今回はバブルチョイスを改めてレビュー
どーもこんにちわ。ごん太です。
前回は・・・
ルドウィジア・フローティングプラントの栽培方法と注意点
について紹介しました。
さて、9月も終わろうとしている今の季節、気温のによっては夏装備から冬装備に変更するタイミングなのではないでしょうか?。(投稿時は2017/9/29)
そのついでに見直すことになるのがエアレーション。
夏はエアレーション多め、冬は少し少なめになるように設置する人が多いかとは思います。
今回はそんなエアレーションの器具の中でも、ごん太がお気に入りなのが「デフューザー」です。
そんなわけで、今回はディフューザーのレビューをするわけですが、その中でも一番のお気に入りである・・・
バブルチョイスについて詳しくレビュー
してみたいと思います。
それでは、目次とサイト内リンクと続きまして本文へと入っていきます。
続きは↓より!
組み合わせいろいろ、使い方いろいろ
そもそもデフューザーというのは、エアポンプ+エアストーンの組み合わせが何らかの理由で使えない、もしくは使いたくない場合に選択されることが多いと思います。
エアストーンの泡が大きいのが嫌だ!
アストーンを置く場所がない!
エアポンプがうるさい!
・・・そんな理由でディフューザーを選ぶ人が多いと思います。
しかしながら、ディフューザーにも問題点があります。
①水流・水圧が強すぎる
②水槽上部に大砲のようなアイテムが設置され、なんとも不格好
この問題に対処しようとしているのがバブルチョイスです。
さて、バブルチョイスには以下の4パターンによるのパーツの組み合わせがあります。
①バブルチョイスのディフューザー+水流分散板上向き
②バブルチョイスのディフューザー+水流分散板下向き
③エーハイムフレキシブルパイプ+水流分散板上向き
④エーハイムフレキシブルパイプ+水流分散板下向き
の4パターンについて、写真で紹介していきながらレビューしていきます。
水流分散板がバブルチョイスの肝:バブルチョイスの3つの特徴
特徴その1:水流分散板でディフューザーの水流強すぎる問題解決!
まず、ディフューザーにありがちな水流が強すぎるという問題。
バブルチョイスは・・・
かぎ爪のような水流分散板で水流を分散させ弱めることで解決しています。
この水流分散板というのが、どのディフューザーにもない素晴らしいアイデアです。
実際多くのディフューザーユーザーがどうやって水流を弱めるか?
という解決策を探し求めています。
その答えの1つが水流分散板というわけです。
で・・・この水流分散板の使い方がバブルチョイスの利用法の肝。
水流分散板を上に向けるか?下に向けるか?
で水槽内の水流・水圧が大きく変わってきます。
特徴その2:クリアパーツで接続にホース不要なので目立たない!
さらに、この水流分散板、エーハイムの12/16ホース用パイプ類に接続することもできるのです。
さらに、色も透明!ですから、すごく見た目すっきりで利用できるんですね。
水槽上部に野暮ったい大砲が付くのが気に食わない人には、ぜひおすすめしたいアイテムです。
特徴その3:エーハイムフレキシブル排水パイプと接続すると、水流の向きはほぼ自由自在
また、バブルチョイスを使用するにあたって
併用をお勧めしたいのが、エーハイムのフレキシブルパイプ。
セットで利用すると上下左右に好きなように流れを作れます。
そんなわけで前置きはこれぐらいにして、実際に接続して水槽で利用している写真を次の項より見てみたいと思います。
※今回の写真撮影はフレキシブルパイプと接続している状態で撮影しています。また、水流源となるポンプはエーハイム2213を利用しています。
バブルチョイス4つの使い方
ディフューザー+水流分散板上向き
まず、バブルチョイスのディフューザー+水流分散板上向き。
水中内の水流・水圧は弱まりますが、
水面付近での水流はかなり勢いがあります。
水面からディフューザーを出そうものなら、かなりの水しぶきをあげます。
ですからこの状態では水面の水流を強くするので、油膜対策にかなり効果があると思われます。
逆に浮草など水面や水槽上層部の水流にデリケートな生体を入れている人は向かないと思います。
一方水槽中層~下層では、強い水流が水面に発散してしまっているので水流は緩やかです。
そんな、ちょっとおもしろい特徴のある利用方法です。
ーーー
なお、以下すべてのレビューに当てはまることですが、ディフューザーから出る水流・水圧、さらに気泡の量や勢いは接続している外部フィルターや水中ポンプに左右されます。
今回は2213と接続していますが、それより弱いポンプですと気泡の量が減少するはずです。
ディフューザー+水流分散板下向き
次は バブルチョイスのディフューザー+水流分散板下向き。
この状態が一番使い勝手がいいのではないでしょか?。
その水流たるや、、、
従来のディフューザーと比べて広範囲かつ弱く分散されています。
