時として生命倫理も絡んでくることが多く、潔癖で窮屈な議論に拍車がかかりがちです。

しかし、生命に対する私たちの気持ちは決まっていても、未だにフィルターの中でどのようなことが起きているのか「完全な詳細」は分かっておらず、数年単位で考え方が変化しているのがアクアリウムの現状です。

そんなわけなので・・・

様々なろ材理論があって当然です。

ということで、ごん太ろ材に対する考え方の変遷について紹介していきたいと思います。

これがまた書いている自分で言うのも変な話ですが、節操なく時代ごとにコロコロと変わるので、

ろ材は「こうならねばならぬ!」と思い込んでいる人の気持ちがこの記事で少しでも変わればなぁ・・・

そんな気持ちで綴ってみました。


ろ材に対する考え方の変化


時代が変われば考え方も変わる。

アクアリウムのろ材の理論は、ゆっくりではありますが根拠となる考え方が変化しています。

ごん太がアクアリウムを始めたときは、それこそエーハイムなんて外国製品の高根の花!!

・・・とまではいきませんが、、、
まだまだ個人経営の町の小さな熱帯魚屋さんがたくさんあった時代で、エーハイムの外部フィルターも大切そうに奥の方に綺麗に陳列されていた時代です。

今ではみんなスマホで息をするようにネットをしその利便性を享受していますがが、当時はインターネットしている!なんて言ったら少々オタク扱いをされるような時代。

amazonやチャームといったネット通販は利用する人がごく限られた時代でした。

ちょうどエーハイムを含め様々な外部フィルターが段々と安くなった時代で、外部フィルターの普及前夜~普及のスタート地点ぐらいの時代でした。

当時のろ材に対する風潮というのは、ろ材=生物ろ過という、言わばフィルター機能の中心部分、
さらに言えば生物ろ過の主役たる硝化細菌が定着できる「表面積」ばかり注目されており、、、

ろ材のメンテナンス性や通水性そして耐久性という数値で表すことができない側面については、それほど重要視されていなかったような気がします。

ですから、性能の良い生物ろ材を大量に外部フィルターぱんぱんに入れることが良いとされている時代でした。

今考えなおせばわかるのですが、かなりメンテナンス性度外視な傾向です。

すぐに外部フィルターが詰まるようなろ材の選択&組み合わせが平然と話題に上がり、よりベターとされ、そしてろ材が詰め込まれていった・・・そんな時代です。

なぜこんなことになってしまったのでしょうか?
ごん太は2つの要因があると考えています。

1つは、当時はネットの情報量は圧倒的に少なくその質も悪い時代でしたから、今でいうところの「エア」外部フィルター利用者の極端な理想論がまかり通った時代であったからです。

まぁ、、エアプの話は別としても外部フィルターの利用についての情報は、外部フィルター普及前夜だったので結構限られていました。


そして、もう1つの理由は、↑でも記した通り外部フィルター普及前夜だったということ。
先に紹介しましたが、外部フィルターが安くなり始めた時代でもあったのです。

ちょっと最新のアイテムを置いてあるような回転のいい大きなショップでは2213が一万円強で、ちょっと商品の回転が遅めなショップでは2213が数万円という定価で売られていた時代です。

上部フィルターは触ったことがあるけど、外部フィルターは見たこともなければ触ったことがない!

外部フィルターはどうやってポンプもないのに水槽からろ材ケースまで水を送っているのか!?

そういう人がたくさんいました。

ごん太が初めて手に入れた特売で激安だった外部フィルターはエーハイムエコ2231なのですが、当時のごん太のアクアのお師匠さんにそのことを報告すると・・・

「初心者が外部フィルター!?」

とすごく驚かれたことを今でも覚えています。

そのような時代背景ですから、
上でも記したような生物ろ過重視の詰まるような組み合わせ・・・つまり現実を無視したかのような理論重視の組み合わせが推奨されていたのも頷ける話です。


最近のろ材選択の傾向


そんな大昔の話はさておき、昨今の外部フィルターを論じるうえで、目詰まりや流量低下が以前より問題視されるようになりました。

それにより、リングろ材の評価(私が調べる限りでは)も上昇しているような気がします。

どこかでですが・・・
ろ材をすべてエーハイムメックすると、メンテナンス性と通水性が良く、バクテリアも十分に繁殖するので、使い勝手がいい!!
というような情報を見たこともあります。

しかし、ごん太が水槽を始めた当時は、セラミックろ材なのに多孔質でないためエーハイムメックは表面積競争の敗者。
生物ろ材としては愛好家の間ではあまり話題にはあがりませんでした。

外部フィルターにエーハイムメックのみの構成というのは、その当時では考えられてなかったことです。

しかし、それとは真逆なここ最近のリングろ材推しの背景には・・・

外部フィルターのメンテナンスがめんどくさいので、どうにか避けたい


という思いがあると思います。

そんなオールエーハイムメックな外部フィルターのエピソードは、生物ろ過能力よりもメンテナンス性が優先された象徴なのかもしれません。

そんなわけで・・・

生物ろ材を詰めるだけ詰めて、ろ過のピークパワー重視、理論重視のろ材の組み合わせや選択よりも・・・


実際の利用状況に合わせたろ材の組み合わせや選択を重視する時代になってきているのだと思います。

事実、メンテナンス性・通水性・耐久性そして生物ろ過能力がバランスよく向上するようなろ材または組み合わせにすれば、外部フィルターひいてはアクアリウム全体の管理が楽になるのです。


私のろ材遍歴


さて、今までは一般論を書いてきました。
次はごん太が何を求めどのような理由でろ材を購入したか?ということについて書いていきたいと思います。

時代、時代の考え方に影響を受けたことが丸わかりのろ材遍歴となっています。
ようは時代に流されコロコロと変えて来た、お恥ずかしい歴史です。


セラミックろ材に憧れた時期(青スポンジの時期)


せっかくエーハイムの外部フィルターにしたのにろ材はスポンジなんて馬鹿みたい!