↓の写真を見ていただければわかる通り、下向きの水流分散板のおかげでエアも下に向かい、結果水槽内にエアが舞います。
なので、水流を弱めつつディフューザーが利用したい場合はこちらの利用法をお勧めします。
しかし、水流が広がる範囲が大きくなるので・・・
特に水草水槽ではよくある極端に水流に弱い水草や、、
水流を好む黒ヒゲが付くとリカバリーが困難となる水草であったりと、、、
大きく広がる水流をどこに通すのか?よく考慮しないと少々利用しづらいかもしれません。
排水口+水流分散板上向き
3つ目はバブルチョイスの水流分散板を排水パイプ(フレキシブルパイプ)に直接接続した場合。排水口+水流分散板上向き。
排水口を水面ぎりぎりにすると、↓の写真のようにきれいな弧を描きます。水面の水流&水圧はディフューザーありの場合より弱いですが、油膜対策に向きそうです。
私感ですが、この水面の揺れは、非常に美しく、照明を調整して水影を作ると幻想的です。。。
機能性を考えると、他のパーツの組み合わせの方が明らかに有用なので、選択することはなかなかないと思います。
しかし、美しい噴水のようなフィルターからの水流はアクアリウムではそれほどなくオンリーワンでしょう。
インテリア重視の水槽やオープンアクアリウムのアクセントとして利用してみてはいかがでしょうか?。
・アクアリウム用品でもっと水の動きを楽しめる商品があってもいいのではないか?
・もっと水影を楽しめる商品があってもいいのではないか?
そう現在のアクアリウム用品の窮屈さを一考できる利用法です。
排水口+水流分散板下向き
最後は排水口+水流分散板下向き。
単純に排水口の水流と水圧を弱められます。
ナチュラルフローパイプよりは若干強めの水圧となります。
さて、この利用方法の特徴ですが、それは・・・
見た目が非常にすっきりしているので、水槽に美しさを求めたり、インテリア性を求めている人に向いていると思います。
が・・・
こちらの利用法では、エアレーションの効果は望めません。純粋に水流を弱めるための利用法となっています。
バブルチョイスとナチュラルフローパイプを合体!
さて、ここからは合わせ技。
ナチュラルフローパイプ+バブルチョイスについてです。
なんとバブルチョイスの給水部は12/16ホース用パイプに接続できるようになっているのですが、その排水部もどういうわけか12/16ホース用パイプと同径になっています。
なので、、、、バブルチョイスの先端にナチュラルフローパイプを取り付けることができるのです。
で、実際の写真は下の通り。
エアの流れの全景が入っている写真がなくて恐縮なのですが、、、
実際の使用感はナチュラルフローパイプで水流と水圧ものすごく弱められるので、エアが水槽内に全然舞いません。
45cm規格水槽でもちょっと弱すぎるかなぁ・・・という感じです。
なので、油膜対策は厳しいかもしれませんね。
しかし、水流&水圧が苦手な生態がいる水槽でディフューザーを使いたい場合には有用かもしれません。
とはいえ、上の話は2213と接続した場合の話です。
よりパワフルな外部ろ過や水中ポンプならば、ナチュラルフローパイプとバブルチョイスの組み合わせはうまいこと機能するはずです。
が・・・その組み合わせを利用したいがために水中ポンプの水流を強くするのは本末転倒な気がしなくもないような。。。
エーハイム・ディフューザーとの色・大きさ比較
さて話がだいぶ長くなってきましたが、最後にライバルとなるエーハイムのディフューザーとの外見を写真で比較してみます。
下の写真の通り、両者を比較してみると、バブルチョイスの方がコンパクトですね。
色はエーハイムのディフューザーはおそらく実用性重視の黒色透明。
バブルチョイスはおしゃれ重視の無色透明です。
その見た目については水草水槽ではバブルチョイスの方が断然目立たないと思います。
しかし、
コケの出る環境になりやすい水槽では、エーハイムのディフューザーの方がメンテンナンス性に優れているかと思います。エーハイムのディフューザーは分解できますしね。
どんな道具にも適材適所はあるものです。
というわけで、レビューはこれでおしまいです。
あとがき的なにか
ちょっと、お気に入りのアイテムなのでいろいろ書いてみました。
ルドウィジア・フローティングプラント枯死~ドワーフフロッグピットが到着するまでの間は使っていたのですが・・・
現在我が家ではドワーフフロッグピット様が水面に浮かんでおられますので、水面の急な水流は厳禁ゆえに、バブルチョイスは利用してません。
ですが、使い勝手の良さ、水面の揺らぎ観賞用、油膜対策用として大切に保管されています。
さて、次回は再びろ材レビューに戻りまして・・・
シポラックスについてレビュー
をしたいと思います
それでは次回もお楽しみに!
(最終更新:2019/12/28)
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