そんな僻みを真に受けてしまってとにかく、セラミックろ材を使いたかった時期です。

・・・いつまでも事の本質が理解できない自称ベテランさんが、初心者にあれこれと口を出すことは、どの趣味の世界にもあることですが・・・

当然青スポンジの素晴らしい性能なんて、全く気付いてなかった時期でもあり、
しかし1L2000円のセラミックろ材が高くてなかなか買い揃えられなかった時期でもあります。

当時はエーハイムサブストラット1箱¥2,000成。
2213や2233をエーハイムサブストラットで埋め尽くすには2〜3箱必要だったと記憶しています。

フィルターは買った!。セラミックろ材はまた今度!

お恥ずかしながら、そういう時代でした。

いくら半永久的に利用できると言われても、なかなか初心者はセラミックろ材に手が出ない時代だったのです。

しかし、値段が高ければ高い程意味もなく憧れることもあります。。。

そのような憧れが肥大化した結果、外部フィルター内をサブストラットで全部埋めるなんていう話が出てくるんですね。


とにかく生物ろ過を求めた時期(サブスト~シポラックス)


生物ろ過が全てと信じてやまなかった時期。

とにかく、高価な生物ろ材を大量に詰め込んだのだから、ろ過も強力でしょ!!という安易な考え方にとりつかれていた時期です。

フィルター内の通水性や、回転/h、嫌気性域なんて知りもしもせず、ただただ、セラミックろ材の生物ろ過能力のみを追及していた時代です。

フィルターメンテ2週間に1回なんて当たり前!
そしてフィルターメンテ1週間後には水が詰まって出なくなる・・・そんな使い方をしていました。

結果、直ることのない目詰まりとそれに起因するトラブルに見舞われることになります。

つまり・・・
目詰まりを起こしフィルター内の水流が滞る。
すると内部は嫌気性化するので、エロモナスなど病原性嫌気性菌の温床となる。

結果病気が蔓延するというわけです。

頻回のメンテンナンスをするのに、すぐに水流が弱くなるフィルター。
そして水質悪化により弱った魚からエロモナスに蝕まれることになりました。

しかしそれでも、ごん太は最高の生物ろ過能力を信じてやまなかった時代です。

(毎週のようにフィルターメンテしてもすぐに目詰まりし、水質も悪化。さらには病気が発生するなんて、そんなろ材の使い方のどこが最高なのでしょうか・・・?。理想は理想。現実は現実なのです。)


ろ材のトータルバランスを求めた時期(シポラックス~バフィーサポート)


ちょっとは知識をつけ、通水性、回転/h、嫌気性域なんてことも知り、様々な経験から生物ろ過、物理ろ過、目詰まりしにくさなど多角的に性能を求め始めた時期です。

シポラックスでリングろ材の素晴らしさを知った時期でもあり、、、

今までのようにリングろ材に傾倒した時代でもあります。

何でもかんでも自分の思った「最高のろ材」 をフィルターいっぱいに詰めたくなるのは悪い癖ですね。

ただまぁ、唯一の救いはリングろ材ゆえに目詰まりが起きづらく、↑のような病気が蔓延するような事態は起こらなかったことです。

その後わけあってしばらく水槽から離れることになります。

・・・

そして復帰後アクアリウムの進展具合を把握するためにいろいろ調べてみてびっくりすることになります・・・。

以下、アクア復帰ホヤホヤなごん太がびっくりした点。

①プラスチックろ材が登場!
②流動ろ材という謎のフィルターが出現!?→ただしすでに廃れていた・・・

③GEXの外部フィルターは横置きでも利用できる!?
④マメオーバーフローという普通の水槽をオーバーフロー水槽化するアクセサリ!
⑤吸着系ソイル多種多様化


などなど・・・
昔では信じられなかったことだらけです。


適材適所の時代


そんなこんなで、改めて水槽をセットすることになるのですが、、、

適材適所で様々な違う種類のろ材を組み合わせるのが便利と気づくごん太。

そんなことはエーハイムのホームページ・パッケージ・説明書に大昔から書いてありますが・・・。。。

そんなこんなで、自分の中でのろ材やろ過に対する理念や哲学がじわじわと変化しつつあり現在も変化中です。

アクアリウムにおけるろ材についての考え方も、少しずつ変化しているようで、当時とは比較にならない程の様々な形、様々な素材のろ材が販売されるようになりました。

ちょっとずつちょっとずつ、アクアな世界も前に進んでいるのです。
そして、その進化を他人の意見に流されることなく自分で良しあしを判断することが大切なのです。

もしかしたら判断に判断を重ね、行きついた先が「先人の知恵」であったり「メーカーの提案」であったりするかもしれません。

しかし、自分で考えたからにはしっかり血となり肉となっているのですから、他人の意見に流されるのとはわけが違うのです。

そんなわけで・・・

ネットを開けば他人の意見や知識が豊富にある時代ですら、しっかりと自分の経験や意見を大切にしましょう!

流されまくった「俺みたいになるな!!」という何かの番組で聞いたこのあるフレーズを書いてこの記事を終えたいと思います。


今回はここまで!。

(最終更新:2020/1/09)

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